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みちくさをくう【道草を食う】🔗⭐🔉
みちくさをくう【道草を食う】
用事以外の物事に時間を費やすことのたとえ。
《例文》
「道草を食って、帰宅が遅れた。」
本来の、または望みの物事以外の物事をして途中でつまらない時間を費やすことのたとえ。
《例文》
「本来の仕事に戻るまできみもずいぶん道草を食ったな。」
《参考》
馬が道ばたの草を食べていてなかなか進まないことから。
みちとおくしてきをしる【道遠くして驥を知る】▽中国🔗⭐🔉
みちとおくしてきをしる【道遠くして驥を知る】▽中国
《遠い道のりを走って、はじめて名馬であることが分かるの意》人の真価は、困難な事態や激動期に遭遇してはじめて判明するということ。
《参考》
「驥」は、1日に千里を走るという良馬のこと。
《出典》
道遠クシテ驥ヲ知リ世偽(イツワ)リテ賢ヲ知ル。〔曹植(ソウショク)・矯志〕
みちにいをひろわず【路に遺を拾わず】▽中国🔗⭐🔉
みちにいをひろわず【路に遺を拾わず】▽中国
《道路に落ちている物があっても、拾って自分のものにしないの意》
世の中がよく治まって人々の生活も豊かになり、民心が安定していることのたとえ。
刑罰が厳しく、人々が法を犯さないことのたとえ。「道に遺(オ)ちたるを拾わず」とも。
《出典》
子産(シサン)退キテ政(マツリコ゛ト)ヲ為(ナ)スコト五年、国ニ盗賊無ク、道ニ遺チタルヲ拾ワズ。〔韓非子(カンヒ゜シ)・外儲説左上篇〕
みちのかたわらのひのぶん【道の傍の碑の文】▽中国🔗⭐🔉
みちのかたわらのひのぶん【道の傍の碑の文】▽中国
すばらしい文章・名文のたとえ。
《参考》
(イ)父が川でおぼれ死に、その川のほとりで悲しみ続けて、後に川に身を投じて死んでしまった、孝女曹娥(ソウカ゛)をあわれんで、邯鄲淳(カンタンシ゛ュン)がつくった碑文がすぐれていたという故事から。
(ロ)この故事から、他に「黄絹幼婦(コウケンヨウフ)」「有知(ユウチ)無知三十里」などのことばが出ている。
(ハ)有知無知三十里。
《出典》
〔世説新語(セセツシンコ゛)・捷悟篇〕
みちをつける【道を付ける】🔗⭐🔉
みちをつける【道を付ける】
《道路を設けるの意》進むべき方向の手掛かりをつける。糸口をつける。
《例文》
「道を付けるだけはしてやるから、あとは自分の力でやりなさい。」
みちにいをひろわず【道に遺を拾わず】🔗⭐🔉
みちにいをひろわず【道に遺を拾わず】
理想的な政治がおこなわれ、人々の暮らしが豊かで落ち着いているたとえ。
◎「遺」は落ちている物。人々が道に落ちている物を拾おうとさえしないほど、豊かで太平であるの意から。「道に遺(お)ちたるを拾わず」とも言う。
〔出〕韓非子(かんぴし)
みちはちかきにありてとおきにもとむ【道は邇きに在りて遠きに求む】🔗⭐🔉
みちはちかきにありてとおきにもとむ【道は邇きに在りて遠きに求む】
いたずらに高遠なもの、難解な理論を求めて、とかく近くにある道理や真理を見落としてしまうことのたとえ。
◎「邇き」は「近き」の意。道理や真理は、案外ごく手近なところにあるのに、わざわざ遠いところにそれを求めようとするの意から。
〔出〕孟子(もうし)
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