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みにある【身に余る】🔗🔉

みにある【身に余る】 その人の身分にとって十分過ぎることのたとえ。「身に過ぎる」とも。 《例文》 「そんなにほめていただいて、身に余る光栄です。」 その人の力量を超えていて成し遂げるのがむずかしいことのたとえ。「誇張でなしに社運を賭(ト)した身に余る大事業であった。」《井上靖(イノウエヤスシ)・闘牛》

みにうるししすみをのむ【身に漆し炭を呑む】▽中国🔗🔉

みにうるししすみをのむ【身に漆し炭を呑む】▽中国 《姿を変えるために、体に漆を塗ってハンセン病の患者を装い、炭を呑んで口がきけないふりをするの意》復讐(フクシュウ)しようとして苦心することのたとえ。 《参考》 戦国時代、晋(シン)の予譲(ヨシ゛ョウ)は主家を滅ぼした趙(チョウ)の襄子(シ゛ョウシ)に復讐しようとし、襄子の目をごまかすために体に漆を塗り炭を呑むという苦心をして妻にも見分けられない姿となって機会をねらっていたが、ついに捕らえられてしまった。予譲は、最後の願いとして襄子の衣服を借り、これに短刀を突きさした後、その短刀で自殺したという。 《出典》 〔戦国策(センコ゛クサク)・趙〕《史記(シキ)・刺客伝》 《類句》臥薪嘗胆(カ゛シンショウタン)。

みにしみる【身に沁みる】🔗🔉

みにしみる【身に沁みる】 しみじみと心に感ずる。痛切に感じる。 《例文》 「旅先で病気になって、見ず知らずの人から助けてもらい、人の情けが身に沁みて分かった。」 寒さや痛さなどがからだに強く感じられる。 《例文》 「寒さが身に沁みる。」 《参考》 「沁みる」は、「染みる」とも書く。

みにすぎたかほうはわざわいのもと【身に過ぎた果報は災いの元】🔗🔉

みにすぎたかほうはわざわいのもと【身に過ぎた果報は災いの元】 身分不相応に望んで得た過分な幸せは、災いを招くもとになるということ。 《参考》 「元」は、「基」とも書く。 《類句》福過ぎて禍い生ず。

みにすぎる【身に過ぎる】🔗🔉

みにすぎる【身に過ぎる】 身に余る

みにつける【身に付ける】🔗🔉

みにつける【身に付ける】 衣服や装身具などを着用する。 学問や技術などを習得する。 《例文》 「専門の知識を身に付ける。」 金や物を所持する。

みにつまされる【身につまされる】🔗🔉

みにつまされる【身につまされる】 他人の不幸や苦しみなどが、まるで自分のことのように切実に感じられる。 《例文》 「飛行機事故で母親を失った人の悲しみの声を聞き、身につまされて思わず涙が出た。」

みにならない【身にならない】🔗🔉

みにならない【身にならない】 その人の肉体上・精神上の利益にならない。 《例文》 「こんな本をいくら読んでも身にならないよ。」 《対句》身になる。

みになる【身になる】🔗🔉

みになる【身になる】 その人の置かれた立場に立つ。 《例文》 「私の身に(も)なって考えて下さい。」 その人の肉体上・精神上の利益になる。 《例文》 「たまには、もっと身になるものが食べたい。」 《対句》身にならない。

みにすぎたかほうはわざわいのもと【身に過ぎた果報は災いの基】🔗🔉

みにすぎたかほうはわざわいのもと【身に過ぎた果報は災いの基】 分不相応のしあわせというものは、とかく災いを招く原因になる。だから、しあわせも分相応なほうがよいということ。 ◎「果報」は幸運・幸福の意。 〔類〕大吉は凶に還る

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