しゅ-たい [0][1] 【主体】
(1)自覚や意志をもち,動作・作用を他に及ぼす存在としての人間。
(2)集団・組織・構成などの中心となるもの。「学生を―とするデモ行進」
(3)〔哲〕
〔(ギリシヤ) hypokeimenon; (ラテン) subjectum〕
(ア)何らかの性質・状態・作用などを保持する当のもの。読書という行為における読み手,赤いという性質を具有する花,の類。(イ)(「主観」が認識論的意味で用いられるのに対し,存在論的・倫理学的意味で)行為・実践をなす当のもの。
⇔客体
→主観
(4)機械や製品の主要部分。