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たて【縦・竪・経】🔗⭐🔉
たて [1] 【縦・竪・経】
(1)(水平に対して)上下の方向。垂直の方向。また,その長さ。「―に線を引く」「―長」
(2)(左右に対して)前後への方向。また,その長さ。「―に並ぶ」
(3)(比喩的に)同僚との関係ではなく,上司と部下との関係。「―の人間関係」
(4)南北の方向。また,その距離。
(5)「経(タテ)糸」に同じ。「―もなく緯(ヌキ)も定めず娘子(オトメ)らが織るもみち葉に霜な降りそね/万葉 1512」
⇔横
たとい【仮令・縦・縦令】🔗⭐🔉
たとい タトヒ 【仮令・縦・縦令】 (副)
(1)「とも」「ども」「せよ」などと呼応して,逆接仮定条件を表す。「たとえ(仮令)」に同じ。「―時うつり,ことさり,たのしびかなしびゆきかふとも,このうたのもじあるをや/古今(仮名序)」
(2)「ば」などと呼応して,順接仮定条件を表す。もし。かりに。「―梵王の請を受けて一乗を説かば,損有りて益無からむといふことをいふ/法華義疏(長保点)」
(3)かりに想像してみると。たとえば。「―壮士の臂項の屈申する如く/弥勒上生経賛(平安初期点)」
〔古くは漢文訓読に多く用いられた〕
たとえ【仮令・縦】🔗⭐🔉
たとえ タトヘ [0][2] 【仮令・縦】 (副)
〔「たとい」の転か〕
「ても」「とも」「せよ」などと呼応して,逆接仮定条件を表す。かりに。よしんば。たとい。「―わが身がどうなろうとも,助け出さなければ」「―行ったとしても,会えないだろう」
ほしい-まま【縦・恣・擅】🔗⭐🔉
ほしい-まま [2] 【縦・恣・擅】 (名・形動)[文]ナリ
〔「ほしきまま」の転〕
やりたいままに振る舞うこと。自分の思いどおりに事を行うこと。また,そのさま。「―の悪業」「一国の政治を―にする」
ほしき-まま【縦・恣・擅】🔗⭐🔉
ほしき-まま 【縦・恣・擅】 (形動ナリ)
「ほしいまま」に同じ。「巧みにして,―なるは,失のもとなり/徒然 187」
よし【縦】🔗⭐🔉
よし [1] 【縦】 (副)
〔「可(ヨ)し」と仮に許す意〕
(1)(下に仮定の言い方を伴う)好ましくないことであっても…だ,の意を表す。たとえ。かりに。万一。「―命を失おうとも悔いはしない」「―其れが出来難いにせよ/武蔵野(独歩)」
(2)不満足だがまあしかたがない,それはそれでまあいい,などの気持ちを表す。ままよ。「人皆は萩を秋と言ふ―我は尾花が末(ウレ)を秋とは言はむ/万葉 2110」
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