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おも【面】🔗⭐🔉
おも [1] 【面】
(1)表面。うわべ。「池の―」
(2)顔。顔つき。「―知る児らが見えぬころかも/万葉 3068」
(3)面影。様子。「寝もとか子ろが―に見えつる/万葉 3473」
〔現代では「おもやせ」「おもやつれ」「おもなが」などの形で用いられる〕
おもて【面】🔗⭐🔉
おもて [3] 【面】
(1)かお。顔面。「―を伏せる」
(2)ものの表面。「湖の―」
(3)能などの面。仮面。
(4)面目。体面。「いづくを―にてか,又も見え奉らむ/源氏(賢木)」
つら【面・頬】🔗⭐🔉
つら [2] 【面・頬】
(1)顔。おもて。「顔」よりもぞんざいな言い方。「そんなことをいうやつの―が見たい」「おめおめとどの―下げて」「泣きっ―」「ふくれ―」
(2)物の表面。「上(ウワ)っ―」
(3)(「づら」の形で)名詞の下に付いて複合語として用いられ,そういう顔をしている,そういう様子である意を表す。相手をののしる気持ちを込めていう語。「馬―」「紳士―」
(4)ほとり。あたり。かたわら。「払ひ出でたる泉の―に,をかしき程の巌立てり/宇津保(俊蔭)」
(5)ほお。「かの翁が―にあるこぶをやとるべき/宇治拾遺 1」
めん【面】🔗⭐🔉
めん 【面】
■一■ (名)
(1) [0]
顔。つら。また,顔立ち。「あの娘は―はいい様だが/草枕(漱石)」
(2) [0]
顔につけるもの。(ア)人・動物などに模したもの。仮面。(イ)顔につける防具。剣道の面頬(メンポオ),野球の捕手のかぶるもの,防毒マスクなど。(ウ)剣道で,決まり手の一。面を打つこと。
(3) [0]
顔を合わせること。向き合うこと。「―ニ申サウズ/日葡」
→面と向かって
(4) [1]
外から見える,物の外側の(平らな)部分。「白い―を上にして重ねる」
(5) [1]
数学で,平面と曲面との総称。立体とその周囲の空間との境。
(6) [1]
事柄のそれぞれの領域。「資金の―では困らない」
(7) [1]
ある方面。ある部面。「財政の―で援助する」「技能の―で劣っている」
(8) [0]
材の角(カド)を削り取ったときにできる部分。柱や建具の桟(サン)などに用いる。切り面・唐戸面・几帳面(キチヨウメン)など。
■二■ (接尾)
助数詞。平たい物を数えるのに用いる。「鏡一―」「テニス-コート二―」
も【面】🔗⭐🔉
も [1] 【面】
〔「おも」の「お」が脱落した形〕
おもて。表面。あたり。方向。「阿倍の田の―に居る鶴(タズ)の/万葉 3523」
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