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おも【面】🔗🔉

おも【面】 顔。顔つき。容貌(ようぼう)。「いと美(うる)はしき君が―」〈上田敏訳・春の貢〉表面。「川の―」おもかげ。「佐野山に打つや斧音(をのと)の遠かども寝もとか児ろが―に見えつる」〈万・三四七三〉

おも‐て【面】🔗🔉

おも‐て【面】 《「おも(面)」に、方向・方面を表す「て」の付いたもの。正面のほう、の意》顔面。顔。「―を赤らめる」「―を伏せる」仮面。めん。主として能・狂言に用いるものにいう。物の表面。外面。「池の―」面目。体面。「いづこを―にかはまたも見え奉らむ」〈源・賢木〉

つら【面・×頬】🔗🔉

つら【面・×頬】 顔。顔つき。現代では、やや乱暴な言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの―下げて来た」「ちょっと―を貸せ」物の表面。「上(うわ)っ―」ほとり。あたり。「曹司の蔀(しとみ)の―に立ちより給へりけるも」〈大和・八三〉ほお。「―いと赤うふくらかなる」〈能因本枕・六二〉(「づら」の形で)名詞の下に付いて、…のような顔をしている、…のようなようすである意を表す。相手をさげすむ気持ちを込めて用いる。「ばか―」「紳士―」

べし‐めん【×面・△圧面】🔗🔉

べし‐めん【×面・圧面】 (べしみ)

めん【面】🔗🔉

めん【面】 [名]顔。「―のいいのを鼻にかける」顔につけるかぶりもの。多くは人物・動物などの顔をかたどったもので、神楽・舞楽・能・狂言や、子供のおもちゃなどに使われる。仮面。面形(おもてがた)。おもて。顔面または頭部を保護するためにつける防具。剣道の面頬(めんぽお)、野球の捕手がつけるマスクなど。剣道の技の一。頭部を打つこと。物の外側の、平らな広がり。表面。数学で、線が運動したときにできる、広がりはあるが厚さのない図形。平面と曲面がある。「―に垂直な直線」建築で、角材の稜角(りようかく)を削り落としてできる部分。切り面・几帳面(きちようめん)など。方面。「資金の―で援助する」〔接尾〕助数詞。鏡・琵琶(びわ)・硯(すずり)・能面・仮面・碁盤など、平たいものを数えるのに用いる。「琴一―」「三―のテニスコート」

も【△面】🔗🔉

も【面】 《「おも(面)」の音変化》おもて。表面。「水(み)の―」「つくばねのこの―かの―に影はあれど君がみかげにます影はなし」〈古今・東歌〉

もて【△面】🔗🔉

もて【面】 「おもて」の音変化。「あが―の忘れも時(しだ)は筑波嶺を振りさけ見つつ妹は偲(しぬ)はね」〈万・四三六七〉

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[音]メン    ベン [訓]おも    おもて    つら    そむ‐く    まみ‐える    むか‐う    も [部首]面 [総画数]9 [コード]区点    4444      JIS   4C4C      S‐JIS 96CA [分類]常用漢字 [難読語] →あか‐つら【赤面・赭面】おも‐がい【面繋・面懸・羈・面掛】おもご‐けい【面河渓】かげとも【影面】かわ‐も【川面】げい‐めん【黥面】こわもて【強面・怖面】じょう‐めん【尉面】しら‐ふ【素面・白面】す‐め【素面】そとも【背面・外面】たい‐め【対面】てき‐めん【覿面】トイメン【対面】なめ【縵面】にきび【面皰】の‐も‐せ【野面】のり‐めん【法面】ひた‐めん【直面】ひど‐くめん【酷工面】ひ‐も【氷面】べし‐み【見・圧面】べし‐めん【面・圧面】まじ‐め【真面目】ま‐と‐も【正面・真面】ま‐ほ【真秀・真面】み‐な‐も【水面】みのお【箕面】めい‐ぼく【面目】めんがた‐すずめ【面形天蛾】めん‐しょう【面牆】めん‐つ【面桶】メンツ【面子】めん‐つう【面桶】めん‐め【面面】めん‐よ【面妖】や‐も【八面・八方】

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