複数辞典一括検索+

いっ-こん [0] 【一献】🔗🔉

いっ-こん [0] 【一献】 (1)杯(サカズキ)一杯の酒。また,酒をふるまうこと。「―かたむける」「―さしあげたい」 (2)酒のふるまい。小さな酒宴。「或夜―の有りけるに/太平記 5」 (3)室町時代以後の酒宴の礼法で,吸い物・肴(サカナ)の膳(ゼン)を添えて出し,まず酒三杯をすすめること。

いっこん-ぞめ [0] 【一斤染(め)】🔗🔉

いっこん-ぞめ [0] 【一斤染(め)】 紅花一斤で絹一疋(イツピキ)を染めること。また,その色の名。中くらいの濃さの紅色。これより濃い色は禁じられた。

いっさ 【一茶】🔗🔉

いっさ 【一茶】 ⇒小林(コバヤシ)一茶

いっ-さい [1] 【一切】🔗🔉

いっ-さい [1] 【一切】 〔古くは「いっせつ」とも〕 ■一■ (名) 全部。すべて。残らず。「―の責任を負う」「仕事の―を任せる」「―が無駄になる」 ■二■ (副) (下に打ち消しの語を伴って)全然。全く。「遅刻は―許さない」

――衆生(シユジヨウ)悉有仏性(シツウブツシヨウ)🔗🔉

――衆生(シユジヨウ)悉有仏性(シツウブツシヨウ) 〔涅槃経〕 すべて生あるものは,ことごとく仏となる可能性を有している。 →仏性

いっさい-うい ― [1]-[1] 【一切有為】🔗🔉

いっさい-うい [1]-[1] 【一切有為】 宇宙間に存在するすべてのもの。因縁によって生滅する,現象界のすべてのもの。万物。万有。

いっさい-うじょう ―ジヤウ [1]-[0] 【一切有情】🔗🔉

いっさい-うじょう ―ジヤウ [1]-[0] 【一切有情】 ⇒一切衆生(イツサイシユジヨウ)

いっさい-かいく [1]-[1] 【一切皆苦】🔗🔉

いっさい-かいく [1]-[1] 【一切皆苦】 〔仏〕 この世界のすべてが,結局はすべて苦であるということ。 →四法印

いっさい-かいくう [1]-[0] 【一切皆空】🔗🔉

いっさい-かいくう [1]-[0] 【一切皆空】 一切の存在は,すべて固定した実体ではなく空であるという仏教の根本教理。色即是空(シキソクゼクウ)。

いっさい-がっさい 【一切合切・一切合財】🔗🔉

いっさい-がっさい 【一切合切・一切合財】 〔「一切」を強めた語〕 全部。残らず。「大火で家財を―失う」

いっさい-しゅじょう ―ジヤウ [5] 【一切衆生】🔗🔉

いっさい-しゅじょう ―ジヤウ [5] 【一切衆生】 〔仏〕 この世に生きているすべての生きもの。生きとし生けるもの。一切有情。

大辞林 ページ 138853