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いるかせ 【忽】 (形動ナリ)🔗🔉

いるかせ 【忽】 (形動ナリ) 「ゆるがせ」に同じ。「此禅門世ざかりのほどは,いささか―にも申す者なし/平家 1」

いる-かわ ―カハ [0] 【入側】🔗🔉

いる-かわ ―カハ [0] 【入側】 ⇒いりかわ(入側)

イル-かんこく 【―汗国】🔗🔉

イル-かんこく 【―汗国】 〔Il〕 チンギス=ハンの孫フラグがイラン・小アジアを中心に建てた王朝(1258-1353)。タブリーズに都した。ガザン汗時代(1295-1304)にイスラム教を国教とし,全盛時代を迎えた。 〔「伊児汗国」とも書く〕

イルクーツク Irkutsk🔗🔉

イルクーツク Irkutsk ロシア連邦,中央シベリアのバイカル湖の西にある都市。アルミ・機械・木材加工などの工業が発達。

いる-さ 【入るさ】🔗🔉

いる-さ 【入るさ】 〔「さ」は時や方角を示す接尾語〕 はいるとき。はいる方角。和歌などでは「いるさのやま」にかけて用いられる。「―の月」「里分かぬ影をば見れど行く月の―の山をたれかたづぬる/源氏(末摘花)」

いるさ-の-やま 【入佐山】🔗🔉

いるさ-の-やま 【入佐山】 兵庫県出石(イズシ)郡出石町の此隅山の続きの峰をさすというが,不詳。いるさやま。((歌枕))「梓弓―は秋霧のあたるごとにや色まさるらむ/後撰(秋下)」

い-るす ― [0][2] 【居留守】🔗🔉

い-るす ― [0][2] 【居留守】 家にいながら,るすを装うこと。「―を使う」

いるま 【入間】🔗🔉

いるま 【入間】 埼玉県南部の市。近年,工業団地が造成され,住宅地化が進む。狭山茶の産地。

いるま-がわ ―ガハ 【入間川】🔗🔉

いるま-がわ ―ガハ 【入間川】 (1)埼玉県南部を流れる川。荒川の支流。古くは江戸に至る重要な水運路。 (2)狂言の一。大名が入間川を渡るとき,入間の逆言葉(サカコトバ)に興味をもち,何某(ナニガシ)に数々の所持品を与えるが,最後にその逆言葉を利用して取り返す。

いるま-ことば [4] 【入間詞】🔗🔉

いるま-ことば [4] 【入間詞】 埼玉県入間地方の方言にあったと伝えられる言い方。「月の鏡」を「鏡の月」,「ある」を「なし」,「行く」を「行かず」というように,語順を逆にしたり反対の意の語を用いたりする。逆言葉(サカコトバ)。入間様(イルマヨウ)。 〔入間川が逆流することがあったので名づけられたとする説もある〕

大辞林 ページ 139059