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いわ-まくら イハ― 【岩枕・石枕】🔗⭐🔉
いわ-まくら イハ― 【岩枕・石枕】
岩の枕。また,石を枕に旅寝すること。「臥しなれぬ浜松が根の―袖打ちぬらしかへる浦波/新拾遺(羇旅)」
→波枕
いわ-まつ イハ― [0][2] 【岩松】🔗⭐🔉
いわ-まつ イハ― [0][2] 【岩松】
イワヒバの別名。[季]夏。
いわま-でら イハマ― 【岩間寺】🔗⭐🔉
いわま-でら イハマ― 【岩間寺】
大津市石山内畑町にある真言宗岩間山正法寺の俗称。醍醐(ダイゴ)寺の別院。西国三十三所第一二番の札所。養老年間(717-724)泰澄(タイチヨウ)の創建で,日本三霊所の一。本尊の千手観音は俗に汗かき観音・雷除け観音と呼ばれる。
いわみ イハミ 【石見】🔗⭐🔉
いわみ イハミ 【石見】
旧国名の一。島根県西部に相当。石州(セキシユウ)。
いわみ-がた イハミ― 【石見潟】🔗⭐🔉
いわみ-がた イハミ― 【石見潟】
島根県那賀郡から江津市にかけての海浜。((歌枕))「つらけれど人には言はず―うらみぞ深き心一つに/拾遺(恋五)」
〔多く「言う」の意をかけ,また石見潟の浦廻(ウラミ)というところから浦廻と同音の「恨み」にかかる枕詞のようにも用いられる〕
いわみ-がわら イハミガハラ [4] 【石見瓦】🔗⭐🔉
いわみ-がわら イハミガハラ [4] 【石見瓦】
石見地方で産する瓦。釉薬(ユウヤク)を用い重厚な光沢をもつ。
いわみ-ぎん イハミ― [3] 【石見銀】🔗⭐🔉
いわみ-ぎん イハミ― [3] 【石見銀】
江戸時代,石見銀山で運上銀として鋳造した灰吹き銀。
いわみ-ぎんざん イハミ― [4] 【石見銀山】🔗⭐🔉
いわみ-ぎんざん イハミ― [4] 【石見銀山】
(1)島根県大田(オオダ)市大森にあった大銀山。一六世紀の初頭に発見され,江戸時代には幕府直轄となり,一七世紀初頭が最盛期。1923年(大正12)休山。大森銀山。
(2)石見銀山から出るヒ石で製造した殺鼠(サツソ)剤。毒薬にも使われた。「―鼠とり薬でも食つたらう/滑稽本・浮世風呂 4」
いわみ-ばんし イハミ― [4] 【石見半紙】🔗⭐🔉
いわみ-ばんし イハミ― [4] 【石見半紙】
和紙の一。江戸時代,石見国津和野藩・浜田藩で生産が始まった。きわめて丈夫なため,障子紙・帳簿用紙・包装紙などに用いられる。石州半紙。
大辞林 ページ 139107。