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うに🔗🔉

うに 泥炭。石炭。「伊賀の山家に―といふ物有り/芭蕉翁発句集」

うに [1] 【海胆・海栗】🔗🔉

うに [1] 【海胆・海栗】 (1)ウニ綱の棘皮(キヨクヒ)動物の総称。からだは栗(クリ)のいがに似て多くのとげをもち,とげの間に管足がある。種類は多く,大きさ・色はさまざま。上面中央に肛門(コウモン),下面中央に口がある。ムラサキウニ・アカウニ・バフンウニの卵巣は食用。がぜ。[季]春。 (2)(普通「雲丹」と書く)ウニの卵巣を塩漬けにした食品。粒ウニと練りウニがある。

ウニコール [3] (ポルトガル) unicorne🔗🔉

ウニコール [3] (ポルトガル) unicorne 〔ウニコーンとも〕 (1)西洋の伝説上の動物。一角獣。ユニコーン。 (2)海獣イッカクの別名。 (3)海獣イッカクの角を原料とした解熱薬。疱瘡(ホウソウ)の薬とした。ウンカフル。「持参金―まで飲んだつら(=アバタ面)/柳多留 5」 (4)〔(3)の薬に偽物が多かったので〕 うそ。「踊り子の話大きな―/柳多留 14」

うに-つぼ [2] 【海胆壺】🔗🔉

うに-つぼ [2] 【海胆壺】 ウニの殻。

うに-やき [0] 【雲丹焼(き)】🔗🔉

うに-やき [0] 【雲丹焼(き)】 魚や蒲鉾(カマボコ)にウニをぬりつけて焼いた料理。

う-にょう ―ネウ [0] 【右繞】🔗🔉

う-にょう ―ネウ [0] 【右繞】 〔仏〕 古代インドの礼儀にならい,敬意を払う対象に対し右肩を向けて,時計回りに歩く礼拝法。右旋。 →行道(ギヨウドウ)

うぬ 【汝・己】🔗🔉

うぬ 【汝・己】 〔「おの(己)」の転〕 ■一■ (代) (1)二人称。相手をののしっていう語。「そんなら―がとこのかかあめは/滑稽本・浮世風呂 2」 (2)反照代名詞。自分自身。「暗い晩―が声色通るなり/柳多留 16」 ■二■ [0][1] (感) 相手の言葉や態度に憤慨したときに発する語。「―,失敬なやつだ」

大辞林 ページ 139442