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およぎ-まわ・る ―マハル [5] 【泳ぎ回る】 (動ラ五[四])🔗🔉

およぎ-まわ・る ―マハル [5] 【泳ぎ回る】 (動ラ五[四]) (1)あちこち泳いで移動する。「魚の群れが―・る」 (2)世の中を巧みに渡り歩く。「芸能界を―・る」

およ・ぐ [2] 【泳ぐ・游ぐ】 (動ガ五[四])🔗🔉

およ・ぐ [2] 【泳ぐ・游ぐ】 (動ガ五[四]) 〔古くは「およく」と清音か〕 (1)人・動物などが,手足やひれを動かして水面や水中を移動する。「海で―・ぐ」「川を―・いで渡る」「鹿は三四許(バカリ)―・ぎて渡りける/今昔 23」 (2)うまく世の中で活動する。巧みに世を渡る。「政界を巧みに―・ぐ」 (3)人ごみの中で,人をかき分けて進む。「群集の中を―・いでつき進む」 (4)よろめいて空(クウ)をかくようなかっこうになる。また,ゆれる。「体が―・ぐ」 (5)遊興に深入りする。「自身陥(ハ)まつて―・ぎ出すものなり/浮世草子・禁短気 5」 [可能] およげる

およし-お ―ヲ 【老男】🔗🔉

およし-お ―ヲ 【老男】 〔「およし」は「老ゆ」から派生した形容詞形〕 年取った男。老人。「かく行けば人に憎まえ―はかくのみならし/万葉 804」

およす・く (動カ下二)🔗🔉

およす・く (動カ下二) 〔連用形「およすけ」の例のみみられる〕 (1)子供が成長する。「この世の物ならず清らかに―・け給へれば/源氏(桐壺)」 (2)おとなびる。ませる。「まだきに―・けてざれありき給ふ/源氏(乙女)」 (3)老人めく。地味である。「昼はことそぎ,―・けたる姿にてもありなん/徒然 191」 〔「すく」の清濁は未詳で,「およすく」「およずく」「およすぐ」のいずれか不明〕

およすけ🔗🔉

およすけ 〔動詞「およすく」の連用形から〕 (1)年長であること。「こよなきほどの御―なり/栄花(玉のむら菊)」 (2)老成していること。「道良は―ものなり/著聞 18」

およずれ オヨヅレ 【妖】🔗🔉

およずれ オヨヅレ 【妖】 「およずれごと」に同じ。「人そ言ひつる―か/万葉 420」

およずれ-ごと オヨヅレ― 【妖言】🔗🔉

およずれ-ごと オヨヅレ― 【妖言】 根拠のない,人を迷わすうわさ。およずれ。「たはことか―か/万葉 1408」

大辞林 ページ 140503