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かけ-お ―ヲ [2] 【掛緒・懸緒】🔗⭐🔉
かけ-お ―ヲ [2] 【掛緒・懸緒】
(1)掛け物をかけるためにその上部に付けた紐(ヒモ)。
(2)冠・烏帽子などの緒。
(3)鎧(ヨロイ)の袖に付け,綿上(ワタガミ)の袖付けの緒に結ぶ紐。
→大鎧
かけ-おち [0] 【駆(け)落ち・駈け落ち】 (名)スル🔗⭐🔉
かけ-おち [0] 【駆(け)落ち・駈け落ち】 (名)スル
(1)親から結婚の許しを得られない男女が,しめし合わせてひそかによそへ逃げ隠れること。
(2)逃げて行方をくらますこと。逐電。「困りきつて―とまで思つたところを/五重塔(露伴)」
(3)戦国時代,農民が戦乱・重税などのために散発的あるいは組織的に離村・離郷すること。
(4)江戸時代,貧困・悪事などのために,居住地を離れ行方をくらますこと。
〔(2)(3)(4) は「欠落」と書く。武士には「出奔(シユツポン)」の語が用いられる〕
かけおち-もの [0] 【駆(け)落ち者】🔗⭐🔉
かけおち-もの [0] 【駆(け)落ち者】
かけおちをした人。「屹度(キツト)―か何にかに違いないよ/花間鶯(鉄腸)」
かけ-おどり ―ヲドリ 【掛(け)踊り】🔗⭐🔉
かけ-おどり ―ヲドリ 【掛(け)踊り】
(1)室町後期より江戸初期にかけて行われた七夕(タナバタ)や盆の風流(フリユウ)踊り。互いに組を仕立てて掛け合いで踊り歩いた。小町踊りなど。
(2)厄神送り・虫送りなどに一方の村境から他の村境まで踊りに厄神を巻き込んで送る踊り。主に夏に行われる。中部地方の山間部に残る。伊勢踊り。
かけ-おび [0] 【掛(け)帯】🔗⭐🔉
かけ-おび [0] 【掛(け)帯】
(1)平安以降,物忌みのしるしに用いた赤い絹の帯。胸にかけ肩を越えて背後で結ぶ。社寺参詣の女子や巫女(ミコ)が用いた。
(2)近世,女房装束の裳の大腰の左右に付けた紐。肩を越して前で結ぶ。
かけ-がい ―ガヒ [0] 【掛(け)買い】 (名)スル🔗⭐🔉
かけ-がい ―ガヒ [0] 【掛(け)買い】 (名)スル
代金あと払いの約束で品物を買うこと。かけ。買い掛かり。
⇔掛け売り
大辞林 ページ 140987。