かん-ざけ [0] 【燗酒】 燗をつけた酒。 ⇔冷や酒

かん-さざん クワン― 【菅茶山】 ⇒かんちゃざん（菅茶山）

かん-ざし 【髪状】 （１）髪のはえ具合。髪の形。「額つき―いみじう美し/源氏（若紫）」 （２）髪。「姫君を近づけて緑の―を撫であげ/御伽草子・鉢かづき」

かん-ざし [0] 【簪】 〔「髪挿(カミサ)し」の転。古くは「かむざし」とも〕 （１）女性が髪にさす飾り。前にさすのを前差し，後ろにさすのを後差しという。金属・竹・象牙・鼈甲(ベツコウ)などで作る。古くは「くし」を含むこともある。 （２）冠(カンムリ)の付属品。冠が落ちないよう，巾子(コジ)の根から髻(モトドリ)に差し込むもの。 →冠 簪（１） [図]

かん-ざし クワン― [0] 【貫緡・貫差】 銭一貫文をさし通す銭緡(ゼニサシ)。また，銭緡で貫いた一貫文の銭。一貫文は千文であるが，貫緡の場合は九六〇文で一貫文として通用した。

カンザス Kansas アメリカ合衆国の中西部にある州。小麦・トウモロコシの産地。肉牛の飼育も盛ん。州都トピーカ。カンサス。

カンザス-シティー Kansas City （１）アメリカ合衆国，ミズーリ州西部の都市。カンザス川とミズーリ川の合流点の東岸に位置する。精肉・製粉や農機具などの製造が盛ん。 （２）カンザス州北東部の，{（１）}の対岸にある都市。大家畜市場があり，食品加工業が発達。

かん-さつ クワン― [0] 【官札】 「太政官札(ダジヨウカンサツ)」の略。

かん-さつ [0] 【閑殺】 （名）スル 気を滅入(メイ)らせて活動できないようにすること。「冷淡は人を―し/熱意（透谷）」

かん-さつ [0] 【監察】 （名）スル 調査し監督すること。また，その役。「厳重に―する」