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き-く [1] 【起句】🔗⭐🔉
き-く [1] 【起句】
詩文の最初の一句。また特に,絶句の第一句。すなわち,起承転結の「起」。
き-く [1][2] 【規矩】🔗⭐🔉
き-く [1][2] 【規矩】
〔「規」はコンパス,「矩」はものさし〕
人の行動の規準となる手本。規則。「以前は自分の信念を日常の―としてゐたが/復活(魯庵)」
→規矩準縄(ジユンジヨウ)
き-く [1] 【喜懼】🔗⭐🔉
き-く [1] 【喜懼】
よろこびとおそれ。一方で喜び,他方ではおそれること。
き・く (動カ五[四])🔗⭐🔉
き・く (動カ五[四])
(「口をきく」の形で)ものを言う。「疲れて口を―・くのも面倒だ」「無駄口を―・く」
→口をきく
[可能] きける
き・く [0] 【利く・効く】 (動カ五[四])🔗⭐🔉
き・く [0] 【利く・効く】 (動カ五[四])
(1)作用・効果が現れる。「薬が―・く」「糊(ノリ)の―・いたシーツ」「ブレーキが―・かない」「双六打つに敵(カタキ)の采(サイ)―・きたる/枕草子(一六二・能因本)」
(2)機能が働く。能力が十分発揮される。「痛くて踏ん張りが―・かない」「スプリングの―・いたベッド」「犬は鼻が―・く」「目が―・く」「手ノ―・イタ細工/日葡」
(3)可能である。有効に働かせることができる。「無理が―・く」「洗濯が―・く」「展望が―・く」「つけの―・く店」
(4)「聞く{(6)}」に同じ。
[慣用] 押しが―・潰(ツブ)しが―
き・く [0] 【聞く・聴く】 (動カ五[四])🔗⭐🔉
き・く [0] 【聞く・聴く】 (動カ五[四])
(1)音・声を耳で感じとる。耳に感じて,知る。「雨の音を―・く」「講義を―・く」「この近くと―・いて来た」
(2)心を落ち着け注意して耳に入れる。傾聴(ケイチヨウ)する。《聴》「音楽を―・く」
(3)人の言うことを理解して,受け入れる。また,従う。ききいれる。「親の言うことなどちっとも―・かない」「願いを―・く」「内に入りてそそのかせど女はさらに―・かず/源氏(明石)」
(4)(「訊く」とも書く)たずねて,答えを求める。問う。「名前を―・く」「自分の胸に―・く」
(5)においをかぐ。鑑賞したり調べたりする。「香を―・く」
(6)(「利く」とも書く)酒を味わって優劣などを判定する。
(7)釣りで,当たりがあったかどうか確かでないときに軽く竿(サオ)をあげて合わせてみる。
[可能] きける
大辞林 ページ 141988。