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げんし-スペクトル [5] 【原子―】🔗🔉

げんし-スペクトル [5] 【原子―】 原子が放出または吸収する光のスペクトル。通常は線スペクトルで,その光の振動数は原子内の電子がそのエネルギー状態を変えることにより決まる。

げんし-せつ [3] 【原子説】🔗🔉

げんし-せつ [3] 【原子説】 物質は原子(アトム)からなるという説。ギリシャ時代(デモクリトスら)よりあるが,近代化学の理論としては,元素は固有の質量をもつ原子からできており,化合物は原子の結合からなるというドルトンの原子仮説を端緒とする。化学的原子論。 →原子論

げんし-たいせき 【原子体積】🔗🔉

げんし-たいせき 【原子体積】 ⇒原子容(ゲンシヨウ)

げんし-だん [3] 【原子団】🔗🔉

げんし-だん [3] 【原子団】 化合物の分子内に含まれる特定の原子の一団。基(キ)と同じように使われるが,さらに広い意味にも用いる。

げんし-たんいけい ―タン― [0] 【原子単位系】🔗🔉

げんし-たんいけい ―タン― [0] 【原子単位系】 原子の規模で諸量を理論的に扱う時に用いられる単位系。この単位系では,例えば長さの単位としてボーア半径をとる。

げんし-どけい [4] 【原子時計】🔗🔉

げんし-どけい [4] 【原子時計】 原子または分子の特定のエネルギー準位間の遷移による放射の振動数が安定していることを利用した時計。アンモニア分子・ルビジウム原子などが用いられたが,現在はセシウム原子や水素原子を利用している。原子周波数標準器。 →秒

げんし-ねつ [3] 【原子熱】🔗🔉

げんし-ねつ [3] 【原子熱】 単体の原子1モルの温度を一度( K )上げるのに必要な熱量。比熱に原子量を乗じて求める。

げんし-ねんりょう-サイクル ―ネンレウ― [8] 【原子燃料―】🔗🔉

げんし-ねんりょう-サイクル ―ネンレウ― [8] 【原子燃料―】 ⇒核燃料(カクネンリヨウ)サイクル

げんし-ばくだん [4] 【原子爆弾】🔗🔉

げんし-ばくだん [4] 【原子爆弾】 核分裂の連鎖反応によって瞬間的に大量のエネルギーを放出させる爆弾。ウラン二三五,プルトニウム二三九を原料とする。1キログラムのウラン二三五が爆発して放出するエネルギーは TNT 火薬2万トンが爆発するときのエネルギーにほぼ等しい。核分裂の際に発生するγ線・β線・中性子線などによる放射線障害,熱放射による火災と火傷,衝撃波による破壊などを起こす。1945年(昭和20)8月,ウランを用いたものが六日広島に,プルトニウムを用いたものが九日長崎にアメリカ軍によって投下され,大惨害をもたらした。原爆。

大辞林 ページ 143539