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ご-ふく [0] 【呉服】🔗🔉

ご-ふく [0] 【呉服】 (1)和服用の織物の総称。特に,絹織物をさすこともある。「―店」 (2)中国,呉の国から日本に伝わった織り方によって作った織物。綾など。くれはとり。「ひとびとも―給はる/宇津保(菊の宴)」

ごふく-じゃく [0] 【呉服尺】🔗🔉

ごふく-じゃく [0] 【呉服尺】 江戸時代,布地を測るのに用いた単位。曲尺(カネジヤク)の一尺二寸を一尺とする。呉服物差し。1875年(明治8)廃止。

ごふく-じょ 【呉服所】🔗🔉

ごふく-じょ 【呉服所】 江戸時代,宮中・幕府・大名家・公家などの用命を受けた呉服屋。呉服のほか金融にも応じた。

ごふく-しょう ―シヤウ [3] 【呉服商】🔗🔉

ごふく-しょう ―シヤウ [3] 【呉服商】 呉服{(1)}を扱うあきない。また,その商人。

ごふく-だな 【呉服店】🔗🔉

ごふく-だな 【呉服店】 「呉服屋」に同じ。

ごふく-の-ま 【呉服の間】🔗🔉

ごふく-の-ま 【呉服の間】 江戸時代,江戸城内の大奥に仕え,将軍・御台所の衣服の事をつかさどった女性。また,その仕事をした部屋。

ごふく-もの [0] 【呉服物】🔗🔉

ごふく-もの [0] 【呉服物】 和服用の織物・布地の類の称。

ごふく-ものさし [4] 【呉服物差(し)】🔗🔉

ごふく-ものさし [4] 【呉服物差(し)】 ⇒呉服尺(ゴフクジヤク)

ごふく-や [0] 【呉服屋】🔗🔉

ごふく-や [0] 【呉服屋】 呉服を売る店。また,売る人。江戸時代は絹織物を扱うものに限っていった。呉服店。

ご-ふく 【御福】🔗🔉

ご-ふく 【御福】 神仏から授かる福。普通,お供物のお下がりをいう。「多聞天の―を主殿に参らせたりや/狂言記・福渡」

ごふく-の-もち 【御福の餅】🔗🔉

ごふく-の-もち 【御福の餅】 神社や寺院の門前で参詣人に売った餅。[嬉遊笑覧]

こ-ぶくさ [2] 【小帛紗・古帛紗】🔗🔉

こ-ぶくさ [2] 【小帛紗・古帛紗】 茶の湯で用いる帛紗の一。高貴な織物または由緒ある布帛(フハク)の類で作る。亭主は濃茶の時,茶碗に添えて出し,客は茶入れ・香合などの拝見の際,下に敷いて扱う。出し帛紗。

ごふく-つぎ [0][3] 【五服継ぎ】🔗🔉

ごふく-つぎ [0][3] 【五服継ぎ】 〔普通のキセルの五服分ほどある,の意〕 火皿の大きなキセル。

ごふく-どころ 【御服所】🔗🔉

ごふく-どころ 【御服所】 平安時代,中務省内蔵(クラ)寮に属し,装束の事をつかさどった所。院・摂関家・大臣家などにも置かれた。ごふくしょ。

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