複数辞典一括検索+

さん・す 【産す】 (動サ変)🔗🔉

さん・す 【産す】 (動サ変) ⇒さんする(産)

さん・す (動サ特活)🔗🔉

さん・す (動サ特活) 〔サ変動詞「する」に助動詞「さんす」が付いた「せさんす」の転〕 「する」の意の尊敬語に丁寧の意が加わった語。なさいます。「無体な事を言ひ掛けて,後で難儀を―・すなえ/浄瑠璃・双蝶蝶」 〔活用は助動詞「さんす」に同じ〕

さんす (助動)(さんせ・さんし・さんす(さんする)・さんす(さんする)・さんすれ・さんせ)🔗🔉

さんす (助動)(さんせ・さんし・さんす(さんする)・さんす(さんする)・さんすれ・さんせ) 〔近世上方の遊女語。一般の女性語としても用いられ,のちさらに男性も用いることがあった〕 動詞およびある種の助動詞の未然形(カ変には連用形)に接続する。相手の動作を尊敬していうのに用いる。お…なさいます。「また来(キ)〈さんし〉たか/仮名草子・浮世物語」「なぜに大きい声してこの本を読ま〈さんす〉/歌舞伎・好色伝授」「これ見〈さんせ〉/浄瑠璃・吉野都女楠」

さん-ず ―ヅ [0][1] 【三途】🔗🔉

さん-ず ―ヅ [0][1] 【三途】 〔仏〕 〔「途」は道・境界の意〕 (1)死者が悪行のために生まれる三つの場所。すなわち火途(地獄道)・血途(畜生道)・刀途(餓鬼道)の総称。三悪道(サンアクドウ)。 (2)「三途の川」の略。「由なかりける海路の知るべ,思へば―の瀬踏みなり/謡曲・藤戸」

さんず-の-かわ ―ヅ―カハ [6] 【三途の川】🔗🔉

さんず-の-かわ ―ヅ―カハ [6] 【三途の川】 〔仏〕 〔中国で作られた十王経による〕 冥土への途中にあり,死んで七日目に極善・極悪でない人が渡るという川。流れの速さの違う三つの瀬があり,生前の業(ゴウ)によって渡る場所が異なる。川のほとりには姥(ウバ)と翁の鬼がいて,亡者の衣を奪うという。三瀬川(ミツセガワ)。三途川。そうずがわ。

さん-ず ―ヅ [0] 【三頭・三図】🔗🔉

さん-ず ―ヅ [0] 【三頭・三図】 馬の尻の方の,百会(ヒヤクエ)の後ろの,骨が盛り上がって高くなった所。

大辞林 ページ 145235