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さん・ずる [0][3] 【参ずる】 (動サ変)[文]サ変 さん・ず🔗🔉

さん・ずる [0][3] 【参ずる】 (動サ変)[文]サ変 さん・ず (1)「行く」「来る」の意の謙譲語。目上の人の所に行く。まいる。参上する。「御挨拶に―・じました」 (2)禅を修行する。参禅する。「一冬,永平寺に―・ずる」 (3)一員として麾下(キカ)に加わる。「源氏勝たば一門なれば,御方(ミカタ)に―・ずべし/平治(中)」 (4)(補助動詞) 「行く」「来る」の意の謙譲語。「今日はお寺詣に連れて―・じますのさ/滑稽本・浮世風呂 2」

さん・ずる [0][3] 【散ずる】 (動サ変)[文]サ変 さん・ず🔗🔉

さん・ずる [0][3] 【散ずる】 (動サ変)[文]サ変 さん・ず (1)散る。散らす。「風に花が―・ずる」「花見連(レン)も,よほど―・じた様子だ/当世書生気質(逍遥)」 (2)なくなる。「洋燧(マツチ)の空箱,ひとふたみ,やう枝と共に―・じ/当世書生気質(逍遥)」 (3)にげる。「追い立てられ四方に―・ずる」 (4)暗い気持ちを払う。「疑念を―・ずる」「気を―・ずる」「世の人に立ち交りて,気鬱を―・ぜん/即興詩人(鴎外)」 (5)金をつかう。散財する。「領内の民財を奪略し来りて之を京洛の内に―・ぜしかば/日本開化小史(卯吉)」

ざん・する [3] 【竄する】 (動サ変)[文]サ変 ざん・す🔗🔉

ざん・する [3] 【竄する】 (動サ変)[文]サ変 ざん・す (1)流罪にする。島流しにする。 (2)文章をこっそり直す。改竄する。

ざん・する [3] 【讒する】 (動サ変)[文]サ変 ざん・す🔗🔉

ざん・する [3] 【讒する】 (動サ変)[文]サ変 ざん・す 人を陥れるために事実を曲げて告げ口する。讒言をする。「誤なるのみかは,是我党を―・する也/慨世士伝(逍遥)」

さん-ずん [1] 【三寸】🔗🔉

さん-ずん [1] 【三寸】 (1)一寸の三倍の長さ。また,短いこと,薄いこと,などのたとえ。「胸―」「舌先―」 (2)〔一尺三寸の台に並べて売ったことから〕 小間物・菓子などを売った大道商人。 (3)遊里で,最下級の女郎。一夜を三つに分け,一切りの揚げ代が三匁であった。三寸局(ツボネ)。「半領の女,―といふ/浮世草子・元禄太平記」

大辞林 ページ 145239