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しじゅうく-いん シジフクン [4] 【四十九院】🔗🔉

しじゅうく-いん シジフクン [4] 【四十九院】 (1)弥勒菩薩の居所兜率天(トソツテン)の内院にある摩尼宝殿と,その四方にある四八の宮殿。 (2)一つの寺院の境内に兜率天を模して建てられた四九の堂。平安時代以後の様式。 (3)前面に六基,後面に一五基,左右に各一四基の塔婆を建てた墓。鎌倉時代以後の様式。

しじゅうく-にち シジフク― [4][2] 【四十九日】🔗🔉

しじゅうく-にち シジフク― [4][2] 【四十九日】 (1)人の死後四九日目の日。中陰の終わる日。僧を招き法事を行う。なななぬか。七七(シチシチ)日。 (2)人の死後四九日の期間。この間,死者はこの世と来世との中間をさまようという。中陰。

しじゅうく-もち シジフク― [4] 【四十九餅】🔗🔉

しじゅうく-もち シジフク― [4] 【四十九餅】 四十九日の法事に,仏前に供えたり縁者に配ったりする餅。

しじゅうしち-し シジフシチ― [5] 【四十七士】🔗🔉

しじゅうしち-し シジフシチ― [5] 【四十七士】 赤穂浪士四七人のこと。

じじゅう-でん 【仁寿殿】🔗🔉

じじゅう-でん 【仁寿殿】 平安京内裏の中央にある殿舎の一。紫宸殿(シシンデン)の北,承香殿の南にあった。初めは天皇の常御殿であったが,のち相撲・蹴鞠(ケマリ)など各種行事の場となった。じんじゅでん。じじゅでん。 →内裏

しじゅうにしょう-きょう シジフニシヤウキヤウ 【四十二章経】🔗🔉

しじゅうにしょう-きょう シジフニシヤウキヤウ 【四十二章経】 経典。一巻。中国後漢代,中国に初めて仏教を伝えた迦葉摩騰(カシヨウマトウ)・竺法蘭(ジクホウラン)が勅命によって漢訳したといわれる。四二章から成り,平易に仏教の基本思想と倫理を説く。

しじゅうに-の-ふたつご シジフニ― 【四十二の二つ子】🔗🔉

しじゅうに-の-ふたつご シジフニ― 【四十二の二つ子】 父親が四二歳のとき,二歳になる男の子。四二に二を加えると「四四(死死)」になることから忌み嫌われた。父親が四一歳のときに生まれた男の子は親を食い殺すという俗信があり,そのため生まれた子を一度仮に捨てて人に拾わせ,これをもらい受けて育てた。

大辞林 ページ 145573