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しらげ-うた 【後挙歌】🔗🔉

しらげ-うた 【後挙歌】 〔「しりあげうた」の転〕 上代の歌曲。終わりの節を高く歌うもの。「下泣きに我が泣く妻を,昨夜(コゾ)こそは安く肌触れ,とうたひたまひき。こは―なり/古事記(下)」

しら・ける [3] 【白ける】 (動カ下一)[文]カ下二 しら・く🔗🔉

しら・ける [3] 【白ける】 (動カ下一)[文]カ下二 しら・く (1)気分がこわれる。興がさめる。気まずくなる。「座が―・ける」 (2)色が薄くなって白くなる。色があせる。「本の表紙が―・ける」「海のまた恐ろしければ頭もみな―・けぬ/土左」 (3)隠していたことがひとに知られてしまう。また,隠していたことをひとに打ち明ける。「恥かしさに隠してはゐたが,かう―・けて来たからは/浄瑠璃・双蝶蝶」「かしらから物ごと―・けて語りぬ/浮世草子・一代男 2」 (4)知らないふりをする。しらばくれる。「『名のらせ給へ』ととぼけ顔,―・けて男にあしらへば/浄瑠璃・日本武尊」

しら・げる [3] 【精げる・白げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 しら・ぐ🔗🔉

しら・げる [3] 【精げる・白げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 しら・ぐ (1)玄米をついて白米にする。「玄米を―・げる」 (2)みがいて仕上げをする。「天の河原に橋柱,―・げ立つるやつき鉋/浄瑠璃・出世景清」

しら-こ [0][3] 【白子】🔗🔉

しら-こ [0][3] 【白子】 (1)魚の精巣。表面が滑らかで白色。食用となる。 (2)先天的に皮膚・毛髪・目などのメラニン色素が欠乏あるいは欠如している個体。皮膚は白色,毛髪は帯黄白色,瞳孔は赤色で,発育障害などを伴うことが多い。白皮症。アルビーノ。しろこ。 →白化(ハクカ)(2)

しらこ-ばと [4] 【白子鳩】🔗🔉

しらこ-ばと [4] 【白子鳩】 ハト目ハト科の鳥。全長約30センチメートル。全身淡灰褐色で,後頭部に黒い半月形の紋がある。ヨーロッパからアジアにかけて分布。日本では埼玉県を中心に少数生息し,特別天然記念物。

しら-ごえ ―ゴ [0] 【白声】🔗🔉

しら-ごえ ―ゴ [0] 【白声】 (1)かん高い声。かなきり声。「松坂音頭の―は/滑稽本・浮世風呂(前)」 (2)(多く「素声」と書く)「語り句{(2)}」に同じ。 (3)能楽で,節のない詞の部分。

大辞林 ページ 146808