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しら-しぼり [3] 【白絞り・白搾り】🔗🔉

しら-しぼり [3] 【白絞り・白搾り】 白胡麻(ゴマ)の種子からしぼった上等な胡麻油。髪油に使った。しろあぶら。しろしぼり。 ⇔黒絞り

しらし-め・す 【知らしめす】 (動サ四)🔗🔉

しらし-め・す 【知らしめす】 (動サ四) 「しろしめす」に同じ。「楽浪(ササナミ)の大津の宮に天の下―・しけむ天皇(スメロキ)の/万葉 29」

しらしめ-ゆ [4] 【白絞め油】🔗🔉

しらしめ-ゆ [4] 【白絞め油】 精製した植物油。本来は菜種を炒(イ)らずに絞った淡色の上質な油。

しら-しら [1][3] 【白白】 (副)🔗🔉

しら-しら [1][3] 【白白】 (副) (多く「と」を伴って) (1)だんだん明るくなっていくさま。夜のしだいに明けるさま。しらじら。「―と夜が明けていく」 (2)薄明るいさま。ほの白く輝いて見えるようす。しらじら。「―と氷かがやき千鳥なく釧路の海の冬の月かな/一握の砂(啄木)」 (3)はっきり。あからさまに。「面影ばかり残して東の方へ下りし人の名は―と言ふまじ/閑吟集」

しらしら-あけ [0] 【白白明け】🔗🔉

しらしら-あけ [0] 【白白明け】 夜が明ける頃。あけ方。あかつき。しらじらあけ。

しら-じら [3] 【白白】 (副)🔗🔉

しら-じら [3] 【白白】 (副) 〔古くは「しらしら」〕 (多く「と」を伴って) (1)しらじらしいさま。「―とした目つき」 (2)「しらしら{(1)}」に同じ。「東の空が―としてきた」 (3)いかにも白く見えるさま。「―と輝く」

しらじら-し・い [5] 【白白しい】 (形)[文]シク しらじら・し🔗🔉

しらじら-し・い [5] 【白白しい】 (形)[文]シク しらじら・し 〔古くは「しらしらし」と清音〕 (1)はっきりそうではないということがわかるさま。見えすいているさま。「―・いうそをつく」「頤(アゴ)で頷(ウナズ)いて満面に―・い追従笑を浮べつ/社会百面相(魯庵)」 (2)知っていて知らないふりをするさま。そらぞらしい。「知らないなどと―・いことがよく言えるな」 (3)興ざめな感じである。「いみじう美々しうてをかしき君たちも,随身なきはいと―・し/枕草子 48」 (4)白い。白く見える。「よそに降るものとこそ見め白雪の―・しくもおもほゆるかな/重之集」 [派生] ――さ(名)

大辞林 ページ 146810