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すて-ふだ [0] 【捨(て)札】🔗⭐🔉
すて-ふだ [0] 【捨(て)札】
江戸時代,罪人を処刑する際,その氏名・年齢・罪状などをしるして街頭に立てた高札。刑の執行後も三〇日間そこに立てて置いた。
すて-ぶち [0] 【捨(て)扶持】🔗⭐🔉
すて-ぶち [0] 【捨(て)扶持】
(1)役に立たない者に捨てるつもりで与える金品。
(2)江戸時代,老幼・婦女・不具者などを援助するために与えた,わずかな扶持米。
すて-ふで [0] 【捨(て)筆】🔗⭐🔉
すて-ふで [0] 【捨(て)筆】
正しい漢字の字画にはないが,筆法の最後に加える点のようなもの。「中」を「
」としたときの「,」など。
」としたときの「,」など。
すて-ぶみ [0] 【捨(て)文】🔗⭐🔉
すて-ぶみ [0] 【捨(て)文】
(1)江戸時代,密告や訴えの趣旨を書き,評定所などの役所に投げ込んだ無署名の文書。
(2)通り一ぺんの,あいさつだけの手紙。「硯借りて,君方への―して/浮世草子・諸艶大鑑 2」
すて-ぼうず ―バウズ 【捨(て)坊主】🔗⭐🔉
すて-ぼうず ―バウズ 【捨(て)坊主】
生活に困ったりなどして世を捨てて坊主になった人。また,坊主をののしっていう語。「娘のきわに―/浮世草子・五人女 4」
すて-ぼり [0] 【捨(て)壕】🔗⭐🔉
すて-ぼり [0] 【捨(て)壕】
攻城軍の行動を妨害するために曲輪(クルワ)外に設けた壕。
すて-み [0] 【捨(て)身】🔗⭐🔉
すて-み [0] 【捨(て)身】
(1)身を捨てるような気持ちで,全力を出して事にあたること。「―の覚悟でぶつかる」
(2)身を捨てること。なげやり。やけっぱち。「―になる」
すて-ミシン [3] 【捨て―】🔗⭐🔉
すて-ミシン [3] 【捨て―】
布端のほつれ止めや補強のために,折らずに一枚のままかけるステッチ。
すて-むち 【捨て鞭】🔗⭐🔉
すて-むち 【捨て鞭】
馬に乗って逃げるときに,馬の尻を打つ鞭。「―を打て引返す/太平記 8」
すて-もの [0] 【捨(て)物】🔗⭐🔉
すて-もの [0] 【捨(て)物】
投げ捨てたもの。捨てて顧みないもの。役に立たないもの。
すて-やく [0] 【捨(て)役】🔗⭐🔉
すて-やく [0] 【捨(て)役】
歌舞伎で,実際には登場しないが,番付面に名だけ記された役。座元が身分だけ役者のときや,花形役者で役が少なく他との釣り合いがとれないときなどに用いられた。
大辞林 ページ 147358。