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そね-の-よしただ 【曾禰好忠】🔗🔉

そね-の-よしただ 【曾禰好忠】 平安中期の歌人。丹後掾であったところから曾丹後・曾丹などと呼ばれた。破格の用語を用いて時の人の嘲笑を買ったが,革新歌人として平安末期の歌人に大きな影響を与えた。「寛和二年内裏歌合」の詠者。家集に「曾丹集」がある。生没年未詳。

そ-ね (連語)🔗🔉

そ-ね (連語) 禁止の意の終助詞「そ」に,あつらえのぞむ意の終助詞「ね」の付いたもの。つねに副詞「な」を上に伴って,「な…そね」の形で用いられる。…ないでほしい。「住吉の出見の浜の柴な刈り―/万葉 1274」

そねざき 【曾根崎】🔗🔉

そねざき 【曾根崎】 大阪市北区,大阪駅南東の歓楽街。梅田およびその周辺の地に当たる。江戸時代は市街北郊の寒村で,蜆川(シジミガワ)(埋め立て)沿いに開かれた新地は遊郭として知られた。

そねざき-てんじん 【曾根崎天神】🔗🔉

そねざき-てんじん 【曾根崎天神】 大阪市北区曾根崎町にある神社。祭神は菅原道真。もと郷社,露天神社。露の天神。お初天神。

そねざきしんじゅう ―シンヂユウ 【曾根崎心中】🔗🔉

そねざきしんじゅう ―シンヂユウ 【曾根崎心中】 人形浄瑠璃。世話物。近松門左衛門作。1703年初演。世話浄瑠璃の嚆矢(コウシ)。大坂北の新地天満屋の遊女お初と内本町の醤油屋平野屋の手代徳兵衛が,恋と男の面目のために曾根崎天神の森で心中した事件を脚色したもの。道行文は名文として名高い。

ソネット [1] sonnet🔗🔉

ソネット [1] sonnet 一四行から成る定型抒情詩。近世,イタリアに始まり,ルネサンス期にドイツ・フランス・イギリスに広まった。四・四・三・三,または四・四・四・二と行分けし,技巧的な押韻をする。一四行詩。小曲。

そねま・し 【嫉まし・妬まし】 (形シク)🔗🔉

そねま・し 【嫉まし・妬まし】 (形シク) ねたましい。「いかなる者の,又かくはするやらんと―・しくおぼえければ/宇治拾遺 13」

そねみ [3] 【嫉み】🔗🔉

そねみ [3] 【嫉み】 そねむこと。ねたみ。嫉妬(シツト)。

そね・む [2] 【嫉む・妬む・猜む】 (動マ五[四])🔗🔉

そね・む [2] 【嫉む・妬む・猜む】 (動マ五[四]) (1)嫉妬(シツト)する。ねたむ。「同僚の昇進を―・む」 (2)嫌う。にくむ。「天且つ―・み地復(マタ)にくみ/霊異記(上訓注)」

その [1] 【園・苑】🔗🔉

その [1] 【園・苑】 (1)庭。庭園。また,花・野菜・果樹を栽培する区域。「桜の―」 (2)(何かの行われる)場所。「学びの―」「女の―」

大辞林 ページ 148299