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つむり-の-ひかる 【頭光】🔗🔉

つむり-の-ひかる 【頭光】 (1754-1796) 江戸後期の狂歌師。本名,岸宇右衛門。別号,桑楊庵・二世巴人亭。日本橋亀井町の町代。狂歌四天王の一人。宿屋飯盛(ヤドヤノメシモリ)らの伯楽連の中心人物。編著「才蔵集」「狂歌上段集」など。

つむ・る [0] 【瞑る】 (動ラ五[四])🔗🔉

つむ・る [0] 【瞑る】 (動ラ五[四]) 〔「つぶる」の転〕 目を閉じる。つぶる。「目を―・る」 [可能] つむれる

つめ [2]🔗🔉

つめ [2] 文楽人形の首(カシラ)の名の一。男女の雑多な端役に用いる。卑俗で庶民的な表情をした一人遣いの人形。

つめ [0] 【爪】🔗🔉

つめ [0] 【爪】 (1)ヒトの手足の指先や爬虫類以上の脊椎動物の指趾の先端をおおう板状の角質の部分。ヒトの平爪,イヌ・ネコの鉤爪(カギヅメ),ウシ・ウマの蹄(ヒヅメ)など。「―を切る」「―でひっかく」 (2)琴を弾くとき,指先にはめる爪状の道具。琴爪。 (3)物を引っかけたりつりさげたりするもの。鉤(カギ)の類。 (4)けちで欲深いこと。「ほんにお前も―ぢやあなあ/歌舞伎・侠詞花川戸」 →爪の垢(アカ)(独立項目)

――で拾って箕(ミ)で零(コボ)す🔗🔉

――で拾って箕(ミ)で零(コボ)す 長い苦労の成果を,一時に浪費してしまうことのたとえ。

――に爪なく瓜(ウリ)に爪あり🔗🔉

――に爪なく瓜(ウリ)に爪あり 「爪」と「瓜(ウリ)」の,よく似た字形の違いをわかりやすくいった言葉。

――に火をともす🔗🔉

――に火をともす 〔蝋燭(ロウソク)の代わりに爪に火をともす意〕 極端な倹約ぶりをたとえていう語。

――の長・い🔗🔉

――の長・い 欲が深い。「おお,どうで鷲か(クマタカ)か,―・い猿松め/浄瑠璃・関取千両幟」

――を隠・す🔗🔉

――を隠・す 才能を表面に出さない。「能ある鷹(タカ)は―・す」

――を研(ト)・ぐ🔗🔉

――を研(ト)・ぐ けものが爪をみがく。準備して獲物を待ち構えるたとえ。「復讐の―・ぐ」

つめ [2] 【詰(め)】🔗🔉

つめ [2] 【詰(め)】 (1)詰めること。 (2)物のすき間などに詰めるもの。「箱の―」 (3)端。きわ。「橋の―の番小屋」 (4) ⇒お詰め (5)将棋で,勝負のつきそうな最後の局面。転じて,物事の最終段階。「―で手が狂う」「―が甘い」 (6)〔「煮詰め」の略〕 穴子(アナゴ)の煮汁などを煮詰めたたれのこと。鮨屋(スシヤ)などでは穴子や蝦蛄(シヤコ)の表面に塗る。 (7)〔振袖に対する脇詰めの意〕 年増の女。「枕のお伽が御用ならば振袖なりと―なりと/浄瑠璃・丹波与作(中)」

大辞林 ページ 149814