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てりは-きょうげん ―キヤウ― [4] 【照葉狂言】🔗🔉

てりは-きょうげん ―キヤウ― [4] 【照葉狂言】 (1)〔「てには俄(ニワカ)狂言」の転とも,創始者の女性の名からともいう〕 能・狂言に俄(ニワカ)・歌舞伎などの手法を加えた芸能。囃子(ハヤシ)には三味線が加わり,俗謡・手踊りなどもまじえて演じられた。江戸末期に起こり,明治後期まで続いた。てるはきょうげん。 →今様能(イマヨウノウ) (2)書名(別項参照)。

てりは-ぼく [3] 【照葉木】🔗🔉

てりは-ぼく [3] 【照葉木】 オトギリソウ科の常緑大高木。熱帯地方の海岸に広く分布し,防風林などとしても植えられている。葉は長楕円形で厚く光沢がある。夏,葉腋(ヨウエキ)に白色の四弁花を総状につけ,球形の核果を結ぶ。種子の油を灯用・薬用とし,材は建築・家具材とする。ヤラボ。

てり-は・える [4] 【照り映える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 てりは・ゆ🔗🔉

てり-は・える [4] 【照り映える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 てりは・ゆ 光を受け美しく輝く。「夕日に―・える紅葉」

てりはきょうげん ―キヤウゲン 【照葉狂言】🔗🔉

てりはきょうげん ―キヤウゲン 【照葉狂言】 小説。泉鏡花作。1896年(明治29)「読売新聞」に発表。姉のように慕う広岡雪の家庭的不幸を救いえなかった孤児貢(ミツギ)は,その悔悟から照葉狂言一座の女若師匠小親(コチカ)との幸福な生活を捨てて殉ずる。

デリバティブ [2]🔗🔉

デリバティブ [2] 〔derivative financial instruments〕 債券・株式など本来の金融商品から派生した金融取引。先物取引・オプション取引・スワップ取引などがあり,価格変動リスクの回避,低コストの資金調達,高利回りなどの特徴がある。金融派生商品。

デリバリー [2] delivery🔗🔉

デリバリー [2] delivery 配達。配送。

てり-ふ [0] 【照り布】🔗🔉

てり-ふ [0] 【照り布】 上質の白麻布。茶道で茶巾に用いる。

てり-ふり [2] 【照り降り】🔗🔉

てり-ふり [2] 【照り降り】 照ることと降ること。

てりふり-あめ [5] 【照り降り雨】🔗🔉

てりふり-あめ [5] 【照り降り雨】 照ったり,降ったりして不安定な空模様。

てりふり-がさ [5] 【照り降り傘】🔗🔉

てりふり-がさ [5] 【照り降り傘】 晴雨兼用の傘。

てりふり-なし 【照り降り無し】🔗🔉

てりふり-なし 【照り降り無し】 晴雨にかかわりないこと。まわりの状況に左右されないこと。「繁昌さ―に売る所/柳多留 54」

大辞林 ページ 150146