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とさのすなやま 【十三の砂山】🔗🔉

とさのすなやま 【十三の砂山】 青森県津軽地方の民謡で,市浦村十三(ジユウサン)の盆踊り唄。山形県酒田市の「酒田節」が千石船の船乗りの伝馬船漕ぎの唄となって十三港に伝えられ,のちに盆踊り唄として唄われた。

とさ-は 【土佐派】🔗🔉

とさ-は 【土佐派】 日本画の一流派。大和絵様式を継承した画派。宮廷絵所絵師藤原行広が土佐を名乗ったことに始まり,土佐光信により画派として確立。狩野派とともに日本画の二大流派として江戸末期まで続いた。

とさ-ばんし [3] 【土佐半紙】🔗🔉

とさ-ばんし [3] 【土佐半紙】 土佐国から産出する半紙。品質のよいものとして知られた。

とさ-ぶし [0] 【土佐節】🔗🔉

とさ-ぶし [0] 【土佐節】 (1)江戸浄瑠璃の一。土佐少掾橘正勝を流祖とし,延宝年間(1673-1681)頃から江戸に流行,元禄(1688-1704)頃には「江戸の土佐,京の加賀,大坂の義太夫」ともてはやされた。 (2)土佐産出の鰹節(カツオブシ)。

と-ざま 【外方】🔗🔉

と-ざま 【外方】 (1)よその方。そっぽ。「少し,―に向きて,見給へば/源氏(夢浮橋)」 (2)表だった所。公儀。「お前を―へつくばはせて此の伝三が立ちませぬ/浄瑠璃・反魂香」

と-ざま [0] 【外様】🔗🔉

と-ざま [0] 【外様】 (1)譜代の主従関係をもたない家臣。鎌倉幕府では,北条氏得宗家の家臣を御内人(ミウチビト)というのに対し,それ以外の御家人をさす。室町時代以後は,大名の家格を表すのに用いられ,特に江戸時代では,関ヶ原の合戦以後徳川氏に服属した大名をさし,譜代大名と厳しく区別した。 →親藩 →譜代 (2)直系でなく,傍系であること。また,その人。「―にはなかなかポストが回ってこない」

とざま-ざむらい ―ザムラヒ [4] 【外様侍】🔗🔉

とざま-ざむらい ―ザムラヒ [4] 【外様侍】 江戸時代,外様大名の家臣の侍。

とざま-しゅ [3] 【外様衆】🔗🔉

とざま-しゅ [3] 【外様衆】 室町時代,足利氏一門と譜代の関係をもたず,幕府に対して臣下の礼をとった大名。

とざま-だいみょう ―ミヤウ [4] 【外様大名】🔗🔉

とざま-だいみょう ―ミヤウ [4] 【外様大名】 関ヶ原の合戦以後に徳川氏に臣従した諸侯。外様。

とざま-がまし・い 【外様がましい】 (形)🔗🔉

とざま-がまし・い 【外様がましい】 (形) 〔中世語〕 よそよそしい。他人行儀である。「うちへ入らしまさいで,―・いなう,まづこちへ入らい/狂言・比丘貞」

大辞林 ページ 150662