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とり-の-あと 【鳥の跡】🔗⭐🔉
とり-の-あと 【鳥の跡】
〔昔,中国で,蒼頡(ソウケツ)という人が,鳥の足跡を見て文字を作ったという故事から〕
(1)文字。手跡。また,文字を書いたもの。手紙など。「水の上に浮きたる―もなくおぼつかなさを思ふころかな/新古今(恋一)」
(2)手跡が下手(ヘタ)なことのたとえ。「心にくき所へ遣はす仰せ書などを,誰もいと―にしもなどかはあらむ/枕草子 158」
とり-の-いち [4][3] 【酉の市】🔗⭐🔉
とり-の-いち [4][3] 【酉の市】
一一月の酉の日に行われる鷲(オオトリ)神社の祭礼に立つ市。最初の酉の日を一の酉,以下二の酉・三の酉と呼ぶ。金銀を掻き集めるというところから熊手が縁起物として売られる。東京浅草の鷲神社のものが有名。とりのまち。お酉様。三の酉まである年は火事が多いといわれる。[季]冬。
――の売れ残り🔗⭐🔉
――の売れ残り
〔江戸時代,浅草の鷲(オオトリ)神社の酉の市の夜には近くの吉原も参詣帰りの客でにぎわい,たいていの遊女は客を取ったが,その時でさえ売れ残りとなる醜い遊女の意〕
容貌の醜い女。
とり-の-いわくすぶね ―イハクスブネ 【鳥磐
樟船・鳥の磐樟船】🔗⭐🔉
とり-の-いわくすぶね ―イハクスブネ 【鳥磐
樟船・鳥の磐樟船】
記紀神話で,鳥のように速く,岩のように堅牢なクスノキで造ったという丈夫な船。
樟船・鳥の磐樟船】
記紀神話で,鳥のように速く,岩のように堅牢なクスノキで造ったという丈夫な船。
とりのがく 【鳥の楽】🔗⭐🔉
とりのがく 【鳥の楽】
舞楽,迦陵頻(カリヨウビン)の別名。「―はなやかに聞きわたされて/源氏(胡蝶)」
とりのき-むじん [5] 【取り退き無尽】🔗⭐🔉
とりのき-むじん [5] 【取り退き無尽】
頼母子講(タノモシコウ)の一。当たりくじで金を取った者が退会し,以後金を掛けないもの。江戸時代に流行した。天狗頼母子(テングタノモシ)。
とり-の-くち [0] 【鳥の口】🔗⭐🔉
とり-の-くち [0] 【鳥の口】
春,苗代にまいたあとに残った種もみで作った焼き米。田の神に供える。鳥の焼き米。
とり-のけ [0] 【取り除け】🔗⭐🔉
とり-のけ [0] 【取り除け】
(1)とりのけること。排除。
(2)例外。「ただ坂井丈(ダケ)は―であつた/門(漱石)」
大辞林 ページ 150899。