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なさ・れる [3] 【為される】 (動ラ下一)[文]ラ下二 なさ・る🔗⭐🔉
なさ・れる [3] 【為される】 (動ラ下一)[文]ラ下二 なさ・る
〔動詞「なす」に尊敬の助動詞「れる」の付いたものから。現代語ではおもに連用形のみを用いる〕
(1)動詞「する」の尊敬語。「―・れます」「何事を―・るるぞ/狂言・目近籠骨」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形に付いて,また,「お…なさる」「(御)…なされる」の形で,尊敬の意を表す。「もうおやすみ―・れました」「このたびは御栄転―・れ,おめでとうございます」「一行が到着―・れました」
なさん・す 【為さんす】 (動サ特活)🔗⭐🔉
なさん・す 【為さんす】 (動サ特活)
〔「なさります」の転。近世語〕
動詞「なさる」の丁寧語。多く補助動詞として用いられる。「ようお出で―・した。何と思うて来ておくれ―・した/浄瑠璃・双蝶蝶」「したが又おつとめ―・すさうな/洒落本・浪花其末葉」
〔活用は「なさんせ・なさんし・なさんす・なさんす・なさんすれ・なさんせ(なさんし)」〕
なし 【生し】🔗⭐🔉
なし 【生し】
〔動詞「なす(生)」の連用形から〕
産むこと。「父母が―のまにまに/万葉 1804」
なし 【成し・為し】🔗⭐🔉
なし 【成し・為し】
〔動詞「なす(成)」の連用形から〕
そうすること。せい。「目も鼻もなほし,とおぼゆるは心の―にやあらむ/源氏(総角)」
なし [2][0] 【梨】🔗⭐🔉
なし [2][0] 【梨】
(1)バラ科の落葉高木。ヤマナシの改良品種で日本では古くから果樹として栽培。葉は卵円形。花は白色五弁。果実は球形で八,九月に熟す。果肉にはざらざらした石細胞があり,多汁で甘い。長十郎・二十世紀・菊水などの品種がある。有(アリ)の実。[季]秋。
〔「梨の花」は [季]春。《―の花既に葉勝や遠みどり/富安風生》〕
→山梨(ヤマナシ)
(2)バラ科ナシ属の落葉高木ないし低木の総称。{(1)}のナシのほか,西洋ナシ・中国ナシなどがある。
大辞林 ページ 151142。