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ナラトロジー [3][4] narratology🔗🔉

ナラトロジー [3][4] narratology 物語の構造や語りの機能を分析する文学理論。ロシアの民俗学者プロップによって創始され,R =バルト・グレマス・ジュネットらによって展開された。狭義の文学のみならず,神話・絵画・映画・歴史叙述などへの幅広い適用が試みられる。

ならない (連語)🔗🔉

ならない (連語) 〔動詞「なる」の未然形「なら」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの。「ならぬ」「ならん」とも〕 いろいろな語のあとに付いて補助動詞的に用いられる。 (1)(「…てはならない」の形で)禁止の意を表す。「ここから先へは入っては―ない」 (2)(「…ではならない」の形で)打ち消しの意の決意を表す。「これでは―ない」 (3)(「…なければならない」「…なくてはならない」「…ねばならない」などの形で)当然・義務などの意を表す。…すべきである。…であるはずである。「早く行かなければ―ない」「今日中に仕上げなくては―ない」「もっときれいに書かねば―ない」 (4)(「…てならない」の形で)そのことを禁じえないという意を表す。「不思議に思えて―ない」「毎日がさびしくて―ない」

なら-なく-に (連語)🔗🔉

なら-なく-に (連語) 〔「なら」は断定の助動詞「なり」の未然形。「なくに」は打ち消しの助動詞「ず」のク語法「なく」に助詞「に」の付いたもの〕 …ではないのに。…ではないのだからなあ。「我妹子(ワギモコ)をよそのみや見む越の海の子難(コガタ)の海の島―/万葉 3166」「陸奥(ミチノク)のしのぶもぢずりたれゆゑに乱れむと思ふ我―/古今(恋四)」

なら-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【奈良人形】🔗🔉

なら-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【奈良人形】 奈良名産の一刀彫りの人形。木彫で彩色を施し,置物や根付(ネツケ)とする。春日若宮の祭礼の花笠につけた木偶(デク)が起源という。

ならぬ (連語)🔗🔉

なら (連語) 〔動詞「なる」の未然形「なら」に打ち消しの助動詞「ぬ」の付いたもの。「ならん」とも〕 いろいろな語に付いて補助動詞的に用いられる。「ならない」に同じ。「夜になると,どうも気分が滅入(メイ)って―ぬ」「勉強部屋はできるだけ整頓しておかねば―ぬ」 〔「ならない」に比べて,やや文章語的な文体や,老人的なかたい言い方として用いられる〕 →ならない(連語)

大辞林 ページ 151269