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は・く [1] 【吐く】 (動カ五[四])🔗🔉

は・く [1] 【吐く】 (動カ五[四]) (1)口にふくんだ物・のみこんだ物・息などを,口から外に出す。 ⇔吸う 「荒い息を―・く」「痰(タン)を―・く」「悪酔いして―・く」 (2)中にある物を,狭い所を通して外に出す。「黒い煙を―・いて走る蒸気機関車」「浅間山が煙を―・いている」 (3)言葉として言う。「正論を―・く」「弱音を―・く」「才覚―・くともがらと/了俊歌学書」 (4)白状する。「仲間のアジトを―・く」 [可能] はける [慣用] 気を―・言言(ゲンゲン)火を―・泥を―・火を―

は・く [0] 【穿く・履く・佩く・着く】🔗🔉

は・く [0] 【穿く・履く・佩く・着く】 ■一■ (動カ五[四]) (1)(ズボン・はかまなどの衣服を)足をとおして下半身につける。《穿》「ズボンを―・く」「スカートを―・く」 (2)(足袋(タビ)・靴下・靴などを)足につける。《履》「靴を―・く」「スリッパを―・く」 (3)刀剣などを腰につける。帯びる。さす。《佩》「太刀を―・く」 (4)弓に弦を張る。「せらしめ来なば弦(ツラ)―・かめかも/万葉 3437」 [可能] はける ■二■ (動カ下二) (1)太刀などを身につけさせる。帯びさせる。「一つ松人にありせば大刀―・けましを/古事記(中)」 (2)弓に弦を張る。「陸奥の安達太良(アダタラ)真弓弦―・けて/万葉 1329」 [慣用] 長い草鞋(ワラジ)を―・二足の草鞋(ワラジ)を―

は・く [1] 【掃く】 (動カ五[四])🔗🔉

は・く [1] 【掃く】 (動カ五[四]) (1)ほうき・刷毛(ハケ)などで表面をさっとなでるようにして,塵(チリ)などを除く。また,掃除をする。「毎朝,道路を―・く」 (2)刷毛や筆でさっとなでて,色をつける。「紅を―・く」 (3)養蚕で,掃き立てをする。 (4)はらい除く。「まつろはぬ人をも和(ヤワ)し―・き清め/万葉 4465」 (5)遊里で,なじみにならずに,手当たり次第に芸娼妓を揚げる。「お客に一度でも―・かれた事はないわいな/歌舞伎・伊勢音頭」 [可能] はける

大辞林 ページ 152096