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はな-とり [0] 【鼻取り】🔗🔉

はな-とり [0] 【鼻取り】 田畑を耕す際,牛馬の鼻綱をとって誘導する者。

はな-どり [2] 【花鳥】🔗🔉

はな-どり [2] 【花鳥】 (1)スズメ目ハナドリ科の小鳥。体長8センチメートル内外。背は光沢のある緑黒色,のどは鮮紅色,腹部は淡黄色。熱帯アジア・オーストラリアなどに約九〇種がすむ。花の蜜を吸い,花に集まる昆虫を食う。 (2)花が咲く頃,鳴きさえずる鳥。花に来る鳥。また,花と鳥。「―も時なるかなやさくらがり/新撰菟玖波(発句上)」 (3)方々を渡り歩いて奉公する者。「一季半季の―もとかくは御縁次第なり/浄瑠璃・薩摩歌」

はな-な [2] 【花菜】🔗🔉

はな-な [2] 【花菜】 (1)花が開いた状態の菜の花。[季]春。 (2) ⇒花菜類(カサイルイ)

はなな-づけ [0] 【花菜漬(け)】🔗🔉

はなな-づけ [0] 【花菜漬(け)】 つぼみが少し黄ばんだ程度の菜の花を塩漬けにしたもの。京都の名産。菜の花漬け。[季]春。

バナナ [1] banana🔗🔉

バナナ [1] banana バショウ科バショウ属の大形多年草で果実を食用にする種類の総称。熱帯で広く栽培される。長い葉鞘(ヨウシヨウ)が重なり合って仮茎となり,高さは3〜10メートル。葉は長楕円形。果実は長さ10〜40センチメートルの円柱形で,段状の房につく。多くの品種がある。実芭蕉。[季]夏。

はな-なでしこ [4] 【花撫子】🔗🔉

はな-なでしこ [4] 【花撫子】 (1)襲(カサネ)の色目の名。表は紫,裏は紅。夏に用いる。 (2)シラヒゲソウの異名。

はな-なわ ―ナハ [0] 【鼻縄】🔗🔉

はな-なわ ―ナハ [0] 【鼻縄】 牛の鼻にかける縄。はなづな。

はな-にら [0] 【花韮】🔗🔉

はな-にら [0] 【花韮】 (1)ユリ科の多年草。アルゼンチン原産。観賞用に栽培。ニラに似た臭気がある。葉は広線形。春,高さ約15センチメートルの花茎に径約3センチメートルの星形に平開する淡青色の六弁花を頂生する。ブロディア。[季]春。 (2)ニラの花茎。中国料理で,油炒(イタ)めなどに用いる。

はな-ぬすびと [3] 【花盗人】🔗🔉

はな-ぬすびと [3] 【花盗人】 花,特に桜の花の枝を折り取って盗む人。はなどろぼう。

はなぬすびと 【花盗人】🔗🔉

はなぬすびと 【花盗人】 狂言の一。男が桜の花を盗みにはいって捕らえられ木に縛りつけられるが,花の和歌一首を作れば許すといわれ,「この春は花の下にて縄つきぬ烏帽子桜と人やいふらん」と詠む。

大辞林 ページ 152378