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ひゃく-はち [4] 【百八】🔗🔉

ひゃく-はち [4] 【百八】 (1)仏教で,人の煩悩(ボンノウ)の数。また,それになぞらえて数珠の玉の数ともする。 (2)一年のうちの,一二か月・二十四節気・七十二候を合わせた数。

ひゃくはち-たい [4] 【百八炬火】🔗🔉

ひゃくはち-たい [4] 【百八炬火】 精霊(シヨウリヨウ)の送迎習俗の一。新盆の家あるいは村で共同で焚く盆火。一〇八個の松明(タイマツ)を墓から家まで立てて燃やす。ひゃくはったい。万灯火(マトビ)。

ひゃくはち-の-かね 【百八の鐘】🔗🔉

ひゃくはち-の-かね 【百八の鐘】 寺で朝晩一〇八回鳴らす鐘。特に,大晦日の除夜の鐘。一〇八の煩悩(ボンノウ)を消滅させるためとも,また一年の一二か月・二十四節気・七十二候を合わせた数ともいう。

ひゃくはち-の-ずず 【百八の数珠】🔗🔉

ひゃくはち-の-ずず 【百八の数珠】 一〇八個の数珠玉で作った数珠。人の煩悩(ボンノウ)の数になぞらえる。

ひゃくはち-ぼんのう ―ナウ [5][0] 【百八煩悩】🔗🔉

ひゃくはち-ぼんのう ―ナウ [5][0] 【百八煩悩】 〔仏〕 一〇八種の心の迷い。その数え方は一様でないが,主なものに二種ある。一つは三界の見惑八十八使と三界の修惑十使にさらに十纏(ジユウテン)を加えたもの。もう一つは眼・耳・鼻・舌・身・意の六根にそれぞれ六つの煩悩があって三六,これらをそれぞれ過去・未来・現在に配して計一〇八とするもの。一般には,おびただしい人間の心の迷いのこと。

ひゃくはちじゅう-ど ヒヤクハチジフ― [5] 【百八十度】🔗🔉

ひゃくはちじゅう-ど ヒヤクハチジフ― [5] 【百八十度】 (1)一度の一八〇倍。特に,角度の一八〇度は一直線上にある線分と線分との角度,すなわち九〇度の二倍。 (2)(転じて)正反対の方向。「―のイメージ-チェンジ」「―の方向転換」

ひゃく-ばん [2] 【百番】🔗🔉

ひゃく-ばん [2] 【百番】 (1)一〇〇にあたる順位・順番・等級など。 (2)一〇〇組または一〇〇対の,組み合わせ・取り合わせ・取組など。 (3)近世,比較的親しまれている一〇〇曲の謡曲のこと。内百番と外百番がある。

ひゃく-ひとつ 【百一つ】🔗🔉

ひゃく-ひとつ 【百一つ】 〔百に一つの意〕 ほとんど望みのないこと。きわめてまれなこと。「大門を出る病人は―/柳多留(初)」

大辞林 ページ 153068