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ふき-とば・す [4][0] 【吹(き)飛ばす】 (動サ五[四])🔗🔉

ふき-とば・す [4][0] 【吹(き)飛ばす】 (動サ五[四]) (1)風などが強く吹いて飛ばす。「台風で屋根が―・される」 (2)一気に追い払う。一度に払いのける。「暑さを―・す」「悲しみを―・す」 [可能] ふきとばせる

ふき-と・ぶ [3] 【吹(き)飛ぶ】 (動バ五[四])🔗🔉

ふき-と・ぶ [3] 【吹(き)飛ぶ】 (動バ五[四]) (1)風に吹かれて物が飛ぶ。「看板が―・ぶ」 (2)心中の思いがすっかり消えてなくなる。「疑いの念が―・ぶ」「夢も希望も―・んだ」

ふき-と・る [3] 【拭き取る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ふき-と・る [3] 【拭き取る】 (動ラ五[四]) 布や紙でふいて汚れなどを取り去る。ぬぐい取る。「足跡を―・る」「汗を―・る」 [可能] ふきとれる

ふき-ながし [0] 【吹(き)流し】🔗🔉

ふき-ながし [0] 【吹(き)流し】 (1)旗・指物の一種。幾条かの長い布を半円形の枠に取り付け,竿の先につけて風に吹きなびくようにしたもの。昔,軍陣などで用いた。 (2){(1)}の形状を模したもの。(ア)端午の節句に,鯉幟(コイノボリ)とともにあげるもの。鯉幟も本来はこの類に含まれる。[季] 夏。(イ)空中にあげ,風の方向を知る筒状の布。気象台・飛行場などで使う。 (3)歌舞伎で,女の手ぬぐいのかぶり方の一。広げたまま頭にふわりとかけたもの。 吹き流し(1) [図]

ふき-なら・す [4][0] 【吹(き)鳴らす】 (動サ五[四])🔗🔉

ふき-なら・す [4][0] 【吹(き)鳴らす】 (動サ五[四]) 吹いて鳴らす。「角笛を―・す」 [可能] ふきならせる

ふき-ぬき [0] 【吹(き)抜き・吹き貫】🔗🔉

ふき-ぬき [0] 【吹(き)抜き・吹き貫】 (1)風が吹きぬけていく所。 (2)旗・指物の一種。吹き流しに似て,幾条かの長い布を全円の枠に取り付けたもの。昔,軍陣で用いた。 (3)〔建〕 家屋で,柱の間に壁がなく外部に開放されていること。また,建物の内部で二階または数階貫通して床を設けず,上下がつながった構造になっていること。ふきはなし。ふきぬけ。 (4)肌着をつけずに,直接上着を着ること。「―でござりますゆゑ,寒くてたちきられませぬ/歌舞伎・吾嬬鑑」 吹き抜き(2) [図]

大辞林 ページ 153374