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ぶんじ-せん [0] 【文字銭】🔗🔉

ぶんじ-せん [0] 【文字銭】 寛永通宝の一。京都方広寺の大仏をこわして1668年(寛文8)から鋳造した銅銭。背面上部に「文」の字が刻み出されている。文銭。大仏銭。

ぶんしち [0] 【文七】🔗🔉

ぶんしち [0] 【文七】 (1)「文七元結」の略。 (2)紙の名の一。きわめて白く艶(ツヤ)があるもの。 (3)文楽人形の首(カシラ)名の一。線が強く男性的で,苦悶と武勇を表す複雑な表情のもの。「男作五雁金(オトコダテイツツカリガネ)」の雁金文七に用いたところからの名。 →首

ぶんしち-もとゆい ―ユヒ [5] 【文七元結】🔗🔉

ぶんしち-もとゆい ―ユヒ [5] 【文七元結】 〔「ぶんしちもっとい」とも〕 (1)文七{(2)}という紙で作った上等の元結。 (2)人情噺(バナシ)の一。集金した金をなくして身投げしようとする文七に,娘の身売りの金を与えて救う左官の長兵衛の意気地を描く。のち,なくした金が出て,文七と長兵衛の娘は結ばれ,文七は文七元結を売り出して大いにはやるとの筋で,三遊亭円朝が練り上げた。歌舞伎にも脚色。

ふん-しつ [0] 【紛失】 (名)スル🔗🔉

ふん-しつ [0] 【紛失】 (名)スル 〔「ふんじつ」とも〕 (1)他の物にまぎれてなくなること。また,なくすこと。「身分証明書を―する」 (2)姿を消すこと。逃げだすこと。「亡者の欠落,地獄の―帰せ帰せ/歌舞伎・独道中五十三駅」

ふん-しつ [0] 【憤嫉】 (名)スル🔗🔉

ふん-しつ [0] 【憤嫉】 (名)スル いきどおりねたむこと。「燃ゆるが如き―を胸に畳みつつ/不如帰(蘆花)」

ぶん-しつ [0] 【分室】🔗🔉

ぶん-しつ [0] 【分室】 (1)小さく分けられた部屋。 (2)本部・本社などから他の場所に分けてつくられた事務所。

ぶん-しつ [0][1] 【文質】🔗🔉

ぶん-しつ [0][1] 【文質】 〔「文」はあや・かざりの意〕 文華と質朴。また,外見と実質。

ぶんしつ-ひんぴん [5] 【文質彬彬】🔗🔉

ぶんしつ-ひんぴん [5] 【文質彬彬】 〔論語(雍也)〕 外見と実質とがほどよく調和していること。

ぶんしつうぎ 【文史通義】🔗🔉

ぶんしつうぎ 【文史通義】 中国の史論書。清の章学誠(シヨウガクセイ)著。初版は1832年刊,内編五巻・外編三巻。1922年刊「章氏遺書」所収本は九巻。史学のあり方,史家の心得などが詳述されている。

大辞林 ページ 153863