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まさ-ぶき [0] 【柾葺き】🔗🔉

まさ-ぶき [0] 【柾葺き】 台形の板(コケライタ)の厚みのある方を下に,羽重ねにして屋根を葺くこと。

まさ-ぼん [0] 【麻沙本】🔗🔉

まさ-ぼん [0] 【麻沙本】 中国,福建省建陽県麻沙鎮の書店で作られた本。南宋から明代にかけて盛んに出版されたが,誤刻が多く,粗悪な刊本の称ともされた。福建本。本(ビンポン)。

まざ-まざ [3] (副)🔗🔉

まざ-まざ [3] (副) (多く「と」を伴って) (1)現に目の前に見るように,はっきりと示したり,思い浮かべたりするさま。「実力の相違を―と思い知らされる」「災害の恐ろしさを―と見せつける」「あの日の光景を―と思い出す」 (2)まことしやかなさま。ぬけぬけ。「しれてある年を―と五つ隠されし/浮世草子・二十不孝 1」「―欺していかれたのが/人情本・いろは文庫」 (3)むざむざ。みすみす。「―と水を飲んでは死なぬものを/浮世草子・武道伝来記 3」

まざまざ-し・い (形)[文]シク まざまざ・し🔗🔉

まざまざ-し・い (形)[文]シク まざまざ・し 〔「まさまさしい」とも。近世語〕 (1)実際に目の前に見るようである。ありありとしている。「寝るとも思はぬその間に,―・しい夢を見ました/浄瑠璃・薩摩歌」 (2)まことしやかである。しらじらしい。「まこと―・しき顔して/浮世草子・諸艶大鑑 7」

まさむね 【正宗】🔗🔉

まさむね 【正宗】 (1)鎌倉末期の鎌倉の刀工。岡崎五郎入道と称し,また新藤五国光の弟子行光の子と伝える。近世以降刀工の代名詞のごとくその名は高いが,確実な在銘の作品はごく少なく,伝説的な部分が多い。名物,庖丁正宗・日向正宗などの作者と伝える。生没年未詳。 (2)正宗{(1)}が鍛えた刀。日本における代表的な名刀とされ,名刀の意にも用いる。 (3)灘(ナダ)の清酒の銘。天保年間(1830-1844)灘の山邑氏が名づけたのに始まるという。

まさむね 【正宗】🔗🔉

まさむね 【正宗】 姓氏の一。

まさむね-はくちょう ―ハクテウ 【正宗白鳥】🔗🔉

まさむね-はくちょう ―ハクテウ 【正宗白鳥】 (1879-1962) 小説家・劇作家・評論家。岡山県生まれ。本名,忠夫。早大卒。「塵埃」で文壇に登場,「何処へ」「微光」「泥人形」を書き自然主義文学の代表的作家となる。戯曲・評論にもすぐれ,「作家論」は他の追随を許さない人物批評。小説「牛部屋の臭い」「入江のほとり」,戯曲「人生の幸福」

大辞林 ページ 154709