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まつも-むし [3] 【松藻虫】🔗⭐🔉
まつも-むし [3] 【松藻虫】
半翅目の水生昆虫。体長約13ミリメートル。体は細長い六角形。全身黄褐色で黒斑がある。池沼や小川にすみ,腹面を上にして泳ぐ。小虫や稚魚などを食う。素手でつかむと刺されることがある。日本各地と朝鮮半島に分布。
まつもと 【松本】🔗⭐🔉
まつもと 【松本】
長野県中部の市。松本盆地の商工業の中心地。平安時代,信濃国の国府が置かれた。近世は松平氏・水野氏・戸田氏などの城下町。明治初期,筑摩県の県庁所在地。飛騨山脈・美ヶ原への観光基地。
まつもと-しかだいがく ―シクワ― 【松本歯科大学】🔗⭐🔉
まつもと-しかだいがく ―シクワ― 【松本歯科大学】
私立大学の一。1972年(昭和47)設立。本部は塩尻市。
まつもと-じょう ―ジヤウ 【松本城】🔗⭐🔉
まつもと-じょう ―ジヤウ 【松本城】
長野県松本市にある平城。1504年小笠原貞朝とその将島立氏が築城し,深志城と称した。長篠の戦いの後,松本城と改称。現城郭は石川氏により文禄・慶長年間(1592-1615)に築かれた。城主はたびたび交替し,1725年戸田氏がはいり明治に至る。国宝の天守が現存。
まつもと-ぼんち 【松本盆地】🔗⭐🔉
まつもと-ぼんち 【松本盆地】
北アルプス東麓,大町から松本を経て塩尻に至る,フォッサマグナに沿う断層盆地。松本平。安曇野(アズミノ)。
まつもと 【松本】🔗⭐🔉
まつもと 【松本】
姓氏の一。
まつもと-けいどう ―ケイダウ 【松本奎堂】🔗⭐🔉
まつもと-けいどう ―ケイダウ 【松本奎堂】
(1831-1863) 幕末尊攘派の志士。三河刈谷藩士。通称,謙三郎。昌平黌(シヨウヘイコウ)に学ぶ。京都で藤本鉄石らと交友,1863年天誅組総裁となって大和五条に挙兵したが敗れ死亡。
まつもと-こうしろう ―カウシラウ 【松本幸四郎】🔗⭐🔉
まつもと-こうしろう ―カウシラウ 【松本幸四郎】
歌舞伎俳優。屋号は四世以降高麗屋(コウライヤ)。現在まで九世を数える。
(1)(初世)(1674-1730) 下総(シモウサ)の人。初名,久松小四郎。元禄(1688-1704)から享保(1716-1736)にかけて江戸で活躍。二世市川団十郎とともに名優といわれ,荒事に長じた。
(2)(四世)(1737-1802) 京都の人。初め初世瀬川菊之丞に入門,のち四世市川団十郎の門人となり1772年四世を襲名。和事・実事を得意とした。
(3)(五世)(1764-1838) 四世の子。文化文政期(1804-1830)に活躍し,三都随一の名優といわれた。実悪を得意とし,写実的新演出によって生世話物(キゼワモノ)を創始。鼻高幸四郎の異名があった。
(4)(七世)(1870-1949) 九世市川団十郎の門人。大正から昭和にかけて活躍。時代物を得意とし,新作物や翻訳物も上演した。当たり役は「勧進帳」の弁慶,大森彦七など。舞踊藤間流の家元(三世藤間勘右衛門)。
大辞林 ページ 154807。