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マラリア [0] malaria🔗🔉

マラリア [0] malaria 熱帯・亜熱帯に多いマラリア原虫感染症。ハマダラカが媒介。潜伏期は普通一〜三週間。周期的な発熱発作が特徴で,貧血や肝脾腫(カンヒシユ)が見られる。原虫の種類により発熱周期が異なる。届出伝染病。マラリア熱。古名,わらはやみ・おこり。漢名,瘧(ギヤク)。[季] 夏。 〔イタリア語の mala(悪い)aria(空気)からの語〕

マラリア-か [4] 【―蚊】🔗🔉

マラリア-か [4] 【―蚊】 〔マラリアを媒介するところから〕 ハマダラカの俗称。

マラリア-げんちゅう [5] 【―原虫】🔗🔉

マラリア-げんちゅう [5] 【―原虫】 原生動物門胞子虫綱住血胞子虫目の一属。マラリアを起こす病原虫で,人間に寄生するのは三日熱原虫・四日熱原虫・熱帯熱原虫・卵形原虫の四種。いずれもハマダラカの体内で胞子となり,吸血時に人間の血液にはいる。赤血球の中で増殖し,赤血球を破壊して高熱発作をひき起こす。

マラリア-りょうほう ―レウハフ [5] 【―療法】🔗🔉

マラリア-りょうほう ―レウハフ [5] 【―療法】 マラリアに感染させて行う発熱療法の一種。主に梅毒の治療に用いられた。

マラルメ Stphane Mallarm🔗🔉

マラルメ Stphane Mallarm (1842-1898) フランスの詩人。詩の絶対的境地を求め,バレリー・クローデルなど次代の文学者に大きな影響を与えた。ベルレーヌ・ランボーとともにフランス象徴派の最高位に位置し,詩は精緻にして難解。詩編「牧神の午後」「エロディアード」「骰子一擲」,散文詩・評論「ディバガシオン」など。

まり 【鋺・椀】🔗🔉

まり 【鋺・椀】 土や金属で作った酒や水を盛る器。もい。「捧げたる―の水,溢(ア)れて腕(タブサ)に凝りぬ/日本書紀(允恭訓)」

まり [2] 【鞠・毬】🔗🔉

まり [2] 【鞠・毬】 (1)スポーツや遊びに用いる球。ゴム・皮・布などで作り,よく弾む。ボール。「―つき」 (2)「蹴鞠(ケマリ)」に同じ。「さまあしけれど―もをかし/枕草子 215」

マリ Mali🔗🔉

マリ Mali アフリカ北部,サハラ砂漠の西部を占める内陸国。共和制。綿花・落花生などを産する。もとフランス領スーダン。1960年独立。首都バマコ。住民はアラブ人とスーダン系黒人。イスラム教徒が多い。主要言語はフランス語とアラビア語。面積124万平方キロメートル。人口九八二万(1992)。正称,マリ共和国。

大辞林 ページ 154881