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みやけ 【三宅】🔗🔉

みやけ 【三宅】 姓氏の一。

みやけ-かほ ―クワホ 【三宅花圃】🔗🔉

みやけ-かほ ―クワホ 【三宅花圃】 (1868-1943) 歌人・小説家。東京,本所生まれ。本名は竜子。雪嶺の妻。東京高女卒。中島歌子に学び樋口一葉の先輩。小説「藪の鶯」で文名があがる。著「みだれ咲」「花の趣味」など。

みやけ-かんらん ―クワンラン 【三宅観瀾】🔗🔉

みやけ-かんらん ―クワンラン 【三宅観瀾】 (1674-1718) 江戸中期の儒学者。京都の人,一説に美濃の人。名は緝明,字(アザナ)は用晦。浅見絅斎(ケイサイ)・木下順庵に学ぶ。彰考館に入り「大日本史」編纂に携わり,のち彰考館総裁。新井白石の推薦により幕臣となり,朝鮮使節接待役を務めた。著「中興鑑言」など。

みやけ-しゅうたろう ―シウタラウ 【三宅周太郎】🔗🔉

みやけ-しゅうたろう ―シウタラウ 【三宅周太郎】 (1892-1967) 演劇評論家。兵庫県生まれ。慶大卒。穏健・公平な批評態度で知られた。著「文楽之研究」「演劇巡礼」「観劇半世紀」など。

みやけ-しょうさい ―シヤウサイ 【三宅尚斎】🔗🔉

みやけ-しょうさい ―シヤウサイ 【三宅尚斎】 (1662-1741) 江戸中期の儒学者。播磨の人。名は重固。字(アザナ)は丹治。山崎闇斎の崎門三傑の一人。忍藩阿部侯に仕えたが,諫言して,城内に幽閉された。のち許され,京都で私塾を開いた。著「黙識録」など。

みやけ-しょうざん ―セウザン 【三宅嘯山】🔗🔉

みやけ-しょうざん ―セウザン 【三宅嘯山】 (1718-1801) 江戸中期の俳人・儒者。名は芳隆,字(アザナ)は之元,別号を葎亭(リツテイ)など。京都の質商だが,青蓮院(シヨウレンイン)や仁和寺の侍講を務めた学者。蕪村一門と親しく,詩壇・俳壇で活躍した。編著「俳諧古選」「俳諧新選」「俳諧独喰」など。

みやけ-せつれい 【三宅雪嶺】🔗🔉

みやけ-せつれい 【三宅雪嶺】 (1860-1945) 思想家。金沢生まれ。東大卒。本名,雄二郎。志賀重昂らと「政教社」を結成し,「日本人」を創刊。政府の欧化主義に対して日本主義を主張。以後雑誌「日本及日本人」「我観」などでアジア的視点からの言論を展開。著「真善美日本人」「宇宙」「同時代史」など。

大辞林 ページ 155185