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もしく-は [1] 【若しくは】🔗🔉

もしく-は [1] 【若しくは】 〔副詞「もし」に副詞語尾「く」,係助詞「は」が付いたもの。漢文訓読に由来する語〕 ■一■ (接続) 前後の事柄のうちどちらか一方が選ばれる関係であることを表す。あるいは。「本人,―その代理の者」 〔法令用語では,「または」に対してより小さい段階の接続に使う。「三年以下の懲役または五百円以上の罰金―科料に処す」→または〕 ■二■ (副) もしかしたら。ひょっとして。「―御陵の内に犯し穢せる事もや在と/続後紀(嘉祥三宣命)」

もじ-げんご [3] 【文字言語】🔗🔉

もじ-げんご [3] 【文字言語】 音声言語に対して,文字に表記されている言語。書き言葉。

もじ-ごけ [0][2] 【文字苔】🔗🔉

もじ-ごけ [0][2] 【文字苔】 モジゴケ科の地衣植物。世界に広く分布。樹皮上に生じる。体は薄く平らな痂(カサブタ)状で灰白色。熟すと皺(ヒダ)状の亀裂を生じる。子器は黒色線状。近縁種は数百種に及ぶ。

もじ-ことば [3] 【文字詞】🔗🔉

もじ-ことば [3] 【文字詞】 物の名を直接に言うことを避け,ある語の頭の一音ないし二音に「もじ(文字)」という語を添えていうもの。中世後期の女房詞から起こる。「湯具」を「ゆもじ」,「はずかしい」を「はもじ」などという類。

もじ-ずり モヂ― [2][0] 【捩摺】🔗🔉

もじ-ずり モヂ― [2][0] 【捩摺】 (1)ネジバナの別名。捩摺草(モジズリソウ)とも。[季]夏。 (2)「忍ぶ摺(ズ)り」に同じ。

もし-それ [1] 【若し夫れ】 (接続)🔗🔉

もし-それ [1] 【若し夫れ】 (接続) 〔漢文訓読に由来する語〕 (1)新しく説き起こすとき,また上に述べたところと違うことを説き起こすときに文頭に置く語。「―危急存亡のとき到れば,われいかにすべきか」 (2)「もし{(1)}」を強めた言い方。「―時雨の音に至てはこれほど幽寂なものはない/武蔵野(独歩)」

もじ-づかい ―ヅカヒ [3] 【文字遣い】🔗🔉

もじ-づかい ―ヅカヒ [3] 【文字遣い】 (1)文字のつかい方。用字法。 (2)文字の書きぶり。「これはよき―なども昔やうに侍り/狭衣 3」

大辞林 ページ 155638