複数辞典一括検索+

もち-の-き [1] 【黐の木】🔗🔉

もち-の-き [1] 【黐の木】 モチノキ科の常緑高木。山野に自生。また,庭木ともする。葉は楕円形で,厚い革質。雌雄異株。初夏,葉腋に黄緑色の小花をつける。秋,球形の液果が赤く熟す。材は細工物用,樹皮からは鳥黐(トリモチ)を取る。トリモチノキ。モチ。冬青(トウセイ)。 〔「黐の花」は [季]夏〕

もち-の-つき 【望の月】🔗🔉

もち-の-つき 【望の月】 満月。十五夜の月。もちづき。

もち-の-ひ 【望の日】🔗🔉

もち-の-ひ 【望の日】 陰暦一五日。満月の日。「―に出でにし月の高々に/万葉 3005」

もち-の-ふだ 【餅の札】🔗🔉

もち-の-ふだ 【餅の札】 江戸時代,年末に乞食などが家々から餅を請い,もらった家の門柱にそのしるしとしてはった札。「弱法師わが門ゆるせ―(其角)/猿蓑」

もち-のり [0][2] 【餅糊】🔗🔉

もち-のり [0][2] 【餅糊】 餅をつぶして練ってつくった糊。粘着力が強く,細工物などに用いた。

もち-ば [3] 【持(ち)場】🔗🔉

もち-ば [3] 【持(ち)場】 受け持ちの場所。担当の部署。「―につく」「―を守る」

もち-はこび [0] 【持(ち)運び】🔗🔉

もち-はこび [0] 【持(ち)運び】 もちはこぶこと。運搬。「―に便利がいい」

もち-はこ・ぶ [4][0] 【持(ち)運ぶ】 (動バ五[四])🔗🔉

もち-はこ・ぶ [4][0] 【持(ち)運ぶ】 (動バ五[四]) 物を持って,他の場所へ移す。運搬する。「荷物を―・ぶ」 [可能] もちはこべる

もち-はだ [0] 【餅肌・餅膚】🔗🔉

もち-はだ [0] 【餅肌・餅膚】 つきたての餅のように,色が白くなめらかでふっくらとした肌。「―の美人」

もち-ばな [0] 【餅花】🔗🔉

もち-ばな [0] 【餅花】 柳の枝などに,小さく丸めた餅や米の粉のだんごをたくさん付けたもの。農作物の豊作や財宝が多くなるように祈って小正月に神棚に飾る。繭の形に作ったものを繭玉という。餅の花。[季]新年。《―や灯立て壁の影/其角》 餅花 [図]

もちばな-いり [4] 【餅花煎り】🔗🔉

もちばな-いり [4] 【餅花煎り】 正月の餅花をとっておき,二月の涅槃会(ネハンエ)のときに煎(イ)って供物とするもの。餅をあられのように切って用いることもある。

大辞林 ページ 155661