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やまとひめのみこと-せいき 【倭姫命世記】🔗🔉

やまとひめのみこと-せいき 【倭姫命世記】 神道五部書の一。768年禰宜五月麻呂の撰録と伝えられるが,鎌倉時代,伊勢外宮の度会(ワタライ)氏が編纂したものとされる。天地開闢(カイビヤク)より雄略天皇代の外宮鎮座に至る次第を詳細に記す。別名,大神宮神祇本紀。

やまとほんぞう ヤマトホンザウ 【大和本草】🔗🔉

やまとほんぞう ヤマトホンザウ 【大和本草】 本草書。一六巻,付録二巻,諸品図三巻。貝原益軒著。1708年成立。「本草綱目」所載のものに,日本特有のものや外国産のものも加え,総数一三六二種を分類し和文体で記述する。

やま-どめ [0][4] 【山止め】🔗🔉

やま-どめ [0][4] 【山止め】 山に入ることを禁止すること。

やま-どめ [0] 【山留(め)】🔗🔉

やま-どめ [0] 【山留(め)】 地盤を掘削するとき,支持材などを用いて周辺の地盤が崩壊しないように防ぐこと。

やまとものがたり 【大和物語】🔗🔉

やまとものがたり 【大和物語】 歌物語。二巻。作者未詳。一〇世紀半ばに成立。一七〇余の章段から成る。「伊勢物語」と並び称される歌物語だが,全体を通じての主人公はなく,説話集的性格をもつ。

やまと-や 【大和屋】🔗🔉

やまと-や 【大和屋】 歌舞伎俳優坂東三津五郎・岩井半四郎一門の屋号。

やま-どり [2] 【山鳥】🔗🔉

やま-どり [2] 【山鳥】 (1)山にすむ鳥。 (2)キジ目キジ科の鳥。日本特産。雄は尾が長く,全長約1.4メートルのうち,尾が1メートル近くを占める。雌は尾が短く,全長約65センチメートル。雄は全身銅色で尾には黒・褐色の節状のしまがある。雌は全体が赤褐色。山林にすみ,雄は繁殖期になると翼をふるわせ,強い羽音をたてて雌を呼ぶ。北海道を除く各地に分布。 (3)エゾライチョウの別名。 (4)〔(2) は雌雄が峰を隔てて寝るという言い伝えから〕 古くより詩文で「ひとり寝」のことをいう。「よろづに思ひあかし給ふ。―のここちぞし給ひける/源氏(夕霧)」 山鳥(2) [図]

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