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――が無・い🔗🔉

――が無・い (1)たやすい。容易だ。「予選の通過は―・い」 (2)理由がない。筋が通らない。「こんな時間に来る―・い」 (3)たわいない。正体がない。「さてもさても酒に酔うて―・い/狂言記・素襖落」

――にはいかない🔗🔉

――にはいかない 理由・事情による不可能の意味を表す。「多忙で,とても引き受ける―ない」

――は無・い🔗🔉

――は無・い 「訳が無い{(1)(2)}」に同じ。

――も無・い🔗🔉

――も無・い (1)たやすい。容易だ。訳はない。「これくらいは―・いことだ」 (2)理由がない。「―・く涙がこぼれた」

――を立・てる🔗🔉

――を立・てる (1)事を処理する。始末をつける。「小さんが身請,さつぱりと―・ててしまはつしやれ/歌舞伎・隅田春」 (2)支払いをすませる。「家賃の―・てい/歌舞伎・韓人漢文」 (3)男女が情を通ずる。「元舟に乗りうつり,分たててのち/浮世草子・一代女 3」 (4)理由を説明する。「其の―・てなされにや,これ科ないお前に疵が付くぞえ/浄瑠璃・一谷嫩軍記」

わけ 【和気】🔗🔉

わけ 【和気】 姓氏の一。医道の家として知られる。

わけ-の-きよまろ 【和気清麻呂】🔗🔉

わけ-の-きよまろ 【和気清麻呂】 (733-799) 奈良末・平安初期の廷臣。和気氏の祖。藤原仲麻呂の乱に功を立て輔治能真人(フジノノマヒト)の姓を受けた。道鏡が皇位簒奪(サンダツ)を企てると,769年,宇佐八幡宮に使して神託を得,これを妨げた。774年,和気朝臣姓を賜る。平安遷都を建議。

わけ-の-ひろむし 【和気広虫】🔗🔉

わけ-の-ひろむし 【和気広虫】 法均(ホウキン)尼の俗名。

わけ 【戯奴】 (代)🔗🔉

わけ 【戯奴】 (代) (1)一人称。自分のことを卑下していう語。わたくしめ。「我(ア)が君は―をば死ねと思へかも逢ふ夜逢はぬ夜二走るらむ/万葉 552」「我(ア)が君に―は恋ふらし賜(タバ)りたる茅花(ツバナ)を食(ハ)めどいや痩せに痩す/万葉 1462」 (2)二人称。目下の者に対して親しみを込めていう語。おまえ。「―がため我(ア)が手もすまに春の野に抜ける茅花ぞ召して肥えませ/万葉 1460」「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木(ネブ)の花君のみ見めや―さへに見よ/万葉 1461」

大辞林 ページ 157185