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かる・う【担ふ】🔗🔉

かる・う カルフ 【担ふ】 (動ハ四) 背負う。「―・ワセテコイ/ロドリゲス」

かるか🔗🔉

かるか 先込めの鉄砲で,銃身に弾丸を込めたり,銃身を掃除したりするのに用いる鉄製の細長い棒。杖(サクジヨウ)。「―をひん抜て,鉄砲を腰にひつばさけて/雑兵物語」 〔(ポルトガル)calcadorからともいう〕 →火縄銃

かるかや-の【刈る萱の】🔗🔉

かるかや-の 【刈る萱の】 (枕詞) 萱の穂の意から「ほに出づ」に,また,刈り取ったカヤは乱れやすいので「乱る」にかかる。「―ほに出て物を言はねども/古今六帖 6」

かる-かん【軽羹】🔗🔉

かる-かん [0] 【軽羹】 蒸し菓子の一。ヤマノイモをすりおろして,粉(シンコ)や蕎麦粉(ソバコ)・砂糖と練り合わせて蒸したもの。鹿児島県の銘菓。

かる・し【軽し】🔗🔉

かる・し 【軽し】 (形ク) ⇒かるい

かる-の-いち【軽の市】🔗🔉

かる-の-いち 【軽の市】 上代,軽の地で開かれた市。 →軽

かる-の-おおいらつめ【軽大郎女】🔗🔉

かる-の-おおいらつめ ―オホイラツメ 【軽大郎女】 允恭(インギヨウ)天皇の皇女。同母の兄軽皇子(カルノミコ)との近親相姦を伝える記紀の悲劇的歌謡物語の女主人公。古事記では,流刑の軽皇子を追って伊予に行き,そこで心中したと伝え,日本書紀では,太子である軽皇子に代わって伊予に流されたとされる。衣通郎女(ソトオリノイラツメ)。

かる-の-みこ【軽皇子・軽王】🔗🔉

かる-の-みこ 【軽皇子・軽王】 允恭(インギヨウ)天皇の皇子。太子であったが,同母の妹軽大郎女(カルノオオイラツメ)との近親相姦が発覚して失脚。古事記では,伊予に流され,その地で軽大郎女とともに心中したと伝え,日本書紀では,臣下に背かれ,穴穂皇子(アナホノミコ)(安康天皇)の軍に囲まれ自殺したとされる。

かる-み【軽み】🔗🔉

かる-み [0] 【軽み】 (1)軽く感じること。軽い気味。 (2)俳諧用語。芭蕉が晩年に志向した,日常性の中に日常的なことばによる詩の創造の実現をめざす句体・句法・芸境のこと。かろみ。 →さび →しおり →細み

かる・む【軽む】🔗🔉

かる・む 【軽む】 〔「かろむ」の転〕 ■一■ (動マ四) 軽くなる。「罪―・ませ給はめ/源氏(玉鬘)」 ■二■ (動マ下二) (1)軽くする。「身のくるしみを―・めたまへ/こんてむつすむん地」 (2)軽んずる。あなどる。「人に―・めあなづらるるに/源氏(乙女)」

かるめ-きん【軽目金】🔗🔉

かるめ-きん [0] 【軽目金】 摩滅のため量目の減った小判や一分金。かるめ。

かる-も【枯る草】🔗🔉

かる-も 【枯る草】 枯れ草。「秋の野の―が下に月もりて/夫木 27」

かるも-かく【枯る草掻く】🔗🔉

かるも-かく 【枯る草掻く】 (枕詞) 猪(イノシシ)が枯れ草を集め寝床にするところから,「猪(イ)」または「い」を含む語にかかる。かるもかき。「―ゐな野の原の仮枕/続古今(羇旅)」

かる-もの【軽物】🔗🔉

かる-もの 【軽物】 〔目方の軽い物の意〕 絹布類の称。「―も人要すばかりの物は少少有り/今昔 28」

かる-やか【軽やか】🔗🔉

かる-やか [2] 【軽やか】 (形動)[文]ナリ 「かろやか」に同じ。「―な足取り」

かる-やき【軽焼(き)】🔗🔉

かる-やき [0] 【軽焼(き)】 「軽焼き煎餅(センベイ)」の略。

かる-ゆき【軽行き】🔗🔉

かる-ゆき 【軽行き】 (形動) たやすく事が運ぶさま。手軽。「一人を金一角に定めおきしは―なる呼物也/浮世草子・一代女 1」

かるら【迦楼羅】🔗🔉

かるら [1][0] 【迦楼羅】 〔梵 Garua「金翅(コンジ)鳥」の意〕 (1)仏典にみえる想像上の大鳥。金色で鷲(ワシ)に似ていて,口から火を吐き,竜を取って食うとされる。仏教を守護する天竜八部衆の一。密教では,衆生を救うために梵天が化した姿とする。がるら。 →ガルーダ (2)伎楽面(ギガクメン)の一。{(1)}を模したもの。口先に玉をくわえた鳥の面。 →伎楽面 迦楼羅(1) [図]

かるら-えん【迦楼羅炎】🔗🔉

かるら-えん [3] 【迦楼羅炎】 迦楼羅の口から吐く火炎。不動明王の光背はこれをあしらったもの。

かるら-ほう【迦楼羅法】🔗🔉

かるら-ほう ―ホフ [0] 【迦楼羅法】 密教で,迦楼羅を本尊として,病苦・風雨・落雷などの災いを除くために行う修法。

かる-らか【軽らか】🔗🔉

かる-らか 【軽らか】 (形動ナリ) 「かろらか」に同じ。「―にはひ渡り/源氏(胡蝶)」

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