複数辞典一括検索+

かる・い【軽い】🔗🔉

かる・い【軽い】 (形) (1)目方が少ない。「―・い荷物」 (2)軽快に感じられる。「足取りも―・く家に帰る」 (3)軽薄である。軽率だ。「尻が―・い」「口が―・い」 (4)重要でない。「―・い役」 (5)程度が小さい。重圧感を与えない。「―・い傷」「―・い読み物」「―・く会釈する」 (6)容易だ。簡単だ。「―・く予選を通過する」

かるいし【軽石】🔗🔉

かるいし【軽石】 火山砕屑物の一。白ないし淡色で,内部のガスの吹き出した小さい穴が多数あり,しばしば水に浮く。垢擦(あかす)りに使い,軽量ブロックの原料とする。浮き石。

かるかん【軽羹】🔗🔉

かるかん【軽羹】 蒸し菓子の一。ヤマノイモをすりおろして,粉(しんこ)や蕎麦粉(そばこ)・砂糖と練り合わせて蒸したもの。鹿児島県の銘菓。

カルキ【(オランダ) kalk】🔗🔉

カルキ【(オランダ) kalk】 〔石灰の意〕 クロルカルキの略。さらし粉の俗称。

かるくち【軽口】🔗🔉

かるくち【軽口】 (1)なんでも軽々しくしゃべること。また,そういう人。「あの男は―だ」 (2)軽妙におもしろおかしく話すこと。また,その話。「―をたたく」 (3)軽妙な洒落(しやれ)。秀句・地口(じぐち)・口合(くちあい)の類。

カルサン【(ポルトガル) calo】🔗🔉

カルサン【(ポルトガル) calo】 袴(はかま)の一。中世末,来日したポルトガル人がはいていたものに似せて,筒を太く,裾口を狭くしたもの。のちに下部が細くなり,農山村の労働着となった。(「軽袗」「軽衫」とも書く)

カルシウム【calcium】🔗🔉

カルシウム【calcium】 アルカリ土類金属元素の一。元素記号 Ca 原子番号 20。原子量 40.08。天然に炭酸塩(石灰岩・大理石・方解石など),硫酸塩(石膏(せつこう))として広く産出する。銀白色の柔らかい金属で,炎色反応は橙赤色。酸素・塩素とはげしく化合する。合金成分,高真空ゲッター,金属の脱酸剤などに用いる。動物の骨・歯の主要成分。イオンは多くの生命現象で重要な調節機能に関与している。

カルシトニン【calcitonin】🔗🔉

カルシトニン【calcitonin】 甲状腺の濾胞間の結合組織から分泌されるホルモン。ポリペプチド。血液中のカルシウムやリン酸を低下させる作用をもち,パラトルモンと拮抗的に働いて血液中のカルシウム濃度を調節している。→パラトルモン甲状腺

カルス【callus】🔗🔉

カルス【callus】 (1)植物の師管内で篩(ふるい)板の両面に沈澱して,その孔をふさぐセルロースに似た後形質。カルス板。肉状体。 (2)植物体に傷をつけた時,傷口にできる不定形の癒傷組織。 (3)茎,根などの分裂組織の細片を人工培養して得られる不定形の細胞塊。ランなどの無性繁殖に利用される。

カルスト【(ド) Karst】🔗🔉

カルスト【(ド) Karst】 バルカン半島北西部,ディナル-アルプス山脈北部の地方名。石灰岩が分布する。

カルストちけい【カルスト地形】🔗🔉

カルストちけい【カルスト地形】 石灰岩地域に特徴的な地形。石灰岩が雨水に溶食されてカレンフェルト(墓石状地形)・鍾乳洞などを形づくる。例,山口県の秋吉台など。

カルセオラリア【calceolaria】🔗🔉

カルセオラリア【calceolaria】 ゴマノハグサ科の多年草。温室で観賞用に栽培。茎は高さ約 30cm。花色は黄・紅などで多く濃赤斑がある。巾着草(きんちやくそう)。

カルタ【(ポルトガル) carta】🔗🔉

カルタ【(ポルトガル) carta】 遊戯・博打(ばくち)に使う札。また,それを使った遊び。長方形の小さい厚紙に,絵や言葉が書かれ,何枚かで一組みになっている。歌ガルタ(百人一首)・いろはガルタ・トランプなどがある。(「歌留多」「骨牌」とも書く)

カルタヘナ【Cartagena】🔗🔉

カルタヘナ【Cartagena】 (1)スペイン南東部,地中海沿岸の港湾都市。軍港。 (2)コロンビア北部,カリブ海沿岸の港湾都市。石油化学工業が盛ん。

カルチエラタン【Quartier Latin】🔗🔉

カルチエラタン【Quartier Latin】 パリ市の中央部,セーヌ川南岸の街区。パリ大学などがあり,大学街として知られる。

カルテ【(ド) Karte】🔗🔉

カルテ【(ド) Karte】 医師が患者ごとに作成する診療記録のカード。医師法により,5 年間の保存が義務づけられる。診療録。診察簿。

カルテル【(ド) Kartell】🔗🔉

カルテル【(ド) Kartell】 寡占状態にある同一業種の企業が競争を避けて利益を確保するため,価格・生産量・販路などについて協定を結ぶこと。また,その協定。各企業の独立性が保たれている。独占禁止法で原則として禁止されている。企業連合。→トラストコンツェルン

カルト【cult】🔗🔉

カルト【cult】 宗教的な崇拝。転じて,一部の集団による熱狂的な支持。

カルトン【(フ) carton】🔗🔉

カルトン【(フ) carton】 (1)ボール紙。厚紙。 (2)壁画・ステンド-グラスなどを描く際,本図と同じ大きさの厚紙に木炭・鉛筆などで描く下絵。 (3)デッサンなどの下敷きに用いる画板。デッサンなどを入れておくために,厚手のボール紙で作った紙ばさみ。ポートフォリオ。 (4)ボール紙で作った盆。銀行・商店などで金銭をのせるのに用いる。カートン。

カルネ【Marcel Carn🔗🔉

カルネ【Marcel Carn (1909- ) フランスの映画監督。ドイツの占領下でレジスタンスを込めて撮った「悪魔が夜来る」「天井桟敷の人々」のほかに「北ホテル」「嘆きのテレーズ」など。

かるのおおいらつめ【軽大郎女】🔗🔉

かるのおおいらつめ【軽大郎女】 允恭(いんぎよう)天皇の皇女。同母の兄軽皇子(かるのみこ)との近親相姦を伝える記紀の悲劇的歌謡物語の女主人公。衣通郎女(そとおりのいらつめ)。

かるのみこ【軽皇子・軽王】🔗🔉

かるのみこ【軽皇子・軽王】 (1)允恭(いんぎよう)天皇の皇子。太子であったが,同母の妹軽大郎女(かるのおおいらつめ)との近親相姦が発覚して失脚。 (2)孝徳天皇の即位前の名。 (3)文武天皇の即位前の名。

カルマ【(梵) karma】🔗🔉

カルマ【(梵) karma】 業(ごう)。

かるみ【軽み】🔗🔉

かるみ【軽み】 (1)軽く感じること。軽い気味。 (2)俳諧用語。芭蕉が晩年に志向した,日常的なことばによる詩の創造をめざす句体・句法・芸境。かろみ。

カルミア【Kalmia】🔗🔉

カルミア【Kalmia】 ツツジ科の常緑低木。観賞用に栽培。初夏,径約 2cm の淡紅色の花が多数かたまってつく。

カルミン【(オランダ) karmijn】🔗🔉

カルミン【(オランダ) karmijn】 塩基性色素の一種。中南米の砂漠のサボテンに寄生する昆虫(エンジムシ)の雌から採取・精製される粉末状の赤色色素。染料・分析試薬として,また生体の核・染色体の染色に用いられる。カーミン。カーマイン。コチニール。洋紅。

かるめ【軽め】🔗🔉

かるめ【軽め】 少し軽い感じ。やや軽いこと。⇔重め 「―に見積もる」

カルメやき【カルメ焼】🔗🔉

カルメやき【カルメ焼】 ⇒カルメラ

カルメラ【(ポルトガル) caramelo】🔗🔉

カルメラ【(ポルトガル) caramelo】 赤ざらめに水を加えて煮立てキャラメル状になったところへ重曹を加えてかき回し,発泡させて,冷まし固まらせた菓子。カルメ焼き。カルメル。

かるめる【上下・甲乙】🔗🔉

かるめる【上下・甲乙】 邦楽で,音階音より音が上がること(かる)と,下がること(める)。かりめり。めりかり。

カルメルかい【カルメル会】🔗🔉

カルメルかい【カルメル会】 カトリック修道会の一。古くからカルメル(Carmel) 山に住む修道生活者たちに起源をもち,13 世紀に修道会として認可された。16 世紀,テレサの改革以後,跣足カルメル会が成立。

カルメルさん【カルメル山】🔗🔉

カルメルさん【カルメル山】 〔Carmel〕 イスラエル北部にある山。海抜 546m。カルメル会やネアンデルタール人の化石を出土した洞穴遺跡で知られる。

カルメン【Carmen】🔗🔉

カルメン【Carmen】 (1)メリメの小説。1845 年刊。スペインのアンダルシア地方を舞台とする野性的なジプシー女カルメンと純情な若者ドン=ホセとの恋愛悲劇。 (2)ビゼー作曲の歌劇。4 幕。1875 年初演。フランス国民歌劇の代表作。「ハバネラ」「闘牛士の歌」などが有名。

カルモチン【Calmotin】🔗🔉

カルモチン【Calmotin】 催眠薬のブロムワレリル尿素の商標名。

かるやか【軽やか】🔗🔉

かるやか【軽やか】 (形動) 「かろやか」に同じ。「―な足取り」

カルルク【Kharlukh】🔗🔉

カルルク【Kharlukh】 7〜12 世紀に中央アジアで活躍したトルコ系の一民族。ウイグルとともにカラハン朝の成立に関与した。(「葛邏禄」「哈剌魯」とも書く)

カルルスせんえん【カルルス泉塩】🔗🔉

カルルスせんえん【カルルス泉塩】 〔(ド) Karlsbader Salz〕 チェコ西部,カルロビバリ(ドイツ名カルルスバート)鉱泉の温泉の水分を蒸発させて得られる結晶。飲用・浴用・治療用。人工カルルス泉塩は緩下剤・消化剤に用いられる。カルルス塩。

カルロス【Carlos】🔗🔉

カルロス【Carlos】 ⇒カール

新辞林−がるで始まるの検索結果 1-38