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(1)五十音図ア行第四段の仮名。五十音図ヤ行第四段の仮名としても重出。前舌の半狭母音。 (2)平仮名「え」は「衣」の草体,片仮名「エ」は「江」の旁(ツクリ)。 〔平安時代初期までは,ア行のエとヤ行のエとは発音上に区別があり,仮名もそれぞれ別のものが用いられた〕

え【上】🔗🔉

ヘ 【上】 ⇒へ(上)

え【兄】🔗🔉

【兄】 兄弟・姉妹のうち,同性の年長者。年長者。年上のもの。 ⇔弟(オト) 「いや先立てる―をし枕(マ)かむ/古事記(中)」「蘇我倉山田麻呂が―女(ヒメ)/日本書紀(皇極訓)」

え【江】🔗🔉

[1] 【江】 (1)海・湖などが陸地に入りこんだところ。入り江。湾。 (2)海。大河。「―の神河の神有りて/今昔 3」

え【役】🔗🔉

【役】 課役。夫役(ブヤク)。えだち。「役調(エツキ)」「役丁(エヨボロ)」など,他の語と複合した形でみられる。

え【枝】🔗🔉

[0] 【枝】 えだ。「梅が―」

え【肢】🔗🔉

【肢】 〔身体の枝の意〕 手足。「来目部をして夫と婦の四の―を木に張りて/日本書紀(雄略訓)」

え【故】🔗🔉

【故】 〔「ゆえ」の「ゆ」が他の語と複合して脱落した形〕 「ゆえ(故)」に同じ。「思ふ―に逢ふものならば/万葉 3731」

え【柄】🔗🔉

[0] 【柄】 〔「枝(エ)」の転とも〕 (1)手で持ちやすいように,器物につけた細長い部分。取っ手。「傘の―」 (2)きのこのかさを支える部分や葉・花・果実を茎や枝につけている部分。

え【疫】🔗🔉

【疫】 悪性の伝染病。えやみ。「これは世の―にはおはしまさず/大鏡(道長)」

え【胞】🔗🔉

【胞】 胎盤。胞衣(エナ)。「同じ―にして双(フタゴ)に生(ア)れませり/日本書紀(景行訓)」

え【荏】🔗🔉

【荏】 エゴマの古名。[和名抄]

え【榎】🔗🔉

【榎】 エノキに同じ。「我が門(カド)の―の実もり食(ハ)む百千鳥/万葉 3872」

え【餌】🔗🔉

[1] 【餌】 えさ。「鶏に―をやる」「まき―」

え【会】🔗🔉

【会】 〔呉音〕 集まること。主に仏事や祭りの集まりをいう。「御堂の―/栄花(本の雫)」

え【恵・慧】🔗🔉

[1] 【恵・慧】 (1)知恵。さとり。 (2)〔仏〕 真理を見通す心のはたらき。智慧。般若(ハンニヤ)。「戒・定・―の三学を兼備し給へる独(ヒトリ)の沙門おはしけり/太平記 2」

え【絵】🔗🔉

[1] 【絵】 〔呉音。「画」とも書く〕 (1)物の形・姿を描いたもの。絵画。「―をかく」 (2)映画・テレビの画像。

え【得・能】🔗🔉

【得・能】 (副) 〔動詞「う(得)」の連用形から〕 (1)下に否定の表現を伴って,不可能の意を表す。…できない。全く…しない。「帝,はた,まして―忍びあへ給はず/源氏(桐壺)」 (2)下に肯定の表現を伴って可能の意を表す。できる。「其の暴浪(アラナミ)自(オノズカ)らなぎて,御船―進みき/古事記(中訓)」

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[1] (感) (1)驚いたり疑問に思ったりした時に発する語。えっ。「―,今日は休みか」「―,ほんとかい」 (2)肯定や承諾の気持ちを表す語。ええ。「―,そうです」 (3)喜び・悲しみなどを深く感じて発する語。ああ。「鮎こそは島傍(シマヘ)も良(エ)き―苦しゑ/日本書紀(天智)」

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(格助) ⇒へ(格助)

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(終助) 〔上代語〕 文の末尾に添えて,感動の心持ちを表す。「山の端にあぢ群(ムラ)騒ぎ行くなれどわれはさぶし―君にしあらねば/万葉 486」

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(間投助) 〔近世以降の語。前期上方語では町娘や遊女などが用いたが,後期江戸語では男性にも用いられた。現在では老・中年層の女性の間に残っているだけで一般にはあまり用いられない〕 (1)文末に用いられる。(ア)質問・反問の意を強める。多く「かえ」「だえ」の形をとる。「どうしたんだ―。元気がないよ」「ご苦労だけどそうしておくれか―」「おやなぜです―。なぜ親友の交際が出来ません―/浮雲(四迷)」(イ)念を押したり,語気を強めたりする気持ちを添える。「むむ,いいわ―。こいつは一ち番しめるだろう/滑稽本・八笑人」 (2)文中の名詞・感動詞に付いて,呼びかけを強める。「もし―,藤(トウ)さん,よしてもおくんなはいよ/人情本・梅児誉美(後)」

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(間投助) 〔上代東国方言〕 体言に付いて,呼びかけを表す。「父母(トチハハ)―斎(イワ)ひて待たね筑紫なる水漬く白玉取りて来(ク)までに/万葉 4340」

え【愛】🔗🔉

【愛】 (接頭) 名詞に付いて,愛すべき,いとしい,の意を表す。「あなにやし,―をとこを/古事記(上)」

え【方】🔗🔉

ヘ 【方】 (接尾) 〔名詞「へ(辺・方)」から〕 名詞,または動詞(ときに一部の助動詞)の連体形に付いて,場所・方向・時間を漠然と示す。…のあたり。…の方(ホウ)。ころ。「しり―」「ゆく―」「いにし―」

え【重】🔗🔉

ヘ 【重】 (接尾) 助数詞。重なったもの,重なった回数をかぞえるのに用いる。「二―まぶた」「八―桜」

エアair🔗🔉

エア [1] air 〔エヤーとも〕 (1)空気。大気。空中。 (2)(工業などで)圧縮空気。

エアーズ-ロックAyers Rock🔗🔉

エアーズ-ロック Ayers Rock オーストラリアの中央部に位置する岩山。海抜867メートル。世界最大の一枚岩でアボリジニの聖地。 エアーズロック(ノーザンテリトリー) [カラー図版]

エア-カーゴair cargo🔗🔉

エア-カーゴ [3] air cargo 空輸される貨物。

エア-カーテンair curtain🔗🔉

エア-カーテン [3] air curtain 建物の出入り口の上方から空気を壁状に吹き下ろし,内外の空気の交流を遮断する装置。エア-ドア。

エア-クッションair cushion🔗🔉

エア-クッション [3] air cushion (1)空気を入れてクッションの役割を果たすもの。エア-マットや空気枕など。 (2)緩衝装置の一種。空気を圧縮し,ばね効果を利用したもの。空気ばね。

エアクッション-カー🔗🔉

エアクッション-カー [7] 〔和 air-cushion+car〕 車体・船体から圧縮空気を吹き出して地面・水面から浮上し,プロペラ・ジェット推進などで走る高速交通機関。ACV 。エア-カー。 →ホバークラフト

エア-クラフトaircraft🔗🔉

エア-クラフト [4] aircraft 航空機。飛行機・飛行船・気球・ヘリコプターなどの総称。

エア-クリーナーair cleaner🔗🔉

エア-クリーナー [4] air cleaner 空気清浄器。

エア-コン🔗🔉

エア-コン [0] エア-コンディショナー・エア-コンディショニングの略。

エア-コンディショナーair conditioner🔗🔉

エア-コンディショナー [5] air conditioner エア-コンディショニングを行う装置。空気調節装置。エア-コン。

エア-コンディショニングair conditioning🔗🔉

エア-コンディショニング [5] air conditioning 室内の空気の清浄度・温度・湿度・圧力などを,指示された範囲内に調節して保つこと。空気調節。空調。エア-コンディション。エア-コン。

エア-コンプレッサーair compressor🔗🔉

エア-コンプレッサー [6] air compressor 空気を圧縮して,二,三気圧以上の圧縮空気をつくる機械。往復式・回転式・遠心式など種々ある。空気圧縮機。 →エア-ポンプ

エア-サービスair service🔗🔉

エア-サービス [3] air service 航空運輸事業。

エア-サスペンションair suspension🔗🔉

エア-サスペンション [5] air suspension 空気をバネとして用いたサスペンション。封入した空気の弾性を利用し,ポンプなどによりバネの強さを必要に応じて制御できる。大型バスに多く,乗用車にも採用。エア-サス。

エア-シップairship🔗🔉

エア-シップ [1][3] airship 飛行船。

エアシャーAyrshire🔗🔉

エアシャー [2] Ayrshire ウシの一品種。乳用牛。スコットランドのエアシャー地方原産。毛は黄褐色と白色の斑。

エア-シューター🔗🔉

エア-シューター [3] 〔和 air+shooter〕 カプセルに入れた書類をパイプに入れ,圧縮空気の力でほかの場所へ送る装置。気送管。空気伝送管。

エアゾールaerosol🔗🔉

エアゾール [3] aerosol (1)エーロゾルに同じ。 (2)缶などの容器に液化ガスとともに封入した液状や微粉末の薬品などを,ガスの圧力で霧状に吹き出させて使用する方式。また,そのもの。スプレー。

エア-ターミナルair terminal🔗🔉

エア-ターミナル [3] air terminal (1)空港内の,旅客が発着手続きや待ち合わせなどをする施設。 (2)空港ビル。エアポート-ターミナル-ビル。 〔空港行きバスの発着する市内ターミナルをいう場合もある〕

エア-チェックair-check🔗🔉

エア-チェック [3] air-check (名)スル 放送番組を受信して録音・録画すること。

エア-チャンバーair chamber🔗🔉

エア-チャンバー [3] air chamber ⇒曝気槽(バツキソウ)

エアデール-テリアAiredale terrier🔗🔉

エアデール-テリア [6] Airedale terrier イヌの一品種。イギリスのエアデール地方原産。体高60センチメートル程度。ワイヤ状の上毛と柔らかい下毛とをもつ。猟犬や警察犬・軍用犬として用いる。 エアデールテリア [図]

エア-ドアair door🔗🔉

エア-ドア [3] air door ⇒エア-カーテン

エア-ドームair dome🔗🔉

エア-ドーム [3] air dome 空気でふくらませた屋根をもつ建物。フッ素樹脂加工したガラス繊維膜を屋根として,内部の気圧を外気圧より2,3ヘクトパスカル高くしてドーム状にふくらます。室内に柱がなく,体育館・野球場などに用いる。 →空気膜構造

エアトンWilliam Edward Ayrton🔗🔉

エアトン William Edward Ayrton (1847-1908) イギリスの電気工学者。1873〜79年(明治6〜12)在日。工部大学校(東大工学部の前身)で物理学・電気工学を教え,中央電信局竣工の宴においてアーク灯をともす。

エア-ぬき【―抜き】🔗🔉

エア-ぬき [0] 【―抜き】 ブレーキやクラッチの油圧系統内にたまり,作動のさまたげとなる空気を抜くこと。

エア-バスairbus🔗🔉

エア-バス [0] airbus 大量輸送を目的とした中・短距離用の大型ジェット旅客機。 〔大型で,バスのように気軽に利用できることからつけられた名〕

エア-バッグair bag🔗🔉

エア-バッグ [3] air bag 自動車の乗員保護装置の一。衝突などで車体が一定値以上の衝撃を感知すると,電気信号や針によって火薬に点火,発生した窒素ガスが瞬時に空気袋に充満して乗員を受け止め,衝撃を緩和する。

エア-ピストルair pistol🔗🔉

エア-ピストル [3] air pistol ピストル形の空気銃。また,それを使った射撃競技。

エア-フィルターair filter🔗🔉

エア-フィルター [3] air filter 内燃機関に送りこむ空気を濾過(ロカ)する装置。

え【柄】(和英)🔗🔉

え【柄】 a handle (道具の);→英和 a grasp (櫂(かい)の);→英和 a crank (回転式);→英和 a haft (つか);→英和 a stem (パイプの).→英和

え【絵】(和英)🔗🔉

え【絵】 a picture[drawing (無彩),painting (彩色)];→英和 a sketch (写生・略図);→英和 an illustration (挿絵).→英和 〜のような picturesque.→英和 〜をかく draw[paint]a picture.

え【餌】(和英)🔗🔉

え【餌】 food;→英和 feed;→英和 a bait (釣の);→英和 a prey (餌食);→英和 a bait (誘惑).〜をやる feed;→英和 give food.〜をつける bait.

エア・カーテン(和英)🔗🔉

エア・カーテン an air curtain.

エア・コン(和英)🔗🔉

エア・コン an air conditioner (装置機);air conditioning (装置).

エア・コンプレッサー(和英)🔗🔉

エア・コンプレッサー an air compressor.

エアゾール(和英)🔗🔉

エアゾール (an) aerosol.→英和

エア・ターミナル(和英)🔗🔉

エア・ターミナル an air terminal.

エア・バス(和英)🔗🔉

エア・バス an airbus.→英和

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