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か-ろ【火炉】🔗🔉

か-ろ クワ― [1] 【火炉】 (1)火を入れて暖を取るもの。火鉢・囲炉裏など。 (2)香炉(コウロ)。 (3)ボイラーの燃料を燃やす装置。

か-ろ【蝸廬】🔗🔉

か-ろ クワ― [1] 【蝸廬】 〔「蝸牛廬」の略〕 カタツムリの殻のように狭い家。蝸舎。自分の家をへりくだっていう語。

カロAnthony Caro🔗🔉

カロ Anthony Caro (1924- ) イギリスの彫刻家。鉄板や鉄骨を彩色した構成的な抽象彫刻によって,プライマリー-ストラクチュアズの代表的な作家となる。

かろ・い【軽い】🔗🔉

かろ・い [2] 【軽い】 (形)[文]ク かろ・し 「かるい(軽)」に同じ。「平素よりは御口も―・く/不言不語(紅葉)」「仏・聖も罪―・きをこそ導きよくし給ふなれ/源氏(蓬生)」 〔現在では,一般に「かるい」が用いられる〕 [派生] ――み(名)

か-ろう【家老】🔗🔉

か-ろう ―ラウ [0] 【家老】 (1)武家の重臣で,家政を主宰し家中を統率する者。また,その職名。江戸時代には,一藩に数名おかれ,多くは世襲であった。年寄。宿老。老(オトナ)。 (2)江戸時代,商家で家務を総括する手代。

かろう-れつ【家老列】🔗🔉

かろう-れつ ―ラウ― [2] 【家老列】 譜代の家老ではなく,特に登用されて家老の列に加わった者。古くは家老脇,江戸時代には家老格・家老並ともいう。

か-ろう【過労】🔗🔉

か-ろう クワラウ [0] 【過労】 体や頭脳を使いすぎて,疲労すること。「―で倒れる」

かろう-し【過労死】🔗🔉

かろう-し クワラウ― [2] 【過労死】 業務上などの過重な精神的・肉体的負担が原因となって,心筋梗塞や脳卒中などで急死すること。

かろう-かい【哥老会】🔗🔉

かろう-かい カラウクワイ 【哥老会】 中国,清末に起こった秘密結社。天地会の影響のもと,四川から湖南・湖北に広がった。反清復明を唱え,辛亥(シンガイ)革命に参加。哥弟会。 →会党 →教案

かろう-じて【辛うじて】🔗🔉

かろう-じて カラウ― [0][2] 【辛うじて】 (副) 〔「からくして」の転〕 ぎりぎりのところで。やっと。ようやく。「―最終電車に間に合った」「―合格する」

かろうと【屍櫃】🔗🔉

かろうと カラウト 【屍櫃】 〔「からひつ」の転。「かろうど」とも〕 (1)遺骨を納める墓の石室。墓室。 (2)「からひつ(屍櫃)」に同じ。「石の―をきつて据ゑ/狂言・二千石」

かろうと【唐櫃】🔗🔉

かろうと カラウト 【唐櫃】 ⇒からびつ(唐櫃)

かろ-がろ【軽軽】🔗🔉

かろ-がろ 【軽軽】 (副) 「かるがる」に同じ。「十丈余りの大石,一羽より猶―と引つ抱へて/浄瑠璃・釈迦如来」

かろがろ-し・い【軽軽しい】🔗🔉

かろがろ-し・い [5] 【軽軽しい】 (形)[文]シク かろがろ・し (1)「かるがるしい{(1)}」に同じ。「柳之助は心陰(ヒソカ)に得意で,―・く説明を与へる気色も無い/多情多恨(紅葉)」「天性―・しき人の,ことばのつつしみなくて/折たく柴の記」 (2)身分が低い。「―・しき人の家の飾りとはなさむ/源氏(蓬生)」

かろ-きょう【下路橋】🔗🔉

かろ-きょう ―ケウ [0] 【下路橋】 橋桁(ハシゲタ)の下部に通路部分がある構造の橋。 ⇔上路橋

か-ろく【加禄】🔗🔉

か-ろく [0] 【加禄】 禄高を増やすこと。加増。加秩。

か-ろく【花鹿】🔗🔉

か-ろく クワ― [0] 【花鹿】 ⇒はなじか(花鹿)

か-ろく【家禄】🔗🔉

か-ろく [0][1] 【家禄】 (1)武家社会において,主君が家臣に与えた世襲性の俸禄。 (2)1869年(明治2),版籍奉還に際して,新政府が,華族・士族の家格に対して給した俸禄。76年廃止。

かろく【嘉禄】🔗🔉

かろく 【嘉禄】 年号(1225.4.20-1227.12.10)。元仁の後,安貞の前。後堀河天皇の代。

かろ-こん【瓜呂根】🔗🔉

かろ-こん クワロ― [2] 【瓜呂根】 キカラスウリなどの皮層を除いた塊根。解熱・咳止め・解毒に用いるほか,このデンプンを精製して天花粉とする。括楼根(カロウコン)。

カロザーズWallace Hume Carothers🔗🔉

カロザーズ Wallace Hume Carothers (1896-1937) アメリカの化学者。合成ゴムおよび合成繊維ナイロンを発明。

かろ・し【軽し】🔗🔉

かろ・し 【軽し】 (形ク) ⇒かろい

かろし・める【軽しめる】🔗🔉

かろし・める 【軽しめる】 (動マ下一)[文]マ下二 かろし・む 軽んずる。軽蔑(ケイベツ)する。「強勢(カウセイ)おれを―・めるの/西洋道中膝栗毛(魯文)」

カロシュティー-もじ【―文字】🔗🔉

カロシュティー-もじ [6] 【―文字】 〔Kharoshthi〕 古代インドの文字。紀元前六世紀にアラム文字から派生。インド西北部で使われたが,五世紀以降ブラーフミー文字と交代。

カロチノイド(ドイツ) Karotinoide🔗🔉

カロチノイド [4] (ドイツ) Karotinoide ⇒カロテノイド

カロチン(ドイツ) Karotin🔗🔉

カロチン [1][2] (ドイツ) Karotin ⇒カロテン

カロッサHans Carossa🔗🔉

カロッサ Hans Carossa (1878-1956) ドイツの詩人・小説家・医師。穏やかな肯定の信念に貫かれた自伝的小説を書いた。代表作「幼年時代」「美しき惑いの年」「ルーマニア日記」

カロテノイドcarotenoid🔗🔉

カロテノイド [4] carotenoid 動植物界に広く分布し,黄橙・赤・赤紫色を示す色素の総称。カロテン・キサントフィルなどがある。ニンジンの根,トマト・カキなどの果実,タンポポ・ヤマブキなどの黄色花冠などに含まれる。

カロテンcarotene🔗🔉

カロテン [1][2] carotene カロテノイドのうちの炭化水素。精製したものは暗赤色板状,または柱状の結晶。動物の体内でビタミン A に変わり,視覚・光合成などで重要な機能を果たす。ニンジンの根やトウガラシの果実には多量に含まれている。カロチン。

かろ-とうせん【夏炉冬扇】🔗🔉

かろ-とうせん [1] 【夏炉冬扇】 〔「論衡(逢遇)」による。夏の火鉢と冬の扇の意〕 季節外れで役に立たないもののたとえ。冬扇夏炉。

かろび-やか【軽びやか】🔗🔉

かろび-やか 【軽びやか】 (形動ナリ) いかにもかるがるとしたさま。かろらか。「装束―にして/今昔 27」

かろ・ぶ【軽ぶ】🔗🔉

かろ・ぶ 【軽ぶ】 (動バ上二) (1)かるがるとしている。軽装である。「さばかり―・びすずしげなる御中に/枕草子 35」 (2)軽はずみである。軽率である。「―・びたる名をや流さむ/源氏(帚木)」 (3)身分が低い。「いと―・びたる程に侍るめれど,おぼし許す方もや/源氏(竹河)」

かろ-み【軽み】🔗🔉

かろ-み 【軽み】 「かるみ」に同じ。

かろ・む【軽む】🔗🔉

かろ・む 【軽む】 ■一■ (動マ四) (1)軽くなる。「この罪の―・むばかりのわざ(=仏事)をせさせ給へ/源氏(若菜下)」 (2)軽くみる。あなどる。「―・み思ふべからず/三宝絵詞(下)」 ■二■ (動マ下二) (1)(重さや程度を)軽くする。「われにその罪を―・めて許し給へ/源氏(賢木)」 (2)軽んずる。あなどる。ばかにする。「ひとり身なる者は人に―・めらる/方丈記」

カロメル-でんきょく【―電極】🔗🔉

カロメル-でんきょく [5] 【―電極】 容器に水銀を入れ,その上にカロメルと水銀をペースト状に混ぜ合わせたものを入れ,一定濃度の塩化カリウム水溶液で満たして作る電極。安定した電位を示すので,他の電極の電極電位を測定するのに用いられる。甘汞電極。

かろ-やか【軽やか】🔗🔉

かろ-やか [2] 【軽やか】 (形動)[文]ナリ かるがると気持ちよく事をするさま。かるやか。「―な足取り」 [派生] ――さ(名)

かろ-らか【軽らか】🔗🔉

かろ-らか 【軽らか】 (形動ナリ) (1)軽そうなさま。かろやか。「例の急ぎ出で給ひて,―にうち乗せ給へれば/源氏(夕顔)」 (2)手軽なさま。無造作なさま。かるらか。「人に見とがめられじの心もあれば,道のほども―にしなしたり/源氏(松風)」 (3)軽々しいさま。軽率。かるらか。「さやうに―に語らふわざをもすなれ/源氏(明石)」 (4)身分・地位などがさして高くないさま。かるらか。「むかし―なるうへ人などにて見し人々おもおもしき上達部にてあるも/右京大夫集」

カロリー(フランス) calorie🔗🔉

カロリー [1] (フランス) calorie 熱量の単位。記号cal 一カロリーは4.18605ジュール。水1グラムを一気圧のもとで,摂氏一四・五度から一五・五度に上げるのに必要な熱量4.1855ジュールとする定義もある。栄養学では1キロカロリーを単位に用いる。

カロリメーターcalorimeter🔗🔉

カロリメーター [4] calorimeter 熱量計。

カロリング-ちょう【―朝】🔗🔉

カロリング-ちょう ―テウ 【―朝】 〔(ドイツ) Karolinger〕 フランク王国後期の王朝。メロビング朝の宮宰ピピンが751年に創始し,その子カール大帝の時に最盛期となる。843年の王国三分に伴い王統も三分,987年西フランクの断絶により滅亡。

カロリング-ルネサンス(ドイツ) Karolingische Renaissance🔗🔉

カロリング-ルネサンス (ドイツ) Karolingische Renaissance フランク王国のカール大帝の保護奨励に始まる文化の興隆。各地より学者が集まり,教育施設が整備され,古典文化が再興,中世文化の基礎となった。

カロリン-しょとう【―諸島】🔗🔉

カロリン-しょとう ―シヨタウ 【―諸島】 〔Caroline〕 西太平洋,ミクロネシア南部にある諸島。主島はパラオ・ヤップ・トラックの三島。

か-ろん【歌論】🔗🔉

か-ろん [0][1] 【歌論】 和歌に関する理論や評論。特に,和歌の本質・要素・分類・修辞・語法などに関する論。

カロンFranois Caron🔗🔉

カロン Franois Caron (1600-1673) オランダの平戸商館長。1619年に来日し二十余年滞在。著「日本大王国誌」

かろん・じる【軽んじる】🔗🔉

かろん・じる [4] 【軽んじる】 (動ザ上一) 〔サ変動詞「かろんずる」の上一段化〕 「かろんずる」に同じ。 ⇔重んじる 「むやみに人を―・じてはいけない」

かろん・ず【軽んず】🔗🔉

かろん・ず 【軽んず】 (動サ変) ⇒かろんずる

かろん・ずる【軽んずる】🔗🔉

かろん・ずる [4] 【軽んずる】 (動サ変)[文]サ変 かろん・ず 〔「かろみす」の転〕 (1)軽くみる。あなどる。粗末にする。「人に―・ぜられる」「命を―・ずる」 (2)程度を軽くする。「刑の疑はしきをば―・ぜよ/平家 2」 ⇔重んずる

かろう【過労】(和英)🔗🔉

かろう【過労】 overwork.→英和 〜になる work too hard;overwork oneself.

かろうじて【辛うじて】(和英)🔗🔉

かろうじて【辛うじて】 barely;→英和 narrowly.→英和 〜逃れる have a narrow escape.〜生計を立てる make a bare living.

カロリー(和英)🔗🔉

カロリー a calorie[-ry].→英和 〜が多い(少ない) have a high (low) calorific value.高[低]カロリーの high-[low-]calorie.

かろんじる【軽んじる】(和英)🔗🔉

かろんじる【軽んじる】 make light of;neglect;→英和 look down<(up)on a person>(見下げる).

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