複数辞典一括検索+
か‐ろ【火炉】クワ‥🔗⭐🔉
か‐ろ【火炉】クワ‥
①火を入れて煮焼きしたり暖をとったりする設備。移動できる置火炉と、床を切り落として作り付けにした地火炉とがある。
②(→)香炉こうろに同じ。
③ボイラーの燃料を燃やす装置。
か‐ろ【貨賂】クワ‥🔗⭐🔉
か‐ろ【貨賂】クワ‥
賄賂わいろ。まいない。
か‐ろ【蝸廬】クワ‥🔗⭐🔉
か‐ろ【蝸廬】クワ‥
(蝸牛廬の略)(かたつむりの殻のように)狭い家。転じて、自分の家の謙称。
カロ【Jacques Callot】🔗⭐🔉
カロ【Jacques Callot】
フランスの版画家。エッチング技術にすぐれ、宮廷の祝典や貴族・乞食・野外喜劇などの風俗主題で連作版画を制作。「戦争の惨禍」。(1592頃〜1635)
か‐ろう【花郎】クワラウ🔗⭐🔉
か‐ろう【花郎】クワラウ
新羅の、愛国的な貴族子弟の精神的・肉体的修養団体である花郎徒の指導者。
か‐ろう【家老】‥ラウ🔗⭐🔉
か‐ろう【家老】‥ラウ
江戸時代、大名の重臣で、家中の武士を統率し、家務を総轄した職。1藩に数名以上おり、普通は世襲。この名は鎌倉時代からあった。年寄。宿老。
⇒かろう‐かく【家老格】
⇒かろう‐なみ【家老並】
⇒かろう‐れつ【家老列】
か‐ろう【過労】クワラウ🔗⭐🔉
か‐ろう【過労】クワラウ
働きすぎてつかれること。「―で倒れる」
⇒かろう‐し【過労死】
かろ・うカロフ🔗⭐🔉
かろ・うカロフ
〔他四〕
(四国・九州で)背負う。かるう。浄瑠璃、博多小女郎波枕「頭抱へて雇人やといどに―・はれ」
かろう‐かい【哥老会】‥ラウクワイ🔗⭐🔉
かろう‐かい【哥老会】‥ラウクワイ
中国清代の秘密結社。乾隆(1736〜1795)の頃成立といわれ、清朝を倒して漢民族の王朝を復興するのを趣旨とした。哥弟会。弟兄会。
かろう‐こん【瓜呂根】クワ‥🔗⭐🔉
かろう‐こん【瓜呂根】クワ‥
キカラスウリ・シナカラスウリの塊根の外皮を去って乾燥した生薬。漢方薬として滋養・催乳に用いる。かろこん。→天花粉てんかふん
かろう‐し【過労死】クワラウ‥🔗⭐🔉
かろう‐し【過労死】クワラウ‥
過度な仕事が原因の労働者の死亡。1980年代後半から一般化した語。
⇒か‐ろう【過労】
かろう‐じて【辛うじて】カラウ‥🔗⭐🔉
かろう‐じて【辛うじて】カラウ‥
〔副〕
(カラクシテの音便)ようやく。やっと。わずかに。「―間に合った」
かろうど【唐櫃】カラウド🔗⭐🔉
かろうど【唐櫃】カラウド
(カロウトとも)
①(カラウヅの転)(→)「からびつ」に同じ。平家物語11「内侍所ないしどころの御―をもつて」。日葡辞書「ヨロイガラウト」
②(屍櫃からひつの意か)棺ひつぎ。狂言、二千石じせんせき「乾いぬいの隅に壇をつき、石の―を切つてすゑ」
③墓石の下に設けた石室。
かろう‐れつ【家老列】‥ラウ‥🔗⭐🔉
かろう‐れつ【家老列】‥ラウ‥
譜代ふだいの家老ではなくて、才幹をもって挙用され、家老の列に加わった者。家老格。家老並かろうなみ。家老脇。
⇒か‐ろう【家老】
かろ‐がろ【軽軽】🔗⭐🔉
かろ‐がろ【軽軽】
さも軽そうなさま。かるがる。
かろがろ・し【軽軽し】🔗⭐🔉
かろがろ・し【軽軽し】
〔形シク〕
「かるがるし」に同じ。白氏文集天永点「慎みて勿まな身を将もて軽カロガロシク人に許すこと」
かろ‐きょう【下路橋】‥ケウ🔗⭐🔉
かろ‐きょう【下路橋】‥ケウ
道路や軌道面が橋桁の下側にある橋。↔上路橋
か‐ろく【加禄】🔗⭐🔉
か‐ろく【加禄】
禄高を増加すること。加増かぞう。
か‐ろく【家禄】🔗⭐🔉
か‐ろく【家禄】
①主君から家臣に世襲的に与えられる俸禄。江戸時代、幕府では旗本・御家人に、大名では士さむらいに付いていた禄。
②1869年(明治2)華族・士族の家格に与えた俸禄。76年秩禄処分により廃止。
かろく【嘉禄】🔗⭐🔉
かろく【嘉禄】
[博物志]鎌倉中期、後堀河天皇朝の年号。元仁2年4月20日(1225年5月28日)改元、嘉禄3年12月10日(1228年1月18日)安貞に改元。
カロザース【Wallace Hume Carothers】🔗⭐🔉
カロザース【Wallace Hume Carothers】
アメリカの化学者。デュポン社の研究所で系統的に重合の研究を行い、初期の合成ゴムであるポリクロロ‐プレン(ネオプレン)や最初の合成繊維ナイロンを発明。(1896〜1937)
かろ・し【軽し】🔗⭐🔉
かろ・し【軽し】
〔形ク〕
①目方が少ない。源氏物語少女「風にちるもみぢは―・し」
②大した程度でない。重大でない。宇治拾遺物語9「罪に任せて重く―・く誡むることありければ」
③威厳が乏しい。大した身分でない。源氏物語帚木「おのづから―・き方にぞおぼえ侍るかし」
④あつかいが手軽である。いいかげんである。源氏物語常夏「この君をさし出でたらむに、え―・くはおぼさじ」
⑤おちつきがない。軽薄である。源氏物語初音「心―・き人のつらにて」
↔重し
かろし・める【軽しめる】🔗⭐🔉
かろし・める【軽しめる】
〔他下一〕[文]かろし・む(下二)
かろんずる。あなどる。軽侮する。今昔物語集1「ゆめゆめ―・め奉ることなかれ」
カロッサ【Hans Carossa】🔗⭐🔉
カロッサ【Hans Carossa】
ドイツの詩人・小説家・医師。「詩集」、小説「ドクトル‐ビュルガーの運命」「美しき惑いの年」、従軍記「ルーマニア日記」など。自伝的作品が多い。(1878〜1956)
カロテノイド【carotenoid; carotinoid】🔗⭐🔉
カロテノイド【carotenoid; carotinoid】
動植物界に広く分布している一群の色素の総称。ニンジン・トマト・柑橘類に見られるように黄・橙・赤のものが多いが、紫色のものもある。光による生体反応の阻害を防止する働きをもつ。多くは炭素原子数40個の長い鎖状構造で、発色の原因となる共役二重結合を重複して持つ。天然カロテノイドはカロテン・キサントフィルなど約300種、多くは数種混在する。カロチノイド。
カロテン【carotene; carotin】🔗⭐🔉
カロテン【carotene; carotin】
動植物に含まれる重要な一群の色素。カロテノイドの一種。結晶は暗赤色。ニンジンの根、バター、卵黄の黄色物質の主成分。緑葉中では葉緑素と共存し、動物体内では代謝されてビタミンAとなる。カロチン。
かろ‐とうせん【夏炉冬扇】🔗⭐🔉
かろ‐とうせん【夏炉冬扇】
[論衡逢遇「作無益之能、納無補之説、以夏進炉以冬奏扇」]時機にあわない無用の事物のたとえ。「六日の菖蒲あやめ十日の菊」の類。芭蕉、許六離別ノ詞「予が風雅は―のごとし」
かろ‐はずみ【軽はずみ】‥ハヅミ🔗⭐🔉
かろ‐はずみ【軽はずみ】‥ハヅミ
(→)「かるはずみ」に同じ。
かろび‐やか【軽びやか】🔗⭐🔉
かろび‐やか【軽びやか】
かるがるとしたさま。かろやか。今昔物語集27「装束―にして、馬に乗りて行くに」
かろ・ぶ【軽ぶ】🔗⭐🔉
かろ・ぶ【軽ぶ】
〔自上二〕
①軽そうである。身軽な様子である。枕草子35「さばかり―・び涼しげなる御中に、あつかはしげなるべけれど」
②かるくふるまう。軽率と見られる。源氏物語帚木「末の世にも聞き伝へて―・びたる名をや流さむ」
③低く軽い身分である。源氏物語若菜上「まだ年いと若くて、むげに―・びたるほどなり」
かろ・む【軽む】🔗⭐🔉
かろ・む【軽む】
[一]〔他下二〕
①かるくする。少なくする。源氏物語賢木「その罪を―・めてゆるし給へ」
②かろんずる。あなどる。源氏物語葵「な、いたう―・め給ひそと、いさめ給ふものから」
[二]〔自四〕
かるくなる。栄華物語木綿四手「少し―・ませ給ふやうなれば」
カロメル【calomel】🔗⭐🔉
カロメル【calomel】
甘汞かんこう。→塩化水銀1。
⇒カロメル‐でんきょく【カロメル電極】
カロメル‐でんきょく【カロメル電極】🔗⭐🔉
カロメル‐でんきょく【カロメル電極】
水銀の上に塩化水銀(Ⅰ)と水銀を糊状にまぜたものをおき、さらにその上に一定濃度の塩化カリウム水溶液を入れて作った電極。安定で再現性がよいので水素電極の代りによく用いる。甘汞かんこう電極。
⇒カロメル【calomel】
かろ‐やか【軽やか】🔗⭐🔉
かろ‐やか【軽やか】
いかにも軽そうなさま。軽快なさま。「―に踊る」「―な足どり」
かろ‐らか【軽らか】🔗⭐🔉
かろ‐らか【軽らか】
①いかにも軽そうなさま。かろやか。源氏物語若紫「いと―にかき抱きて」
②手軽なさま。簡単なさま。源氏物語夕顔「―にえしもまぎれ給ふまじきを」
③かるがるしいさま。軽率なさま。源氏物語明石「田舎人こそ…さやうに―に語らふわざをもすなれ」
④大した身分や地位でないさま。源氏物語夕霧「齢つもらず―なりし程に」
カロリー【calorie】🔗⭐🔉
カロリー【calorie】
(ラテン語のcalor(熱)に由来)
①熱量の単位。計量法では1カロリーを4.18605ジュールと定めているが、今日の国際単位系(SI)では推奨しがたい単位とされている。通常、1カロリーは1気圧下で1グラムの純水の温度をセ氏14.5度から15.5度に高めるのに要する熱量と定義される。記号cal →ジュール。
②栄養学ではふつう1キロカロリー(1000カロリー)のこと。栄養価を燃焼熱で表す際に用いる。記号Cal 「低―の食事」
カロリメーター【calorimeter】🔗⭐🔉
カロリメーター【calorimeter】
(→)熱量計に同じ。
カロリュス‐デュラン【Carolus-Duran】🔗⭐🔉
カロリュス‐デュラン【Carolus-Duran】
フランスの画家。本名Charles Émile Auguste Durand 藤島武二などを指導。女性肖像に優れる。(1837〜1917)
カロリング‐ちょう【カロリング朝】‥テウ🔗⭐🔉
カロリング‐ちょう【カロリング朝】‥テウ
(Carolingians)フランク王国第2の王朝。751年ピピンに始まり、シャルルマーニュ治世に版図を今のドイツ・フランス・オランダ・北イタリアなどへ拡げ、法制を整え、古代ローマの学芸を復興。843年ヴェルダン条約により王国は三分され、独・仏・伊三国の原形を形成。→メロヴィング朝
カロリン‐しょとう【カロリン諸島】‥タウ🔗⭐🔉
カロリン‐しょとう【カロリン諸島】‥タウ
(Caroline Islands)西太平洋、ミクロネシアの島嶼中、マリアナ・マーシャルの2諸島を除く島々の総称。
カロル【carol】🔗⭐🔉
カロル【carol】
中世以来のイギリスの民衆的なクリスマス祝歌。キャロル。
かろ‐ろか【軽ろか】🔗⭐🔉
かろ‐ろか【軽ろか】
(→)「かろらか」に同じ。
か‐ろん【歌論】🔗⭐🔉
か‐ろん【歌論】
和歌に関する評論または文学論。歌の要素・本質・分類・風体・詠作法などに対する見解。
カロン【François Caron】🔗⭐🔉
カロン【François Caron】
平戸のオランダ商館長。1619年(元和5)来日、20年余滞在。日本語をよくし、日蘭貿易の再開に尽くす。著「日本大王国志」。(1600〜1673)
カロン【Charōn】🔗⭐🔉
カロン【Charōn】
ギリシア神話で冥府の川の渡し守。死者が口に含んだ小銭を取り、舟は死者に漕がせた。
広辞苑に「かろ」で始まるの検索結果 1-49。もっと読み込む