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さか【尺】🔗🔉

さか 【尺】 〔「しゃく」の転〕 古代の長さの単位。その実長は不明。「君来ますやと我が嘆く八―の嘆き/万葉 3276」

さか【坂・阪】🔗🔉

さか [2][1] 【坂・阪】 (1)一方が高く,一方が低く傾斜して勾配のある道。さかみち。 (2)難渋して進みがたい過程。「人生の―をのぼりつめる」「四十の―にさしかかる」

さか【冠・鶏冠】🔗🔉

さか 【冠・鶏冠】 とさか。[和名抄] [名義抄]

さか【逆・倒】🔗🔉

さか [2] 【逆・倒】 ぎゃくであること。さかさま。多く,他の語と複合して用いる。「―立ち」「―落とし」「君はみんな―に解釈するから,交際が益(マスマス)面倒になる/明暗(漱石)」

さか【斛・石】🔗🔉

さか 【斛・石】 古代の容積の単位。その大きさは不明。「百(モモ)―の舟隠り入る/万葉 2407」

さ-か【茶菓】🔗🔉

さ-か ―クワ [1] 【茶菓】 茶と菓子。ちゃか。「―を供する」

さか-あがり【逆上(が)り】🔗🔉

さか-あがり [3] 【逆上(が)り】 鉄棒で,懸垂した体を足の方から一回転させて,上体を鉄棒の上に引き上げる技。しりあがり。

さか-あみ【逆網】🔗🔉

さか-あみ [0] 【逆網】 船二艘で網を引く場合,左方の船に積む網。また,左方の船。 ⇔真網(マアミ)

さかい【境・界】🔗🔉

さかい サカヒ [2] 【境・界】 〔動詞「さかう」の連用形から〕 (1)土地と土地の区切り。境界。境目。「国の―」「隣家との―」「―を接する三県」 (2)ものの分かれ目。境目。「生死の―」「季節の―」 (3)場所。土地。「それ常陸の国は,―是広大(ヒロ)く/常陸風土記」 (4)(すぐれた)境地。「二つのわざ,やうやう―に入りければ/徒然 188」

さかい-あらそい【境争い】🔗🔉

さかい-あらそい サカヒアラソヒ [4] 【境争い】 境界線についての紛争。さかいもめ。境界争い。

さかい-め【境目】🔗🔉

さかい-め サカヒ― [4][0] 【境目】 (1)くぎりになる所。境界。「隣の家との―に垣根を巡らす」 (2)物事の分かれ目。きわ。「ここが勝つか負けるかの―だ」

さかい-ろん【境論】🔗🔉

さかい-ろん サカヒ― [2] 【境論】 境界争い。

さかい【境】🔗🔉

さかい サカヒ 【境】 (1)茨城県南西部,猿島(サシマ)郡の町。利根川北岸にあり,明治期まで水運の要地。現在は境大橋が架かる。猿島茶の産地。 (2)群馬県南東部,佐波(サワ)郡の町。近世には日光例幣使街道の宿場町で,利根川の河港。

さ-かい【茶会】🔗🔉

さ-かい ―クワイ [0] 【茶会】 ⇒ちゃかい(茶会)

さかい【酒井】🔗🔉

さかい サカ 【酒井】 姓氏の一。徳川氏最古参の譜代大名である三河の酒井氏が著名。

さかい-ただかつ【酒井忠勝】🔗🔉

さかい-ただかつ サカ― 【酒井忠勝】 (1587-1662) 江戸前期の老中・大老。家光・家綱に仕え,幕藩体制の確立に貢献。川越城主。のち若狭小浜一二万石に転封。

さかい-ただきよ【酒井忠清】🔗🔉

さかい-ただきよ サカ― 【酒井忠清】 (1624-1681) 江戸前期の老中・大老。上野(コウズケ)厩橋(ウマヤバシ)藩主。雅楽頭(ウタノカミ)。家綱を補佐して幕政の実権を握った。大手前下馬札のそばに屋敷があったので下馬将軍とも称された。

さかい-ただつぐ【酒井忠次】🔗🔉

さかい-ただつぐ サカ― 【酒井忠次】 (1527-1596) 安土桃山時代の武将。忠親の子。徳川四天王の一人。家康幼少の頃から仕え,姉川,長篠,小牧・長久手の戦いで活躍。

さかい-ただよ【酒井忠世】🔗🔉

さかい-ただよ サカ― 【酒井忠世】 (1572-1636) 江戸初期の老中・大老。上野(コウズケ)厩橋藩主。忠清の祖父。秀忠・家光を補佐し,家康死後の幕政に重きをなした。

さかい-ほういつ【酒井抱一】🔗🔉

さかい-ほういつ サカハウイツ 【酒井抱一】 (1761-1828) 江戸後期の画家。姫路城主酒井忠以(タダザネ)の弟。本名,忠因(タダナオ)。狂歌・俳諧などもたしなむ。絵は特に光琳に傾倒し,遺墨を集めて「光琳百図」「尾形流略印譜」を刊行。代表作「夏秋草図屏風」

さかい【堺】🔗🔉

さかい サカヒ 【堺】 大阪府中南部,大阪湾に面する市,南北朝期以後港湾都市として発展し,特に応仁の乱後は日明(ニチミン)貿易の根拠地として栄え,町政は三六人の会合(エゴウ)衆によって自治的に運営された。江戸時代は幕府の直轄領で,堺奉行が置かれた。現在,電力・鉄鋼・石油コンビナートなどが立地。

さかい-けんだん【堺検断】🔗🔉

さかい-けんだん サカヒ― [4] 【堺検断】 堺奉行の異名。

さかい-じけん【堺事件】🔗🔉

さかい-じけん サカヒ― 【堺事件】 王政復古直後に起きた外国兵との衝突事件。1868年(慶応4)堺に上陸し,住民に乱暴を働いたフランス兵を警備の土佐藩兵が死傷させたが,新政府はフランスの要求を入れ,関係者に切腹を命じた。

さかい-じゅう【堺重】🔗🔉

さかい-じゅう サカヒヂユウ [2] 【堺重】 大阪堺市名産の重箱。普通,春慶塗で入れ子になっている。堺重箱。

さかい-すじ【堺筋】🔗🔉

さかい-すじ サカヒスヂ 【堺筋】 大阪市の中心部を南北に走る大通り。船場(センバ)や島之内などを貫いてオフィス街を形成する。

さかい-だんつう【堺段通】🔗🔉

さかい-だんつう サカヒ― [4] 【堺段通】 堺市近辺産出の段通。多くは木綿の文様織物。中国の段通を模して江戸末期から織り出された。

さかい-でんじゅ【堺伝授】🔗🔉

さかい-でんじゅ サカヒ― 【堺伝授】 古今伝授の一。宗祇より三条西実隆(サネタカ)・細川幽斎に伝えられた一流に対し,宗祇から地下(ジゲ)連歌師の牡丹花肖柏(ボタンカシヨウハク)に伝えられた一流をいう。肖柏が堺に住んでいたのでこの名がある。

さかい-ぶぎょう【堺奉行】🔗🔉

さかい-ぶぎょう サカヒ―ギヤウ [4] 【堺奉行】 江戸幕府の職名の一。堺の市政・訴訟・港湾に関する一切の事務をつかさどった。堺検断。堺代官。

さかい-ぶね【堺船】🔗🔉

さかい-ぶね サカヒ― 【堺船】 江戸時代,長崎から輸入品の生絹・絹物などの唐物を独占的に上方へ輸送した堺の糸荷廻船の俗称。 堺船 [図]

さかい-ほうちょう【堺包丁】🔗🔉

さかい-ほうちょう サカヒハウチヤウ [4] 【堺包丁】 堺で産する包丁。近世以降全国的に知られる。

さかい-りゅう【堺流】🔗🔉

さかい-りゅう サカヒリウ 【堺流】 (1)和様書道の一流派。牡丹花肖柏(ボタンカシヨウハク)を始祖とする。肖柏が堺に住んでいたことからいう。 (2)江戸時代,将軍家の御用船匠として名声のあった大坂の船大工堺家の流儀。境流。境井流。

さかい【堺】🔗🔉

さかい サカヒ 【堺】 姓氏の一。

さかい-としひこ【堺利彦】🔗🔉

さかい-としひこ サカヒ― 【堺利彦】 (1870-1933) 社会主義運動家。号は枯川。福岡県生まれ。「万朝報」記者を経て,幸徳秋水らと「平民新聞」を創刊し,非戦論を展開。赤旗事件などで数度入獄。日本社会党・日本共産党の創立にも参加。

さかい🔗🔉

さかい サカヒ (接助) 〔近世以降の語。近世上方語では「さかいで」「さかいに」の形が多く用いられた。現代では主に関西地方で「さかい」が多く用いられる〕 活用語の連体形に接続する。物事の理由・原因を表す。から。ので。「それはきつう曇つた―で,念入れ研(ト)がしました/歌舞伎・傾城江戸桜」「月夜で風のふかぬ時ひまぢや―に,夜番さしやりますか/浮世草子・一代女 2」「勘六正直者ぢや―,えらう腹立て召さる/浄瑠璃・新版歌祭文」「どうせ知れることや―,蔭で云ふのんは構(カ)めへんけど/細雪(潤一郎)」

さか-いき【逆息】🔗🔉

さか-いき 【逆息】 (1)息ぜわしいこと。「―になりてはしり向かひ/著聞 16」 (2)咳(セキ)。

さか-いき【酒息】🔗🔉

さか-いき [0] 【酒息】 酒くさい息。

さかいすじ-せん【堺筋線】🔗🔉

さかいすじ-せん サカヒスヂ― [0] 【堺筋線】 大阪市営の地下鉄道線。大阪市天神橋筋六丁目・天下茶屋間,8.5キロメートル。大阪市南北縦断地下鉄の一。

さかい・する【境する】🔗🔉

さかい・する サカヒ― [2] 【境する】 (動サ変)[文]サ変 さかひ・す 境界を作る。境目とする。

さかい-せん【境線】🔗🔉

さかい-せん サカヒ― 【境線】 JR 西日本の鉄道線。鳥取県米子・境港間,17.9キロメートル。弓ヶ浜を縦断する。

さか-いた【逆板】🔗🔉

さか-いた [0] 【逆板】 鎧(ヨロイ)の部分の名。背の屈伸を自由にするために作った,幅3センチメートルばかりのすき間をおおう板。 →大鎧(オオヨロイ)

さかいだ【酒井田】🔗🔉

さかいだ サカダ 【酒井田】 姓氏の一。

さかいだ-かきえもん【酒井田柿右衛門】🔗🔉

さかいだ-かきえもん サカダカキモン 【酒井田柿右衛門】 (1596-1666) 江戸初期の陶工。肥前有田の生まれ。中国の磁器を学んで「赤絵」の絵付けに成功。国内および海外の焼き物に大きな影響を与えた。以後代々酒井田家の窯元は柿右衛門を名乗り現在に至る。

さかいで【坂出】🔗🔉

さかいで 【坂出】 香川県北部の市。かつては製塩の一大中心地。現在は食品・化学・造船などの工業が立地。備讃瀬戸の与島との間に瀬戸大橋が1988年に開通。

さかい-で🔗🔉

さかい-で サカヒ― (接助) ⇒さかい(接助)

さかい-に🔗🔉

さかい-に サカヒ― (接助) ⇒さかい(接助)

さかいのたいこ【酒井の太鼓】🔗🔉

さかいのたいこ サカ― 【酒井の太鼓】 新歌舞伎十八番の一。「太鼓音智勇三略(タイコノオトチユウノサンリヤク)」の通称。河竹黙阿弥作。1873年(明治6)東京村山座初演。大軍に囲まれた浜松城で,酒井左衛門が櫓の太鼓を打って,敵軍を引きあげさせるという筋。「後風土記」の逸話を脚色したもの。

さかいみなと【境港】🔗🔉

さかいみなと サカヒミナト 【境港】 鳥取県北西部,弓ヶ浜北部にある市。境港は江戸時代より発展した商港・漁港。畜産・食品加工・木材・木製品工業が立地。

さか-いり【酒煎り】🔗🔉

さか-いり [0] 【酒煎り】 煮物の味つけをするとき,醤油・塩などのほかに酒を入れて味加減をすること。

さか・う【逆ふ】🔗🔉

さか・う サカフ 【逆ふ】 ■一■ (動ハ四) (1)さからう。従わない。「イツモ人ノ言葉ニ―・ウ人ヂャ/日葡」 (2)てむかう。「これは(=今負ケタノハ)誤ち也。今一度―・ふべし/著聞 10」 (3)快く受けいれられない。ひっかかる。「忠言耳ニ―・イ,良薬口ニ苦シ/天草本金句集」 ■二■ (動ハ下二) (1)さかだてる。「身に鱗(イロコ)を―・へて土石その身の内に入ることあり/法華義疏(長保四年点)」 (2)さからう。「片言(ヘンゲン)耳に―・ふれば公卿といへどもこれをからむ/平家 4」

さか・う【境ふ】🔗🔉

さか・う サカフ 【境ふ】 (動ハ四) 境界をつける。区切る。「大君の―・ひたまふと山守置き守(モ)るといふ山/万葉 950」

さか・う【栄ふ】🔗🔉

さか・う サカフ 【栄ふ】 (動ハ下二) 〔ヤ行下二段活用の「さかゆ」がハ行に活用したもの。中世以降の語〕 「さかえる」に同じ。「千世かけて―・ふる御代こそめでたけれ/狂言・松楪」

さか-うえ【坂上】🔗🔉

さか-うえ ―ウヘ [0] 【坂上】 坂の高い方の部分。また,坂を上り切ったあたり。 ⇔坂下

さか-うち【逆討ち】🔗🔉

さか-うち 【逆討ち】 敵を討とうとして逆に討たれること。返り討ち。「かへつて―に討たれぬと/盛衰記 46」

さか-うま【逆馬】🔗🔉

さか-うま [0] 【逆馬】 (1)後ろ向きに馬に乗ること。「敵にうしろを見えじとや思ひけん,玄光は―に乗つてぞはせたりける/平治(下)」 (2)意に反して物事が逆になってしまうこと。「若い者の悪所に遊ぶ事珍らしからず,是を折檻する事一向なる故,結句―になりて/浮世草子・好色敗毒散」 (3)将棋で,王が敵陣に入ること。入り王。入玉(ニユウギヨク)。

さか-うらみ【逆恨み】🔗🔉

さか-うらみ [0][3] 【逆恨み】 (名)スル (1)恨みに思う人から,逆に恨まれること。「―を受ける」 (2)好意を曲解して相手を恨むこと。「忠告したらかえって―された」

さかえ【栄え】🔗🔉

さかえ [2][0] 【栄え】 さかえること。繁栄。栄華。「悪徳の―」

さかえ【栄】🔗🔉

さかえ 【栄】 (1)千葉県北部,印旛(インバ)郡の町。利根川南岸に位置し,成田山参詣路の宿場町として発達。房総風土記の丘がある。 (2)新潟県中部,南蒲原(カンバラ)郡の町。かつて大面(オオモ)油田で知られた。 (3)名古屋市中区の繁華街・ビジネス街。

さか・える【栄える】🔗🔉

さか・える [3] 【栄える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 さか・ゆ (1)勢いがさかんになる。繁盛する。繁栄する。「門前町として―・えた町」「恐竜は中生代に―・えた」 (2)(話などが)活気がでる。「会話はいよいよ―・えて,笑声が雑(マジ)つて来る/青年(鴎外)」 (3)植物がよく茂る。繁茂する。「国も狭(セ)に生ひ立ち―・え/万葉 4111」

さか-おくみ【逆衽】🔗🔉

さか-おくみ [3] 【逆衽】 裁縫で,幼児の和服の裁ち方の一。前身頃から斜めに裁ち切った衽の上下を逆にして縫い合わせる。普通の四つ身よりは衽が広くなる。さかおくび。

さか-おけ【酒桶】🔗🔉

さか-おけ ―ヲケ [0] 【酒桶】 酒を入れておく桶。また,酒を醸造するときに用いる桶。

さか-おとし【逆落(と)し】🔗🔉

さか-おとし [3][0] 【逆落(と)し】 (1)切り立った崖(ガケ)のようなところから,まっさかさまに落とすこと。「―に突き落とす」 (2)急な斜面をかけおりること。「鵯(ヒヨドリ)越えの―」

さか-おもだか【逆沢瀉】🔗🔉

さか-おもだか [3] 【逆沢瀉】 「逆沢瀉縅(オドシ)」の略。

さかおもだか-おどし【逆沢瀉縅】🔗🔉

さかおもだか-おどし ―ヲドシ [7] 【逆沢瀉縅】 鎧(ヨロイ)の縅の一。沢瀉縅を逆にしたもの。沢瀉の葉が逆三角形の形になったもの。逆沢瀉。

さか-がみ【逆髪】🔗🔉

さか-がみ 【逆髪】 (1)逆立った頭髪。「白髪は乱れ―の/謡曲・歌占」 (2)能「蝉丸(セミマル)」のシテの名。狂乱して髪の逆立った皇女。蝉丸の姉。 (3)頭髪が逆立った化け物。髪を乱した化け物。「―と見ゆるは風の柳哉/毛吹草」

さかがみ-まつり【逆髪祭】🔗🔉

さかがみ-まつり 【逆髪祭】 陰暦九月二四日,滋賀県大津市(逢坂山(オオサカヤマ))にある蝉丸神社で行われる祭礼。坂神をまつるところからの名というが,蝉丸の姉の逆髪が逢坂山にさまよっていたからともいわれる。関の明神祭。

さか-がめ【酒甕】🔗🔉

さか-がめ [0] 【酒甕】 酒を蓄えておくかめ。さけがめ。

さか-き【榊・賢木】🔗🔉

さか-き [0] 【榊・賢木】 〔栄える木の意〕 (1)神域に植える常緑樹の総称。また,神事に用いる木。 (2)ツバキ科の常緑小高木。暖地の山中に自生。高さ約10メートル。葉は互生し,長楕円状倒卵形。濃緑色で質厚く光沢がある。六,七月,白色の小花を開く。枝葉を神事に用いる。 〔「榊の花」は [季]夏〕 →ひさかき (3)源氏物語の巻名。第一〇帖。

さかき-かき【榊かき】🔗🔉

さかき-かき [3] 【榊かき】 祭りのとき,みこしの先頭に立って榊を担いで歩く役の人。榊持ち。

さかき【坂城】🔗🔉

さかき 【坂城】 長野県中部,埴科(ハニシナ)郡の町。千曲川に沿う。旧城下町で北国街道の宿駅。

さか-ぎ【逆木・倒木】🔗🔉

さか-ぎ [0] 【逆木・倒木】 木材の木目を逆さに用いること。また,その材木。

さかぎ-ばしら【逆木柱】🔗🔉

さかぎ-ばしら [4] 【逆木柱】 「逆(サカ)さ柱」に同じ。「これは―の祟(タタリ)なりといふ/閑田次筆」

さか-きげん【酒機嫌】🔗🔉

さか-きげん [3] 【酒機嫌】 酒に酔っているときの機嫌。一杯機嫌。ささ機嫌。

さかきばら【榊原】🔗🔉

さかきばら 【榊原】 姓氏の一。

さかきばら-こうしゅう【榊原篁洲】🔗🔉

さかきばら-こうしゅう ―クワウシウ 【榊原篁洲】 (1656-1706) 江戸中期の儒学者。和泉の人。名は玄輔。字(アザナ)は希翊。木下順庵の門下で,新井白石・室鳩巣と並び称される。順庵の推挙で紀伊徳川家に仕える。明(ミン)の法律に精通し,天文・暦学・測量などにも通じた。著「大明律例諺解」「榊巷(シンコウ)談苑」など。

さかきばら-しげる【榊原仟】🔗🔉

さかきばら-しげる 【榊原仟】 (1910-1979) 心臓外科医。福井県生まれ。東京女子医大教授。幾多の難手術を成功させ,日本の心臓外科を開拓した。

さかきばら-しほう【榊原紫峰】🔗🔉

さかきばら-しほう 【榊原紫峰】 (1887-1971) 日本画家。京都の生まれ。名は安造。文展で画壇に登場したが,鑑査に不満を抱いて1918年(大正7)土田麦僊・小野竹喬らと国画創作協会を結成。代表作「赤松」「奈良の森」「獅子」

さかきばら-やすまさ【榊原康政】🔗🔉

さかきばら-やすまさ 【榊原康政】 (1548-1606) 安土桃山時代の武将。三河の人。徳川四天王の一人。越後高田藩主榊原氏の祖。姉川,小牧長久手の戦いに軍功を立て,上野(コウズケ)館林に一〇万石を領した。

さか-くじ【逆公事】🔗🔉

さか-くじ 【逆公事】 訴えられるべき相手から,訴えるべき者が逆に訴えられること。かえりくじ。

さか-ぐせ【酒癖】🔗🔉

さか-ぐせ [0] 【酒癖】 「さけくせ(酒癖)」に同じ。「―が悪い」

さかぐち【坂口】🔗🔉

さかぐち 【坂口】 姓氏の一。

さかぐち-あんご【坂口安吾】🔗🔉

さかぐち-あんご 【坂口安吾】 (1906-1955) 小説家。新潟県生まれ。本名,炳五。東洋大卒。「風博士」「黒谷村」の特異な作風で注目を浴びる。戦後,旧来の道徳観を否定した「堕落論」や小説「白痴」で,混乱した世相に衝撃を与えた。他に「桜の森の満開の下」,評論「日本文化私観」など。

さかぐち-きんいちろう【坂口謹一郎】🔗🔉

さかぐち-きんいちろう ―キンイチラウ 【坂口謹一郎】 (1897-1994) 発酵微生物学者。新潟県生まれ。東大教授。化学調味料製造など発酵工業に貢献。随筆もよくした。

さかぐち-たかし【坂口昂】🔗🔉

さかぐち-たかし 【坂口昂】 (1872-1928) 歴史学者。兵庫県生まれ。京大教授。古代ヨーロッパ文化史を研究。主著「概観世界史潮」

さか-ぐら【酒蔵】🔗🔉

さか-ぐら [0] 【酒蔵】 酒を醸造したり貯蔵したりする蔵。

さか-け【酒気】🔗🔉

さか-け [0] 【酒気】 (1)酒を飲んだ気分。酒の気。 (2)酒のにおい。酒を飲んだようす。しゅき。

さか-げ【逆毛】🔗🔉

さか-げ [0] 【逆毛】 (1)毛並みが逆の方向に向いていること。 (2)(女性の髪で)髪の毛を逆立ててふくらませること。

さか-ご【逆子・逆児】🔗🔉

さか-ご [0] 【逆子・逆児】 胎児が母胎内で頭を下にしている正常な姿勢ではなく,頭を上にした逆の姿勢になっていること。分娩時は脚部から先に出る。骨盤位。

さか-ごと【酒事】🔗🔉

さか-ごと [0] 【酒事】 多くの人が集まって酒を飲むこと。酒盛り。酒宴。さけごと。

さか-ことば【逆言葉】🔗🔉

さか-ことば 【逆言葉】 「逆さ言葉{(2)}」に同じ。「入間やうとて―をつかふと聞いたによつて/狂言・入間川」

さか-ごも【酒薦】🔗🔉

さか-ごも [0] 【酒薦】 酒だるを包むこも。

さか-さ【逆さ】🔗🔉

さか-さ [0] 【逆さ】 (名・形動)[文]ナリ 「さかさま」の略。「上下が―だ」「―になって落ちる」

さか【坂】(和英)🔗🔉

さか【坂】 aslope;→英和 a hill.→英和 〜になる slope up[down].〜を登る(降りる) go uphill (downhill).50の〜を越える be on the wrong side of fifty.

さか【茶菓】(和英)🔗🔉

さか【茶菓】 (light) refreshments.

さかい【境】(和英)🔗🔉

さかい【境】 a boundary;→英和 a border;→英和 the frontier.→英和 〜を接する border.生死の〜にある hang between life and death.‖境石 a boundary stone.

さかいめ【境目】(和英)🔗🔉

さかいめ【境目】 a border(line);→英和 a boundary (line).→英和

さかえる【栄える】(和英)🔗🔉

さかえる【栄える】 prosper;→英和 thrive;→英和 flourish.→英和 栄え prosperity.→英和

さかおとし【逆落し】(和英)🔗🔉

さかおとし【逆落し】 (a) precipitation;→英和 a downhill rush (攻撃).

さかぐら【酒蔵】(和英)🔗🔉

さかぐら【酒蔵】 a sake[wine]cellar;a sake[wine]shop (店).

さかご【逆子】(和英)🔗🔉

さかご【逆子】 《医》[分娩]a breech birth[delivery].[産児]a breech baby.

さかさ【逆さ】(和英)🔗🔉

さかさ【逆さ】 inversion;→英和 inverted order.〜に wrong side up;head foremost.〜にする invert;→英和 turnupside down.〜の inverse;→英和 inverted;→英和 reverse;→英和 upside-down.‖逆睫(まつげ) trichiasis.

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