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さか【△尺】🔗⭐🔉
さか【△尺】
長さの単位。一杖(つえ)(約三メートル)の一〇分の一。しゃく。「杖足らず八(や)―の嘆き嘆けども」〈万・三三四四〉
さか【坂・×阪】🔗⭐🔉
さか【坂・×阪】
一方が高く他方が低く傾斜している道。また、その傾斜。さかみち。「―を上る」「下り―」
物事の区切りを、坂の頂上にたとえていう語。多く、年齢についていう。「六〇の―を越す」


さか【△冠・鶏=冠】🔗⭐🔉
さか【△冠・鶏=冠】
とさか。「瑞鶏(あやしきとり)を貢(たてまつ)れり。其の―海石榴(つばき)の華の似(ごと)し」〈天武紀〉
さか【逆・△倒】🔗⭐🔉
さか【逆・△倒】
さかさま。ぎゃく。反対。「開けた儘の一頁を―に三四郎の方へ向けた」〈漱石・三四郎〉
名詞や動詞の上に付いて、さかさま、ぎゃく、反対の意を表す。「―波」「―うらみ」「―のぼる」


さか【×斛】🔗⭐🔉
さか【×斛】
古代の体積の単位。一斛(さか)は一〇斗(約一八〇リツトル)。石(こく)。「稲ひと―を、銀の銭一文(ひとつ)にかふ」〈顕宗紀〉
さ‐か【茶菓】‐クワ🔗⭐🔉
さ‐か【茶菓】‐クワ
茶と菓子。ちゃか。「―の接待」
さか【釈迦】🔗⭐🔉
さか【釈迦】
「しゃか」の直音表記。「―の御足跡(みあと)石(いは)に写しおき敬ひて〈仏足石歌〉
さか【酒】🔗⭐🔉
さか【酒】
〔語素〕名詞の上に付いて、酒の意を表す。古くは、動詞の上にも付いた。「―蔵(ぐら)」「―みずく」
さか‐あいさつ【酒×挨×拶】🔗⭐🔉
さか‐あいさつ【酒×挨×拶】
酒を出して客をもてなすこと。「―の客ぶりのよきも過ぎてはあだとなる」〈浄・堀川波鼓〉
さか‐あがり【逆上(が)り】🔗⭐🔉
さか‐あがり【逆上(が)り】
鉄棒で、両足をそろえて伸ばしたまま前に上げ、腕の力を使ってからだを逆さにして引き上げる技。
さか‐あみ【逆網】🔗⭐🔉
さか‐あみ【逆網】
二艘曳きの網漁業で、左側の船に積む網。また、左側の船。右方を真網(まあみ)とよぶのに対していう。
さかあみ‐ぶね【逆網船】🔗⭐🔉
さかあみ‐ぶね【逆網船】
逆網を積み、左方を受け持つ船。
さかい【堺】さかひ🔗⭐🔉
さかい【堺】さかひ
大阪府中部、大和川下流にあって、大阪市と隣接する都市。室町から江戸初期にかけて外国貿易の中心地として栄えた。現在は重化学工業が発達。名は摂津・和泉・河内の境に位置するところに由来。人口七九・七万。
さかい【境・△界】さかひ🔗⭐🔉
さかい【境・△界】さかひ
土地と土地との区切り。境界。「隣との―」「県―」
ものとものとが接する所。また、ある状態と他の状態との分かれ目。区切り目。境目。「空と海との―」「生死の―をさまよう」→境する
ある範囲の内。地域。場所。また、境遇。「身体を安逸の―に置くという事を文明人の特権のように考えている彼は」〈漱石・明暗〉
心境。境地。「―に入りはてたる人の句は、此の風情のみなるべし」〈ささめごと〉
[類語](
)境界(きようかい)・境界線・区画・仕切り・境目(さかいめ)・際(きわ)・分かれ目・分界・臨界・閾(いき)・ボーダーライン






さかい【酒井】さかゐ🔗⭐🔉
さかい【酒井】さかゐ
姓氏の一。三河の酒井氏が著名で、三河碧海郡酒井村、または同幡豆郡酒井村から起こったと伝えられ、江戸時代には譜代大名中の名家。
さかいさかひ🔗⭐🔉
さかいさかひ
[接助]活用語の連体形、または、断定の助動詞「じゃ」の音変化形「や」に付いて理由・原因を表す。…ので。…から。「洋裁やったら実用的なものや―、いつになっても需要が衰えん」〈谷崎・細雪〉◆室町時代、名詞「さかい(境)」から転じたという。「さかいで」「さかいに」(「で」「に」ともに格助詞)の形でも使われる。近世、上方語として用いられ、現在では主に関西地方で用いられる。「弐百両の替りに、お前が景図を預ってゐやしゃんすさかいで、この一札はわしが預っておかうわいな」〈伎・韓人漢文〉「物の限る所が境ぢゃによって、さうぢゃさかいにかうした境といふのぢゃわいな」〈滑・浮世風呂・二〉
さかい‐あらそい【境争い】さかひあらそひ🔗⭐🔉
さかい‐あらそい【境争い】さかひあらそひ
土地の境をどう決めるかについての争い。境界争い。さかいもめ。
さか‐いき【酒息】🔗⭐🔉
さか‐いき【酒息】
酒を飲んだ人の、酒臭い息。
さかい‐ぎ【境木】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐ぎ【境木】さかひ‐
境界のしるしとする立ち木。
さかい‐じゅう【×堺重】さかひヂユウ🔗⭐🔉
さかい‐じゅう【×堺重】さかひヂユウ
堺名産の春慶塗の重箱。多く入れ子づくり。堺重箱。
切った野菜や煮物などを入れておくふた付きの箱。きりだめ。


さかい‐しゅんけい【×堺春慶】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐しゅんけい【×堺春慶】さかひ‐
室町時代以降堺で製された春慶塗。
さかい‐すじ【堺筋】さかひすぢ🔗⭐🔉
さかい‐すじ【堺筋】さかひすぢ
大阪市の中心を南北に貫く幹線道路の一。難波(なにわ)橋から日本橋まで、御堂筋の東を並行して走る。近世、堺の商人が移住した地。
さかい・する【境する】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい・する【境する】さかひ‐
[動サ変]
さかひ・す[サ変]境界をつける。境目にする。「庭と庭とを―・するに背低き竹垣のみなれど」〈独歩・指輪の罰〉

さか‐いた【逆板】🔗⭐🔉
さか‐いた【逆板】
鎧(よろい)の部分の名。大鎧の胴の背面の立挙(たてあげ)の二段目の板。普通の札(さね)とは逆に、上から垂れて下をおおう形になっているところからいう。総角付(あげまきつき)の板。
さかいだ‐かきえもん【酒井田柿右衛門】さかゐだかきヱモン🔗⭐🔉
さかいだ‐かきえもん【酒井田柿右衛門】さかゐだかきヱモン
[一五九六〜一六六六]江戸初期の陶工。肥前国有田の人。中国の上絵付けの技法を学び、日本で初めて赤絵の焼成に成功、国内外に大きな影響を与えた。子孫代々柿右衛門を名乗り、その作品をも柿右衛門という。
さかい‐ただかつ【酒井忠勝】さかゐ‐🔗⭐🔉
さかい‐ただかつ【酒井忠勝】さかゐ‐
[一五八七〜一六六二]江戸前期の幕臣。老中・大老。若狭小浜城主。三代将軍家光の時、幕政の中心として活躍。家光の遺命により他の老中とともに四代家綱を補佐。
さかい‐ただきよ【酒井忠清】さかゐ‐🔗⭐🔉
さかい‐ただきよ【酒井忠清】さかゐ‐
[一六二四〜一六八一]江戸前期の幕臣。老中・大老。上野(こうずけ)厩橋(うまやばし)城主。四代将軍家綱を補佐して権勢を振るい、その屋敷が大手門下馬札の前にあったので下馬将軍と称された。
さかい‐ただつぐ【酒井忠次】さかゐ‐🔗⭐🔉
さかい‐ただつぐ【酒井忠次】さかゐ‐
[一五二七〜一五九六]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの多くの戦に軍功あり、徳川四天王の一人に数えられた。
さかい‐ただよ【酒井忠世】さかゐ‐🔗⭐🔉
さかい‐ただよ【酒井忠世】さかゐ‐
[一五七二〜一六三六]江戸初期の幕臣。老中・大老。上野厩橋城主。二代将軍秀忠から三代家光の前半にかけて幕政の中心として活躍。
さかい‐だんつう【×堺段通】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐だんつう【×堺段通】さかひ‐
江戸末期、堺付近で産した段通。糸物商藤本荘左衛門が中国の段通をまねて始めた。
さかいで【坂出】🔗⭐🔉
さかいで【坂出】
香川県北部の瀬戸内海に面した市。江戸初期から塩業の町として知られたが、現在は番ノ洲(ばんのす)の埋立地を中心とする工業地帯。瀬戸大橋により、倉敷市児島と結ばれる。人口六・四万。
さかい‐でんじゅ【×堺伝授】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐でんじゅ【×堺伝授】さかひ‐
古今伝授の流派の一。室町時代、宗祇(そうぎ)が堺に在住の牡丹花肖柏(ぼたんかしようはく)に伝え、さらにその門弟に伝えた。
さかい‐としひこ【堺利彦】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐としひこ【堺利彦】さかひ‐
[一八七〇〜一九三三]社会主義運動の先駆者。福岡の生まれ。号、枯川。万朝報記者となり、のち、幸徳秋水らと平民社を起こし、終始非戦論を唱えて数度入獄。日本社会党・日本共産党の創立にも参加。
さかいのたいこ【酒井の太鼓】さかゐのタイコ🔗⭐🔉
さかいのたいこ【酒井の太鼓】さかゐのタイコ
歌舞伎狂言「太鼓音智勇三略(たいこのおとちゆうのさんりやく)」の通称。
さかい‐ぶぎょう【×堺奉行】さかひブギヤウ🔗⭐🔉
さかい‐ぶぎょう【×堺奉行】さかひブギヤウ
(ギヤウ)江戸幕府の職名。遠国奉行の一。堺の市政・訴訟を担当し、港湾・船舶の事務を処理した。
さかい‐ぶね【×堺船】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐ぶね【×堺船】さかひ‐
江戸時代、長崎へ輸入された唐物を上方へ運送した堺の船。
さかい‐ほういつ【酒井抱一】さかゐハウイツ🔗⭐🔉
さかい‐ほういつ【酒井抱一】さかゐハウイツ
[一七六一〜一八二八]江戸後期の画家。江戸の人。名は忠因(ただなお)。通称栄八。別号、鶯村(おうそん)。姫路城主酒井忠以(さかいただざね)の弟。尾形光琳(おがたこうりん)に傾倒。琳派の画風に繊細な叙情性を加味し、同派の最後を飾った。俳諧・和歌・書などにも長じた。作「夏秋草図屏風」。
さかいみなと【境港】さかひみなと🔗⭐🔉
さかいみなと【境港】さかひみなと
鳥取県北西部の市。中心は境(さかい)。鳥取県北西端の弓ヶ浜(ゆみがはま)の北部に位置する。古くから商港・漁港として発達した境港があり、現在は近海漁業の基地。人口三・八万。
さかい‐め【境目】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐め【境目】さかひ‐
境となる所。相接する所。分かれ目。「人道と車道の―」「及落の―にいる」
さかい‐もめ【境×揉め】さかひ‐🔗⭐🔉
さかい‐もめ【境×揉め】さかひ‐
「境争い」に同じ。
さか‐いり【酒×煎り】🔗⭐🔉
さか‐いり【酒×煎り】
酒を少量用いて材料をいりつけ、酒の香りをつけること。エビ・貝・イカ・ぎんなんなどの下処理として行う。
さかい‐りゅう【×堺流】さかひリウ🔗⭐🔉
さかい‐りゅう【×堺流】さかひリウ
茶道の流派の一。堺の茶匠武野紹鴎(たけのじようおう)を開祖とし、室町末期に成立。紹鴎流。
和様書道の流派の一。堺に居を構えた牡丹花肖柏(ぼたんかしようはく)が創始。


さか‐いわい【逆祝ひ】‐いはひ🔗⭐🔉
さか‐いわい【逆祝ひ】‐いはひ
わざと不吉なことを言って、祝いとすること。「総じて祝ひは―。…悲しい事のありたけを、揃へて祝へば」〈浄・孕常盤〉
さか・う【逆ふ】さかふ🔗⭐🔉
さか・う【逆ふ】さかふ
[動ハ四]
さからう。そむく。従わない。「かの妻、もとより腹悪しくて、常に夫の気に―・へり」〈仮・伊曾保物語〉
敵対する。はむかう。「今一度―・ふべしとて」〈著聞集・一〇〉
さかさになる。さかまく。「天下風あれて海内波―・へりき」〈海道記〉
気にさわる。悪く感じる。「悪しき事は、人の耳にも―・ひ」〈徒然・一五五〉
[動ハ下二]
に同じ。「片言耳に―・ふれば」〈平家・四〉







さか・う【△境ふ・△界ふ】さかふ🔗⭐🔉
さか・う【△境ふ・△界ふ】さかふ
[動ハ四]境を決める。限る。区切る。「後ろは山により、前は水を―・ふ事にてこそあるに」〈太平記・一九〉
さか・う【栄ふ】さかふ🔗⭐🔉
さか・う【栄ふ】さかふ
[動ハ下二]《「さか(栄)ゆ」の音変化。鎌倉、室町時代以降用いられた》「さか(栄)える」に同じ。「―・ふべき四方(よも)の草木のかぞいろはこの春雨や世におほふらん」〈夫木・三〉
さか‐うえ【坂上】‐うへ🔗⭐🔉
さか‐うえ【坂上】‐うへ
坂をのぼりきった所。坂の上。
坂下。

さか‐うち【逆討ち】🔗⭐🔉
さか‐うち【逆討ち】
敵を討とうとして逆に討たれること。返り討ち。「―を食らう」
さか‐うち【逆撃ち】🔗⭐🔉
さか‐うち【逆撃ち】
主として飛行機に対する射撃方法。あおむけに寝た姿勢で撃つ。
さか‐うま【逆馬】🔗⭐🔉
さか‐うま【逆馬】
馬に後ろ向きに乗ること。「敵に後ろを見えじとや思ひけん、玄光は―に乗ってぞはせたりける」〈平治・下〉
意に反して逆の成り行きになること。「叩き出せぶち出せと、いふ程―横車」〈浄・仏御前〉
将棋で、王将が相手の陣である三段目以内に入ること。入り王。入玉(にゆうぎよく)。「ろじのかぎかりて―さして居る」〈柳多留・九〉



さか‐うらみ【逆恨み】🔗⭐🔉
さか‐うらみ【逆恨み】
[名]スル
こちらが恨みに思っていいはずの人から逆に恨まれること。「―を受けるいわれはない」
人の好意を曲解して、逆に恨むこと。「親切のつもりが―される」


さかえ【栄え】🔗⭐🔉
さかえ【栄え】
栄えること。繁栄。「文化の―」
さかえ【栄】🔗⭐🔉
さかえ【栄】
横浜市の区名。昭和六一年(一九八六)戸塚区の南東部が分区。
さかえ‐おとめ【栄え△少女】‐をとめ🔗⭐🔉
さかえ‐おとめ【栄え△少女】‐をとめ
美しい盛りの少女。「つつじ花にほえをとめ桜花―」〈万・三三〇九〉
さか・える【栄える】🔗⭐🔉
さか・える【栄える】
[動ア下一]
さか・ゆ[ヤ下二]
勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。「国が―・える」「古代文明の―・えた地」「悪徳が―・えはびこる」
話が弾む。「会話はいよいよ―・えて、笑声が雑(まじ)って来る」〈鴎外・青年〉



さか‐おくみ【逆×衽】🔗⭐🔉
さか‐おくみ【逆×衽】
幼児の和服で、衽(おくみ)を前身頃から斜めに裁ち、裁ったときとは逆向きに身頃に縫いつける仕立て方。また、その衽。さかおくび。
さか‐おけ【酒×桶】‐をけ🔗⭐🔉
さか‐おけ【酒×桶】‐をけ
酒を醸造または貯蔵するのに用いる大きな桶。
さか‐おとこ【酒男】‐をとこ🔗⭐🔉
さか‐おとこ【酒男】‐をとこ
酒づくりに従事する男。酒杜氏(さかとうじ)。
さか‐おとし【逆落(と)し】🔗⭐🔉
さか‐おとし【逆落(と)し】
さかさまに落とすこと。「―に落とす」
絶壁のような急な坂道。また、そこを一気に駆け下りること。「鵯越(ひよどりごえ)の―」


さか‐おもだか【逆沢=瀉】🔗⭐🔉
さか‐おもだか【逆沢=瀉】
《「逆沢瀉威(おどし)」の略》鎧(よろい)の威の一。沢瀉威を逆にしたもの。オモダカの葉を逆さにしたような模様のもの。
さか‐かす【酒×粕・酒×糟】🔗⭐🔉
さか‐かす【酒×粕・酒×糟】
さけかす

さか‐がみ【逆髪】🔗⭐🔉
さか‐がみ【逆髪】

逆立った頭髪。
髪を逆立てた化け物。「―と見ゆるは風の柳かな/吉林」〈毛吹草〉
謡曲「蝉丸(せみまる)」の主人公である狂女の名。また、謡曲「蝉丸」のこと。




さかがみ‐まつり【逆髪祭】🔗⭐🔉
さかがみ‐まつり【逆髪祭】
陰暦九月二四日、滋賀県大津市逢坂の蝉丸神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古くから蝉丸の髪が逆立って生えていたという伝説があって、逆髪の名が生じた。
さか‐がめ【酒×甕】🔗⭐🔉
さか‐がめ【酒×甕】
酒を貯蔵するかめ。さけがめ。
さか‐き【×榊・△賢木】🔗⭐🔉
さか‐き【×榊・△賢木】
《栄える木の意か。一説に境の木の意とも》
神木として神に供せられる常緑樹の総称。
ツバキ科の常緑小高木。関東以西の山林中に自生し、高さ約五メートル。葉は互生し、やや倒卵形で先が細く、つやがあって堅い。夏、白い花をつけ、実は熟すと黒くなる。神事に用い、神社などによく植えられる。《季 花=夏》
(賢木)源氏物語第一〇巻の巻名。光源氏、二三歳から二五歳。桐壺帝の崩御、藤壺の出家、源氏と朧月夜(おぼろづきよ)との仲が露見して追放の画策をされることなどを描く。◆「榊」は国字。






さか‐ぎ【逆木・△倒木】🔗⭐🔉
さか‐ぎ【逆木・△倒木】
建築などで、木目を逆に用いた材。一般に嫌われる。
さかき‐かき【×榊×舁き】🔗⭐🔉
さかき‐かき【×榊×舁き】
祭礼で、神輿(みこし)渡御のとき、先頭に立って榊を担ぐこと。また、その人。
さか‐きげん【酒機嫌】🔗⭐🔉
さか‐きげん【酒機嫌】
酒に酔っていい気分になっていること。一杯機嫌。ささきげん。
さかき‐ば【×榊葉】🔗⭐🔉
さかき‐ば【×榊葉】
榊の葉。神に供える榊の枝葉。
さかぎ‐ばしら【逆木柱】🔗⭐🔉
さかぎ‐ばしら【逆木柱】
「逆柱(さかばしら)」に同じ。
さかきばら【榊原】🔗⭐🔉
さかきばら【榊原】
姓氏の一。
さかきばら‐こうしゅう【榊原篁洲】‐クワウシウ🔗⭐🔉
さかきばら‐こうしゅう【榊原篁洲】‐クワウシウ
[一六五六〜一七〇六]江戸中期の儒学者。和泉(いずみ)の人。名は玄輔。木下順庵門下で、紀州徳川家の儒官となる。中国歴代の制度、特に明の法制を究めた。著「大明律例諺解」「易学啓蒙諺解大成」など。
さかきばら‐しほう【榊原紫峰】🔗⭐🔉
さかきばら‐しほう【榊原紫峰】
[一八八七〜一九七一]日本画家。京都の生まれ。本名、安造。土田麦僊(つちだばくせん)らと国画創作協会を結成。花鳥画を得意とした。
さかきばら‐やすまさ【榊原康政】🔗⭐🔉
さかきばら‐やすまさ【榊原康政】
[一五四八〜一六〇六]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・長篠などの多くの戦に軍功をあげ、徳川四天王の一人に数えられた。関東入部後、上野(こうずけ)館林で一〇万石を領した。
さかき‐ひゃくせん【彭城百川】🔗⭐🔉
さかき‐ひゃくせん【彭城百川】
[一六九七〜一七五二]江戸中期の文人画家。尾張の人。名は真淵、百川は字(あざな)。号、蓬洲・八仙堂。彭(ほう)百川ともよばれる。日本における南画の先駆者の一人。書画の鑑識や俳諧でも活躍。
さか‐くじ【逆△公事】🔗⭐🔉
さか‐くじ【逆△公事】
訴えられるはずの者が、訴え出るはずの者を逆に告訴すること。反公事(かえりくじ)。
さかぐち【坂口】🔗⭐🔉
さかぐち【坂口】
姓氏の一。
さかぐち‐あんご【坂口安吾】🔗⭐🔉
さかぐち‐あんご【坂口安吾】
[一九〇六〜一九五五]小説家。新潟の生まれ。本名、炳五(へいご)。情痴・荒廃の世界を戯画的な手法で表現し、大胆な文明批評で戦後文学の代表者の一人となった。評論「日本文化私観」「堕落論」、小説「風博士」「白痴」など。
域🔗⭐🔉
域
[音]イキ
ヨク
[訓]さかい
[部首]土
[総画数]11
[コード]区点 1672
JIS 3068
S‐JIS 88E6
[分類]常用漢字
[難読語]
→う‐いき【禹域】
→えい‐いき【塋域】
→きょう‐いき【境域・疆域】
→じち‐いき【日域】

栄🔗⭐🔉
栄
[音]エイ
ヨウ
[訓]さか‐える
さか‐え
は‐え
は‐える
[部首]木
[総画数]9
[コード]区点 1741
JIS 3149
S‐JIS 8968
[分類]常用漢字
[難読語]
→いや‐さか【弥栄】
→え‐らん【栄蘭】
→さざい【栄螺】
→さざえ【栄螺・拳螺】
→とよさか【豊栄】
→みえ【見え・見栄・見得】
→ロンホー【栄和】

界🔗⭐🔉
界
[音]カイ
[訓]さかい
[部首]田
[総画数]9
[コード]区点 1906
JIS 3326
S‐JIS 8A45
[分類]常用漢字
[難読語]
→かい‐け【界繋】
→きょう‐かい【境界・疆界】
→く‐がい【公界】
→となり‐ざかい【隣境・隣界】

逆🔗⭐🔉
逆
[音]ゲキ
ギャク
[訓]さか‐らう
むか‐える
あらかじ‐め
さか
さか‐しま
[部首]
[総画数]9
[コード]区点 2153
JIS 3555
S‐JIS 8B74
[分類]常用漢字
[難読語]
→あぐ【
・逆鉤】
→ぎゃく‐る【逆流】
→げき‐と【逆睹】
→げき‐らん【逆乱】
→げき‐りょ【逆旅】
→げき‐りん【逆鱗】
→げき‐るい【逆類】
→げき‐ろう【逆浪】
→さか‐つら【逆頬】
→さか‐ねだれ【逆強請】
→さか‐ばっつけ【逆磔】
→さか‐また【逆叉・逆戟】
→さくり【
り・吃逆】
→しい‐ぎゃく【弑逆】
→し‐ぎゃく【弑逆】
→しゃくり【
り・吃逆】
→しゃっくり【
り・吃逆】
→のぼ・せる【逆上せる】
→はい‐ぎゃく【悖逆】
→ばく‐げき【莫逆】






境🔗⭐🔉
境
[音]ケイ
キョウ
[訓]さかい
[部首]土
[総画数]14
[コード]区点 2213
JIS 362D
S‐JIS 8BAB
[分類]常用漢字
[難読語]
→いわ‐さか【岩境・磐境】
→うな‐さか【海境】
→さい‐め【際目・境目】

彊🔗⭐🔉
彊
[音]キョウ
[訓]つよ‐い
し‐いる
つと‐める
さかい
[部首]弓
[総画数]16
[コード]区点 2216
JIS 3630
S‐JIS 8BAE
[難読語]
→きょう‐き【強記・彊記】
→きょう‐ど【強弩・彊弩】
→じ‐きょう【自彊・自強】
坂🔗⭐🔉
坂
[音]ハン
[訓]さか
[部首]土
[総画数]7
[コード]区点 2668
JIS 3A64
S‐JIS 8DE2
[分類]常用漢字
[難読語]
→おうさか【逢坂】
→おさか【忍坂】
→かぐら‐ざか【神楽坂】
→くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】
→くさか‐ざか【孔舎衙坂】
→さかいで【坂出】
→さかのうえ【坂上】
→さきさか‐いつろう【向坂逸郎】
→たばる‐ざか【田原坂】

阪🔗⭐🔉
阪
[音]ハン
[訓]さか
[部首]阜
[総画数]7
[コード]区点 2669
JIS 3A65
S‐JIS 8DE3
堺🔗⭐🔉
堺
[訓]さかい
[部首]土
[総画数]12
[コード]区点 2670
JIS 3A66
S‐JIS 8DE4
榊🔗⭐🔉
榊
[訓]さかき
[部首]木
[総画数]13
[コード]区点 2671
JIS 3A67
S‐JIS 8DE5
酒🔗⭐🔉
酒
[音]シュ
[訓]さけ
さか
[部首]酉
[総画数]10
[コード]区点 2882
JIS 3C72
S‐JIS 8EF0
[分類]常用漢字
[難読語]
→あく‐ざけ【灰酒】
→うま‐さけ【味酒・旨酒】
→おん‐じゅ【飲酒】
→かみ‐さけ【噛み酒・醸酒】
→くん‐しゅ【葷酒】
→け‐ざけ【食酒】
→こ‐さけ【濃酒・醴酒】
→ことな‐ぐし【事無酒】
→こんじゅ【胡飲酒】
→さか‐ごも【酒薦】
→さか‐だな【酒店】
→さか‐つ‐こ【造酒児・造酒童女】
→さかつらいそさき‐じんじゃ【酒列磯前神社】
→さか‐びと【酒人・掌酒】
→さか‐ぶね【酒槽】
→さか‐べ【酒部】
→さかわ‐がわ【酒匂川】
→さけ‐の‐つかさ【酒司】
→ささ‐じん【酒糂】・【酒塵】
→ささ‐ゆ【酒湯・笹湯】
→し‐しゅ【巵酒】
→シャオシンチュー【紹興酒】
→しゅ‐さ【酒
・酒
】
→しゅ‐さん【酒盞】
→しゅ‐し【酒巵】
→しゅ‐し【酒肆】
→しゅ‐しょう【酒觴】
→ちん‐しゅ【鴆酒】
→どぶろく【濁醪・濁酒】
→ビール【オランダbier】【麦酒】
→フェンチュー【汾酒】
→ホワンチュー【黄酒】
→マオタイ‐チュー【茅台酒】
→み‐き【御酒・神酒】
→みき‐の‐つかさ【造酒司】
→みわ【神酒・御酒】
→ラオチュー【老酒】
→れい‐しゅ【醴酒】
→わさ‐さ【早酒・
】




昌🔗⭐🔉
昌
[音]ショウ
[訓]さかん
さか‐える
[部首]日
[総画数]8
[コード]区点 3027
JIS 3E3B
S‐JIS 8FB9
[分類]人名用漢字
[難読語]
→しょうへい‐こう【昌平黌】
榮🔗⭐🔉
榮
[音]エイ
ヨウ
[訓]さか‐える
さか‐え
は‐え
は‐える
[部首]木
[総画数]14
[コード]区点 6038
JIS 5C46
S‐JIS 9EC4
畍🔗⭐🔉
畍
[音]カイ
[訓]さかい
[部首]田
[総画数]9
[コード]区点 6524
JIS 6138
S‐JIS E157
疆🔗⭐🔉
疆
[音]キョウ
[訓]さかい
[部首]田
[総画数]19
[コード]区点 6537
JIS 6145
S‐JIS E164
[難読語]
→かいきょう【回疆】
→きょう‐いき【境域・疆域】
→きょう‐えき【疆
】
→きょう‐かい【境界・疆界】
→きょう‐ど【境土・疆土】
→へん‐きょう【辺境・辺疆】
→ほう‐きょう【封境・封疆】
→もう‐きょう【蒙疆】

陂🔗⭐🔉
陂
[音]ヒ
ハ
[訓]つつみ
さか
[部首]阜
[総画数]8
[コード]区点 7988
JIS 6F78
S‐JIS E898
🔗⭐🔉


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