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さか【△尺】🔗🔉

さか【尺】 長さの単位。一杖(つえ)(約三メートル)の一〇分の一。しゃく。「杖足らず八(や)―の嘆き嘆けども」〈万・三三四四〉

さか【坂・×阪】🔗🔉

さか【坂・×阪】 一方が高く他方が低く傾斜している道。また、その傾斜。さかみち。「―を上る」「下り―」物事の区切りを、坂の頂上にたとえていう語。多く、年齢についていう。「六〇の―を越す」

さか【△冠・鶏=冠】🔗🔉

さか【冠・鶏冠】 とさか。「瑞鶏(あやしきとり)を貢(たてまつ)れり。其の―海石榴(つばき)の華の似(ごと)し」〈天武紀〉

さか【逆・△倒】🔗🔉

さか【逆・倒】 さかさま。ぎゃく。反対。「開けた儘の一頁を―に三四郎の方へ向けた」〈漱石・三四郎〉名詞や動詞の上に付いて、さかさま、ぎゃく、反対の意を表す。「―波」「―うらみ」「―のぼる」

さか【×斛】🔗🔉

さか【×斛】 古代の体積の単位。一斛(さか)は一〇斗(約一八〇リツトル)。石(こく)。「稲ひと―を、銀の銭一文(ひとつ)にかふ」〈顕宗紀〉

さ‐か【茶菓】‐クワ🔗🔉

さ‐か【茶菓】‐クワ 茶と菓子。ちゃか。「―の接待」

さか【釈迦】🔗🔉

さか【釈迦】 「しゃか」の直音表記。「―の御足跡(みあと)(いは)に写しおき敬ひて〈仏足石歌〉

さか【酒】🔗🔉

さか【酒】 〔語素〕名詞の上に付いて、酒の意を表す。古くは、動詞の上にも付いた。「―蔵(ぐら)」「―みずく」

さか‐あいさつ【酒×挨×拶】🔗🔉

さか‐あいさつ【酒××拶】 酒を出して客をもてなすこと。「―の客ぶりのよきも過ぎてはあだとなる」〈浄・堀川波鼓〉

さか‐あがり【逆上(が)り】🔗🔉

さか‐あがり【逆上(が)り】 鉄棒で、両足をそろえて伸ばしたまま前に上げ、腕の力を使ってからだを逆さにして引き上げる技。

さか‐あみ【逆網】🔗🔉

さか‐あみ【逆網】 二艘曳きの網漁業で、左側の船に積む網。また、左側の船。右方を真網(まあみ)とよぶのに対していう。

さかあみ‐ぶね【逆網船】🔗🔉

さかあみ‐ぶね【逆網船】 逆網を積み、左方を受け持つ船。

さかい【堺】さかひ🔗🔉

さかい【堺】さかひ 大阪府中部、大和川下流にあって、大阪市と隣接する都市。室町から江戸初期にかけて外国貿易の中心地として栄えた。現在は重化学工業が発達。名は摂津・和泉・河内の境に位置するところに由来。人口七九・七万。

さかい【境・△界】さかひ🔗🔉

さかい【境・界】さかひ 土地と土地との区切り。境界。「隣との―」「県―」ものとものとが接する所。また、ある状態と他の状態との分かれ目。区切り目。境目。「空と海との―」「生死の―をさまよう」→境するある範囲の内。地域。場所。また、境遇。「身体を安逸の―に置くという事を文明人の特権のように考えている彼は」〈漱石・明暗〉心境。境地。「―に入りはてたる人の句は、此の風情のみなるべし」〈ささめごと〉 [類語]境界(きようかい)・境界線・区画・仕切り・境目(さかいめ)・際(きわ)・分かれ目・分界・臨界・閾(いき)・ボーダーライン

さかい【酒井】さかゐ🔗🔉

さかい【酒井】さかゐ 姓氏の一。三河の酒井氏が著名で、三河碧海郡酒井村、または同幡豆郡酒井村から起こったと伝えられ、江戸時代には譜代大名中の名家。

さかいさかひ🔗🔉

さかいさかひ [接助]活用語の連体形、または、断定の助動詞「じゃ」の音変化形「や」に付いて理由・原因を表す。…ので。…から。「洋裁やったら実用的なものや―、いつになっても需要が衰えん」〈谷崎・細雪〉◆室町時代、名詞「さかい(境)」から転じたという。「さかいで」「さかいに」(「で」「に」ともに格助詞)の形でも使われる。近世、上方語として用いられ、現在では主に関西地方で用いられる。「弐百両の替りに、お前が景図を預ってゐやしゃんすさかいで、この一札はわしが預っておかうわいな」〈伎・韓人漢文〉「物の限る所が境ぢゃによって、さうぢゃさかいにかうした境といふのぢゃわいな」〈滑・浮世風呂・二〉

さかい‐あらそい【境争い】さかひあらそひ🔗🔉

さかい‐あらそい【境争い】さかひあらそひ 土地の境をどう決めるかについての争い。境界争い。さかいもめ。

さか‐いき【酒息】🔗🔉

さか‐いき【酒息】 酒を飲んだ人の、酒臭い息。

さかい‐ぎ【境木】さかひ‐🔗🔉

さかい‐ぎ【境木】さかひ‐ 境界のしるしとする立ち木。

さかい‐じゅう【×堺重】さかひヂユウ🔗🔉

さかい‐じゅう【×堺重】さかひヂユウ 堺名産の春慶塗の重箱。多く入れ子づくり。堺重箱。切った野菜や煮物などを入れておくふた付きの箱。きりだめ。

さかい‐しゅんけい【×堺春慶】さかひ‐🔗🔉

さかい‐しゅんけい【×堺春慶】さかひ‐ 室町時代以降堺で製された春慶塗。

さかい‐すじ【堺筋】さかひすぢ🔗🔉

さかい‐すじ【堺筋】さかひすぢ 大阪市の中心を南北に貫く幹線道路の一。難波(なにわ)橋から日本橋まで、御堂筋の東を並行して走る。近世、堺の商人が移住した地。

さかい・する【境する】さかひ‐🔗🔉

さかい・する【境する】さかひ‐ [動サ変]さかひ・す[サ変]境界をつける。境目にする。「庭と庭とを―・するに背低き竹垣のみなれど」〈独歩・指輪の罰〉

さか‐いた【逆板】🔗🔉

さか‐いた【逆板】(よろい)の部分の名。大鎧の胴の背面の立挙(たてあげ)の二段目の板。普通の札(さね)とは逆に、上から垂れて下をおおう形になっているところからいう。総角付(あげまきつき)の板。

さかいだ‐かきえもん【酒井田柿右衛門】さかゐだかきヱモン🔗🔉

さかいだ‐かきえもん【酒井田柿右衛門】さかゐだかきヱモン一五九六〜一六六六]江戸初期の陶工。肥前国有田の人。中国の上絵付けの技法を学び、日本で初めて赤絵の焼成に成功、国内外に大きな影響を与えた。子孫代々柿右衛門を名乗り、その作品をも柿右衛門という。

さかい‐ただかつ【酒井忠勝】さかゐ‐🔗🔉

さかい‐ただかつ【酒井忠勝】さかゐ‐一五八七〜一六六二]江戸前期の幕臣。老中・大老。若狭小浜城主。三代将軍家光の時、幕政の中心として活躍。家光の遺命により他の老中とともに四代家綱を補佐。

さかい‐ただきよ【酒井忠清】さかゐ‐🔗🔉

さかい‐ただきよ【酒井忠清】さかゐ‐一六二四〜一六八一]江戸前期の幕臣。老中・大老。上野(こうずけ)厩橋(うまやばし)城主。四代将軍家綱を補佐して権勢を振るい、その屋敷が大手門下馬札の前にあったので下馬将軍と称された。

さかい‐ただつぐ【酒井忠次】さかゐ‐🔗🔉

さかい‐ただつぐ【酒井忠次】さかゐ‐一五二七〜一五九六]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの多くの戦に軍功あり、徳川四天王の一人に数えられた。

さかい‐ただよ【酒井忠世】さかゐ‐🔗🔉

さかい‐ただよ【酒井忠世】さかゐ‐一五七二〜一六三六]江戸初期の幕臣。老中・大老。上野厩橋城主。二代将軍秀忠から三代家光の前半にかけて幕政の中心として活躍。

さかい‐だんつう【×堺段通】さかひ‐🔗🔉

さかい‐だんつう【×堺段通】さかひ‐ 江戸末期、堺付近で産した段通。糸物商藤本荘左衛門が中国の段通をまねて始めた。

さかいで【坂出】🔗🔉

さかいで【坂出】 香川県北部の瀬戸内海に面した市。江戸初期から塩業の町として知られたが、現在は番ノ洲(ばんのす)の埋立地を中心とする工業地帯。瀬戸大橋により、倉敷市児島と結ばれる。人口六・四万。

さかいでさかひで🔗🔉

さかいでさかひで [接助]さかい〔接助〕

さかい‐でんじゅ【×堺伝授】さかひ‐🔗🔉

さかい‐でんじゅ【×堺伝授】さかひ‐ 古今伝授の流派の一。室町時代、宗祇(そうぎ)が堺に在住の牡丹花肖柏(ぼたんかしようはく)に伝え、さらにその門弟に伝えた。

さかい‐としひこ【堺利彦】さかひ‐🔗🔉

さかい‐としひこ【堺利彦】さかひ‐一八七〇〜一九三三]社会主義運動の先駆者。福岡の生まれ。号、枯川。万朝報記者となり、のち、幸徳秋水らと平民社を起こし、終始非戦論を唱えて数度入獄。日本社会党・日本共産党の創立にも参加。

さかいにさかひに🔗🔉

さかいにさかひに [接助]さかい〔接助〕

さかいのたいこ【酒井の太鼓】さかゐのタイコ🔗🔉

さかいのたいこ【酒井の太鼓】さかゐのタイコ 歌舞伎狂言「太鼓音智勇三略(たいこのおとちゆうのさんりやく)」の通称。

さかい‐ぶぎょう【×堺奉行】さかひブギヤウ🔗🔉

さかい‐ぶぎょう【×堺奉行】さかひブギヤウ (ギヤウ)江戸幕府の職名。遠国奉行の一。堺の市政・訴訟を担当し、港湾・船舶の事務を処理した。

さかい‐ぶね【×堺船】さかひ‐🔗🔉

さかい‐ぶね【×堺船】さかひ‐ 江戸時代、長崎へ輸入された唐物を上方へ運送した堺の船。

さかい‐ほういつ【酒井抱一】さかゐハウイツ🔗🔉

さかい‐ほういつ【酒井抱一】さかゐハウイツ一七六一〜一八二八]江戸後期の画家。江戸の人。名は忠因(ただなお)。通称栄八。別号、鶯村(おうそん)。姫路城主酒井忠以(さかいただざね)の弟。尾形光琳(おがたこうりん)に傾倒。琳派の画風に繊細な叙情性を加味し、同派の最後を飾った。俳諧・和歌・書などにも長じた。作「夏秋草図屏風」。

さかいみなと【境港】さかひみなと🔗🔉

さかいみなと【境港】さかひみなと 鳥取県北西部の市。中心は境(さかい)。鳥取県北西端の弓ヶ浜(ゆみがはま)の北部に位置する。古くから商港・漁港として発達した境港があり、現在は近海漁業の基地。人口三・八万。

さかい‐め【境目】さかひ‐🔗🔉

さかい‐め【境目】さかひ‐ 境となる所。相接する所。分かれ目。「人道と車道の―」「及落の―にいる」

さかい‐もめ【境×揉め】さかひ‐🔗🔉

さかい‐もめ【境×揉め】さかひ‐境争い」に同じ。

さか‐いり【酒×煎り】🔗🔉

さか‐いり【酒×煎り】 酒を少量用いて材料をいりつけ、酒の香りをつけること。エビ・貝・イカ・ぎんなんなどの下処理として行う。

さかい‐りゅう【×堺流】さかひリウ🔗🔉

さかい‐りゅう【×堺流】さかひリウ 茶道の流派の一。堺の茶匠武野紹鴎(たけのじようおう)を開祖とし、室町末期に成立。紹鴎流。和様書道の流派の一。堺に居を構えた牡丹花肖柏(ぼたんかしようはく)が創始。

さか‐いわい【逆祝ひ】‐いはひ🔗🔉

さか‐いわい【逆祝ひ】‐いはひ わざと不吉なことを言って、祝いとすること。「総じて祝ひは―。…悲しい事のありたけを、揃へて祝へば」〈浄・孕常盤〉

さか・う【逆ふ】さかふ🔗🔉

さか・う【逆ふ】さかふ [動ハ四]さからう。そむく。従わない。「かの妻、もとより腹悪しくて、常に夫の気に―・へり」〈仮・伊曾保物語〉敵対する。はむかう。「今一度―・ふべしとて」〈著聞集・一〇〉さかさになる。さかまく。「天下風あれて海内波―・へりき」〈海道記〉気にさわる。悪く感じる。「悪しき事は、人の耳にも―・ひ」〈徒然・一五五〉[動ハ下二]に同じ。「片言耳に―・ふれば」〈平家・四〉

さか・う【△境ふ・△界ふ】さかふ🔗🔉

さか・う【境ふ・界ふ】さかふ [動ハ四]境を決める。限る。区切る。「後ろは山により、前は水を―・ふ事にてこそあるに」〈太平記・一九〉

さか・う【栄ふ】さかふ🔗🔉

さか・う【栄ふ】さかふ [動ハ下二]《「さか(栄)ゆ」の音変化。鎌倉、室町時代以降用いられた》「さか(栄)える」に同じ。「―・ふべき四方(よも)の草木のかぞいろはこの春雨や世におほふらん」〈夫木・三〉

さか‐うえ【坂上】‐うへ🔗🔉

さか‐うえ【坂上】‐うへ 坂をのぼりきった所。坂の上。坂下。

さか‐うち【逆討ち】🔗🔉

さか‐うち【逆討ち】 敵を討とうとして逆に討たれること。返り討ち。「―を食らう」

さか‐うち【逆撃ち】🔗🔉

さか‐うち【逆撃ち】 主として飛行機に対する射撃方法。あおむけに寝た姿勢で撃つ。

さか‐うま【逆馬】🔗🔉

さか‐うま【逆馬】 馬に後ろ向きに乗ること。「敵に後ろを見えじとや思ひけん、玄光は―に乗ってぞはせたりける」〈平治・下〉意に反して逆の成り行きになること。「叩き出せぶち出せと、いふ程―横車」〈浄・仏御前〉将棋で、王将が相手の陣である三段目以内に入ること。入り王。入玉(にゆうぎよく)。「ろじのかぎかりて―さして居る」〈柳多留・九〉

さか‐うらみ【逆恨み】🔗🔉

さか‐うらみ【逆恨み】 [名]スルこちらが恨みに思っていいはずの人から逆に恨まれること。「―を受けるいわれはない」人の好意を曲解して、逆に恨むこと。「親切のつもりが―される」

さかえ【栄え】🔗🔉

さかえ【栄え】 栄えること。繁栄。「文化の―」

さかえ【栄】🔗🔉

さかえ【栄】 横浜市の区名。昭和六一年(一九八六)戸塚区の南東部が分区。

さかえ‐おとめ【栄え△少女】‐をとめ🔗🔉

さかえ‐おとめ【栄え少女】‐をとめ 美しい盛りの少女。「つつじ花にほえをとめ桜花―」〈万・三三〇九〉

さか・える【栄える】🔗🔉

さか・える【栄える】 [動ア下一]さか・ゆ[ヤ下二]勢いが盛んになる。繁栄する。繁盛する。「国が―・える」「古代文明の―・えた地」「悪徳が―・えはびこる」話が弾む。「会話はいよいよ―・えて、笑声が雑(まじ)って来る」〈鴎外・青年〉

さか‐おくみ【逆×衽】🔗🔉

さか‐おくみ【逆×衽】 幼児の和服で、衽(おくみ)を前身頃から斜めに裁ち、裁ったときとは逆向きに身頃に縫いつける仕立て方。また、その衽。さかおくび。

さか‐おけ【酒×桶】‐をけ🔗🔉

さか‐おけ【酒×桶】‐をけ 酒を醸造または貯蔵するのに用いる大きな桶。

さか‐おとこ【酒男】‐をとこ🔗🔉

さか‐おとこ【酒男】‐をとこ 酒づくりに従事する男。酒杜氏(さかとうじ)

さか‐おとし【逆落(と)し】🔗🔉

さか‐おとし【逆落(と)し】 さかさまに落とすこと。「―に落とす」絶壁のような急な坂道。また、そこを一気に駆け下りること。「鵯越(ひよどりごえ)の―」

さか‐おもだか【逆沢=瀉】🔗🔉

さか‐おもだか【逆沢瀉】 《「逆沢瀉威(おどし)」の略》鎧(よろい)の威の一。沢瀉威を逆にしたもの。オモダカの葉を逆さにしたような模様のもの。

さか‐かす【酒×粕・酒×糟】🔗🔉

さか‐かす【酒×粕・酒×糟】 さけかす

さか‐がみ【逆髪】🔗🔉

さか‐がみ【逆髪】 逆立った頭髪。髪を逆立てた化け物。「―と見ゆるは風の柳かな/吉林」〈毛吹草〉謡曲「蝉丸(せみまる)」の主人公である狂女の名。また、謡曲「蝉丸」のこと。

さかがみ‐まつり【逆髪祭】🔗🔉

さかがみ‐まつり【逆髪祭】 陰暦九月二四日、滋賀県大津市逢坂の蝉丸神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古くから蝉丸の髪が逆立って生えていたという伝説があって、逆髪の名が生じた。

さか‐がめ【酒×甕】🔗🔉

さか‐がめ【酒×甕】 酒を貯蔵するかめ。さけがめ。

さか‐き【×榊・△賢木】🔗🔉

さか‐き【×榊・賢木】 《栄える木の意か。一説に境の木の意とも》神木として神に供せられる常緑樹の総称。ツバキ科の常緑小高木。関東以西の山林中に自生し、高さ約五メートル。葉は互生し、やや倒卵形で先が細く、つやがあって堅い。夏、白い花をつけ、実は熟すと黒くなる。神事に用い、神社などによく植えられる。《季 花=夏》(賢木)源氏物語第一〇巻の巻名。光源氏、二三歳から二五歳。桐壺帝の崩御、藤壺の出家、源氏と朧月夜(おぼろづきよ)との仲が露見して追放の画策をされることなどを描く。◆「榊」は国字。

さか‐ぎ【逆木・△倒木】🔗🔉

さか‐ぎ【逆木・倒木】 建築などで、木目を逆に用いた材。一般に嫌われる。

さかき‐かき【×榊×舁き】🔗🔉

さかき‐かき【××舁き】 祭礼で、神輿(みこし)渡御のとき、先頭に立って榊を担ぐこと。また、その人。

さか‐きげん【酒機嫌】🔗🔉

さか‐きげん【酒機嫌】 酒に酔っていい気分になっていること。一杯機嫌。ささきげん。

さかき‐ば【×榊葉】🔗🔉

さかき‐ば【×榊葉】 榊の葉。神に供える榊の枝葉。

さかぎ‐ばしら【逆木柱】🔗🔉

さかぎ‐ばしら【逆木柱】逆柱(さかばしら)」に同じ。

さかきばら【榊原】🔗🔉

さかきばら【榊原】 姓氏の一。

さかきばら‐こうしゅう【榊原篁洲】‐クワウシウ🔗🔉

さかきばら‐こうしゅう【榊原篁洲】‐クワウシウ一六五六〜一七〇六]江戸中期の儒学者。和泉(いずみ)の人。名は玄輔。木下順庵門下で、紀州徳川家の儒官となる。中国歴代の制度、特に明の法制を究めた。著「大明律例諺解」「易学啓蒙諺解大成」など。

さかきばら‐しほう【榊原紫峰】🔗🔉

さかきばら‐しほう【榊原紫峰】一八八七〜一九七一]日本画家。京都の生まれ。本名、安造。土田麦僊(つちだばくせん)らと国画創作協会を結成。花鳥画を得意とした。

さかきばら‐やすまさ【榊原康政】🔗🔉

さかきばら‐やすまさ【榊原康政】一五四八〜一六〇六]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・長篠などの多くの戦に軍功をあげ、徳川四天王の一人に数えられた。関東入部後、上野(こうずけ)館林で一〇万石を領した。

さかき‐ひゃくせん【彭城百川】🔗🔉

さかき‐ひゃくせん【彭城百川】一六九七〜一七五二]江戸中期の文人画家。尾張の人。名は真淵、百川は字(あざな)。号、蓬洲・八仙堂。彭(ほう)百川ともよばれる。日本における南画の先駆者の一人。書画の鑑識や俳諧でも活躍。

さか‐くじ【逆△公事】🔗🔉

さか‐くじ【逆公事】 訴えられるはずの者が、訴え出るはずの者を逆に告訴すること。反公事(かえりくじ)

さか‐ぐせ【酒癖】🔗🔉

さか‐ぐせ【酒癖】 さけぐせ

さかぐち【坂口】🔗🔉

さかぐち【坂口】 姓氏の一。

さかぐち‐あんご【坂口安吾】🔗🔉

さかぐち‐あんご【坂口安吾】一九〇六〜一九五五]小説家。新潟の生まれ。本名、炳五(へいご)。情痴・荒廃の世界を戯画的な手法で表現し、大胆な文明批評で戦後文学の代表者の一人となった。評論「日本文化私観」「堕落論」、小説「風博士」「白痴」など。

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[音]イキ    ヨク [訓]さかい [部首]土 [総画数]11 [コード]区点    1672      JIS   3068      S‐JIS 88E6 [分類]常用漢字 [難読語] →う‐いき【禹域】えい‐いき【塋域】きょう‐いき【境域・疆域】じち‐いき【日域】

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[音]エイ    ヨウ [訓]さか‐える    さか‐え    は‐え    は‐える [部首]木 [総画数]9 [コード]区点    1741      JIS   3149      S‐JIS 8968 [分類]常用漢字 [難読語] →いや‐さか【弥栄】え‐らん【栄蘭】さざい【栄螺】さざえ【栄螺・拳螺】とよさか【豊栄】みえ【見え・見栄・見得】ロンホー【栄和】

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[音]カイ [訓]さかい [部首]田 [総画数]9 [コード]区点    1906      JIS   3326      S‐JIS 8A45 [分類]常用漢字 [難読語] →かい‐け【界繋】きょう‐かい【境界・疆界】く‐がい【公界】となり‐ざかい【隣境・隣界】

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[音]ゲキ    ギャク [訓]さか‐らう    むか‐える    あらかじ‐め    さか    さか‐しま [部首] [総画数]9 [コード]区点    2153      JIS   3555      S‐JIS 8B74 [分類]常用漢字 [難読語] →あぐ【・逆鉤】ぎゃく‐る【逆流】げき‐と【逆睹】げき‐らん【逆乱】げき‐りょ【逆旅】げき‐りん【逆鱗】げき‐るい【逆類】げき‐ろう【逆浪】さか‐つら【逆頬】さか‐ねだれ【逆強請】さか‐ばっつけ【逆磔】さか‐また【逆叉・逆戟】さくり【り・吃逆】しい‐ぎゃく【弑逆】し‐ぎゃく【弑逆】しゃくり【り・吃逆】しゃっくり【り・吃逆】のぼ・せる【逆上せる】はい‐ぎゃく【悖逆】ばく‐げき【莫逆】

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[音]ケイ    キョウ [訓]さかい [部首]土 [総画数]14 [コード]区点    2213      JIS   362D      S‐JIS 8BAB [分類]常用漢字 [難読語] →いわ‐さか【岩境・磐境】うな‐さか【海境】さい‐め【際目・境目】

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[音]キョウ [訓]つよ‐い    し‐いる    つと‐める    さかい [部首]弓 [総画数]16 [コード]区点    2216      JIS   3630      S‐JIS 8BAE [難読語] →きょう‐き【強記・彊記】きょう‐ど【強弩・彊弩】じ‐きょう【自彊・自強】

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[音]ハン [訓]さか [部首]土 [総画数]7 [コード]区点    2668      JIS   3A64      S‐JIS 8DE2 [分類]常用漢字 [難読語] →おうさか【逢坂】おさか【忍坂】かぐら‐ざか【神楽坂】くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】くさか‐ざか【孔舎衙坂】さかいで【坂出】さかのうえ【坂上】さきさか‐いつろう【向坂逸郎】たばる‐ざか【田原坂】

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[音]ハン [訓]さか [部首]阜 [総画数]7 [コード]区点    2669      JIS   3A65      S‐JIS 8DE3

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[訓]さかい [部首]土 [総画数]12 [コード]区点    2670      JIS   3A66      S‐JIS 8DE4

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[訓]さかき [部首]木 [総画数]13 [コード]区点    2671      JIS   3A67      S‐JIS 8DE5

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[音]シュ [訓]さけ    さか [部首]酉 [総画数]10 [コード]区点    2882      JIS   3C72      S‐JIS 8EF0 [分類]常用漢字 [難読語] →あく‐ざけ【灰酒】うま‐さけ【味酒・旨酒】おん‐じゅ【飲酒】かみ‐さけ【噛み酒・醸酒】くん‐しゅ【葷酒】け‐ざけ【食酒】こ‐さけ【濃酒・醴酒】ことな‐ぐし【事無酒】こんじゅ【胡飲酒】さか‐ごも【酒薦】さか‐だな【酒店】さか‐つ‐こ【造酒児・造酒童女】さかつらいそさき‐じんじゃ【酒列磯前神社】さか‐びと【酒人・掌酒】さか‐ぶね【酒槽】さか‐べ【酒部】さかわ‐がわ【酒匂川】さけ‐の‐つかさ【酒司】ささ‐じん【酒糂】・【酒塵】ささ‐ゆ【酒湯・笹湯】し‐しゅ【巵酒】シャオシンチュー【紹興酒】しゅ‐さ【酒・酒しゅ‐さん【酒盞】しゅ‐し【酒巵】しゅ‐し【酒肆】しゅ‐しょう【酒觴】ちん‐しゅ【鴆酒】どぶろく【濁醪・濁酒】ビール【オランダbier】【麦酒】フェンチュー【汾酒】ホワンチュー【黄酒】マオタイ‐チュー【茅台酒】み‐き【御酒・神酒】みき‐の‐つかさ【造酒司】みわ【神酒・御酒】ラオチュー【老酒】れい‐しゅ【醴酒】わさ‐さ【早酒・

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[音]ショウ [訓]さかん    さか‐える [部首]日 [総画数]8 [コード]区点    3027      JIS   3E3B      S‐JIS 8FB9 [分類]人名用漢字 [難読語] →しょうへい‐こう【昌平黌】

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[音]エイ    ヨウ [訓]さか‐える    さか‐え    は‐え    は‐える [部首]木 [総画数]14 [コード]区点    6038      JIS   5C46      S‐JIS 9EC4

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[音]カイ [訓]さかい [部首]田 [総画数]9 [コード]区点    6524      JIS   6138      S‐JIS E157

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[音]キョウ [訓]さかい [部首]田 [総画数]19 [コード]区点    6537      JIS   6145      S‐JIS E164 [難読語] →かいきょう【回疆】きょう‐いき【境域・疆域】きょう‐えき【疆きょう‐かい【境界・疆界】きょう‐ど【境土・疆土】へん‐きょう【辺境・辺疆】ほう‐きょう【封境・封疆】もう‐きょう【蒙疆】

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[音]ヒ    ハ [訓]つつみ    さか [部首]阜 [総画数]8 [コード]区点    7988      JIS   6F78      S‐JIS E898

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[音]ケイ [訓]たに    さか [部首]阜 [総画数]10 [難読語] →せいけい‐こう【井口】

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