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ち-え【千枝】🔗🔉

ち-え 【千枝】 たくさんに枝分かれした枝。「楠の木は…―にわかれて/枕草子 40」

ち-え【千重】🔗🔉

ち-え ―ヘ 【千重】 数多く重なっていること。「名ぐはしき印南の海の沖つ波―に隠りぬ大和島根は/万葉 303」

ち-え【知恵・智慧・智恵】🔗🔉

ち-え [2] 【知恵・智慧・智恵】 (1)〔仏〕 空など仏教の真理に即して,正しく物事を認識し判断する能力。これによって執着や愛憎などの煩悩(ボンノウ)を消滅させることができる。六波羅蜜の一つ。般若(ハンニヤ)。《智慧》 (2)事の道理や筋道をわきまえ,正しく判断する心のはたらき。事に当たって適切に判断し,処置する能力。「―が付く」「よい―が浮かばない」「―をはたらかせる」「―を貸してくれ」 (3)〔哲〕 単なる学問的知識や頭の良さではなく,人生経験や人格の完成を俟(マ)って初めて得られる,人生の目的・物事の根本の相にかかわる深い知識。叡智(エイチ)。ソフィア。

ちえい【智永】🔗🔉

ちえい 【智永】 六世紀の中国の僧・書家。王羲之(オウギシ)の七世の孫といわれる。羲之風の書をよくし,「真草千字文」が伝わる。生没年未詳。

ちえ-いず【知恵伊豆】🔗🔉

ちえ-いずイヅ 【知恵伊豆】 松平伊豆守信綱(ノブツナ)の異名。

ちえ-おくれ【知恵遅れ】🔗🔉

ちえ-おくれ― [3] 【知恵遅れ】 知能の発育がおくれていること。知的障害があること。

ち-えき【地役】🔗🔉

ち-えき [0] 【地役】 (1)他人の土地を自分の土地の便益に供すること。 (2)「地役権」の略。

ちえき-けん【地役権】🔗🔉

ちえき-けん [3][2] 【地役権】 他人の土地を自分の土地の便益のために利用する権利。物権の一つで,契約により設定。他人の土地を通行する権利など。地役。

ちえ-くらべ【知恵競べ】🔗🔉

ちえ-くらべ― [3] 【知恵競べ】 知恵の優劣を争うこと。

ちえ-こう【智慧光】🔗🔉

ちえ-こうクワウ [2] 【智慧光】 〔仏〕 阿弥陀仏の十二光の一。衆生(シユジヨウ)の迷いの闇を照らし導く光明。

ちえこしょう【智恵子抄】🔗🔉

ちえこしょうコセウ 【智恵子抄】 詩集。高村光太郎作。1941年(昭和16)刊。妻智恵子との出会いから死別までを,真実な愛の姿として抒情的に歌い上げた詩歌文集。

ちえ-しゃ【知恵者】🔗🔉

ちえ-しゃ― [2] 【知恵者】 知恵のある人。「業界一の―」

ちえ-づ・く【知恵付く】🔗🔉

ちえ-づ・く― [3] 【知恵付く】 (動カ五[四]) 子供の知能が発達する。「段々―・イテオトナニナル/ヘボン(三版)」

ちえ-なみ【千重波】🔗🔉

ちえ-なみ チヘ― 【千重波】 幾重にも重なり合って寄せる波。「朝なぎに―寄せ夕なぎに五百重(イオエ)波寄す/万葉 931」

ちえなみ-しきに【千重波頻に】🔗🔉

ちえなみ-しきに チヘ― 【千重波頻に】 (副) 波が次々に寄せるようにしきりに。「一日(ヒトヒ)には―思へども/万葉 409」

ちえ-ねつ【知恵熱】🔗🔉

ちえ-ねつ― [2] 【知恵熱】 生後六,七か月頃から満一歳前後の乳児にみられる発熱。ちょうど歯の生える頃にあたるが,原因は明らかでない。ちえぼとり。

ちえ-の-いた【知恵の板】🔗🔉

ちえ-の-いた― [3] 【知恵の板】 江戸時代の玩具の一。種々の形の小さな板を組み合わせ,並べて遊ぶもの。

ちえ-の-うみ【智慧の海】🔗🔉

ちえ-の-うみ― 【智慧の海】 智慧の深く広いことを海にたとえていう語。

ちえ-の-かがみ【智慧の鏡】🔗🔉

ちえ-の-かがみ― 【智慧の鏡】 智慧が真実を認識したり,欲望などに曇らされることを鏡にたとえていう語。

ちえ-の-けん【智慧の剣】🔗🔉

ちえ-の-けん― 【智慧の剣】 智慧の力が煩悩(ボンノウ)を断ち切ることを剣にたとえていう語。智慧の利剣。

ちえ-の-こま【知恵の駒】🔗🔉

ちえ-の-こま― [0][4] 【知恵の駒】 玩具の一種。縦横四列に駒の入る浅い正方形の箱枠の中に番号を打った一五個の駒を順不同に置き,空いた一駒分の所に駒を順に移動させ,番号順に並べ替えて遊ぶもの。

ちえ-の-わ【知恵の輪】🔗🔉

ちえ-の-わ― [4][0] 【知恵の輪】 (1)種々の形をした金属製の輪をつなぎ合わせたり,はずしたりして遊ぶ玩具。九連環。 (2)家紋の一。枠に輪がからんだもの。 (3)文殊菩薩(モンジユボサツ)をまつる寺院にある石の輪。これをくぐると知恵が授かるといわれる。

ちえ-ば【知恵歯】🔗🔉

ちえ-ば― [2] 【知恵歯】 「親知らず{(2)}」の異名。

ちえ-ぶくろ【知恵袋】🔗🔉

ちえ-ぶくろ― [3] 【知恵袋】 (1)〔知恵が袋に入っているものと考えて〕 ありったけの知恵。「―をしぼる」 (2)仲間のうちで一番知恵のある人。

ちえ-ぶんがく【知恵文学】🔗🔉

ちえ-ぶんがく― [3] 【知恵文学】 古代オリエントで,人間一般や宇宙の秩序について教える格言や寓話などの総称。旧約聖書では歴史書(「創世記」「出エジプト記」ほか)や預言書(「イザヤ書」「エレミヤ書」ほか)などに対して,「ヨブ記」「箴言」「伝道の書」などの文書をいう。

ちえ-ぼとり【知恵熱】🔗🔉

ちえ-ぼとり― 【知恵熱】 ⇒ちえねつ(知恵熱)

ちえ-まけ【知恵負け】🔗🔉

ちえ-まけ― [0] 【知恵負け】 知恵があるため考えをめぐらしすぎて,かえって失敗すること。

ちえ-もんじゅ【智慧文殊】🔗🔉

ちえ-もんじゅ― 【智慧文殊】 〔智慧第一の菩薩とされるところから〕 文殊菩薩(モンジユボサツ)の称。

ち-えん【地縁】🔗🔉

ち-えん [0] 【地縁】 同じ地域に住むことによってできた縁故関係。地域を基礎とする社会的関係。「―社会」 →血縁

ちえん-しゅうだん【地縁集団】🔗🔉

ちえん-しゅうだん ―シフ― [4] 【地縁集団】 一定地域に居住し社会生活をともに営むことによって成立する社会集団。地域集団。地縁団体。 →血縁集団

ち-えん【遅延】🔗🔉

ち-えん [0] 【遅延】 (名)スル 物事が予定より長びくこと。遅れること。「雪のため列車は三時間―した」

ちえん-ばいしょう【遅延賠償】🔗🔉

ちえん-ばいしょう ―シヤウ [4] 【遅延賠償】 債務の履行が遅れたことによって生じた損害に対する賠償。

ちえん-りそく【遅延利息】🔗🔉

ちえん-りそく [4] 【遅延利息】 金銭債務の返済を期日までに履行しなかった場合,損害賠償として支払われるべき金銭。金額は債務額に対する法定利率を原則とする。延滞利息。

ちえ【知恵】(和英)🔗🔉

ちえ【知恵】 wisdom;→英和 wit(s);→英和 intelligence.→英和 〜のある wise;→英和 intelligent;→英和 witty (機知);→英和 resourceful (知謀).→英和 〜のない unwise;→英和 stupid.→英和 〜遅れの retarded.→英和 〜がつく grow wise[intelligent].〜をつける givea hint[suggestion];→英和 put an idea into a person's head;advise;→英和 instigate (そそのかす).→英和 〜をしぼる cudgel[rack,beat]one's brains.‖知恵くらべ a contest of wits.知恵者 a man of wisdom.知恵の輪 a puzzle ring.

ちえっ(和英)🔗🔉

ちえっ phew!/tut!/<米話>shucks!

ちえん【遅延】(和英)🔗🔉

ちえん【遅延】 (a) delay.→英和 〜する be delayed.

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